TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025001010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2024175744,2023091072
出願日
2024-10-07,2019-09-30
発明の名称
管継手および排水システム
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03C
1/12 20060101AFI20241224BHJP(上水;下水)
要約
【課題】本発明は、管継手及び管継手の設置構造の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の管継手は、上流側の縦管20に接続可能な縦管接続部26Aを一端に有し、横枝管28に接続可能な横枝管接続部27を側面に有する継手管本体26を備え、前記継手管本体26において、前記縦管接続部側であって、前記横枝管接続部27よりも上流側の部分の内周面に、周方向に間隔をあけて複数の突起が形成されたことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上流側の縦管に接続可能な縦管接続部を一端に有し、横枝管に接続可能な横枝管接続部を側面に有する継手管本体と、前記継手管本体の下端に接続された下部接続管と、を備え、
前記継手管本体と前記下部接続管は樹脂製であり、
前記下部接続管の外周面に熱膨張性シートが巻き付けられ、
前記継手管本体において、前記横枝管接続部よりも上流側の前記縦管接続部側の内周面に1つ以上の突起が形成された管継手。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
上流側の縦管に接続可能な縦管接続部を一端に有し、横枝管に接続可能な横枝管接続部を側面に有する継手管本体と、前記継手管本体の下端に接続された下部接続管と、を備え、
前記継手管本体と前記下部接続管は樹脂製であり、
前記下部接続管はポリ塩化ビニル系樹脂と熱膨張性耐火材料を含む樹脂組成物により形成され、
前記継手管本体において、前記横枝管接続部よりも上流側の前記縦管接続部側の内周面に1つ以上の突起が形成された管継手。
【請求項3】
前記継手管本体は内部に縦リブを備え、
前記縦リブの上端は、前記突起の下端よりも下にある請求項1または2に記載の管継手。
【請求項4】
前記継手管本体の底部側に旋回羽根を有する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の管継手。
【請求項5】
前記継手管本体の外面には周方向に伸びる突起部が設けられている、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の管継手。
【請求項6】
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の管継手が、前記一端側の縦管接続部を上流側の第1の縦管に接続し、他端側を下流側の第2の縦管に接続して配置された排水システム。
【請求項7】
請求項1ないし5のいずれか一項に記載の管継手を備える排水システムであって、
前記排水システムは、前記下部接続管の下端に接続された脚部継手と、前記脚部継手と接続された横主管と、を備える排水システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管継手および排水システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
集合住宅などの多層建築物には、各階居室部の衛生機器等からの排水を導入する横枝管が設けられており、この横枝管をパイプシャフト内の排水縦管に接続することで下水路に排水を流すようになっている。
横枝管を接続した排水縦管が床スラブを貫通する部分には、排水集合継手と称される樹脂製の継手部材が配置されている。従来、この排水集合継手は、排水縦管を接続する上部接続管と、上部接続管の側面に形成された横枝管接続部と、上部接続管の下端部に接続されて床スラブの貫通孔を上下に通過する下部接続管を有している。
【0003】
また、以下の特許文献1に記載のように、継手管本体の内周面に管軸方向に伸びる逆流防止リブを設け、特定の横枝管から継手管本体に流入した排水が他の横枝管に逆流しないように構成した排水集合管が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-085015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
排水縦管と横枝管を接続した排水集合継手において、排水縦管から排水集合継手の内部に勢い良く排水が流れ込む場合、排水流が筒型の水膜を形成したまま排水集合継手の内部を流れ落ちることがあることを、本願発明者が見出した。
この場合、筒型の水膜となった排水流が横枝管との接続部を遮るように通過するので、横枝管から排水集合継手に流れ込む排水の障害となるおそれがある。また、場合によっては、排水縦管から排水集合継手に流れた側の排水流が正圧側となり、横枝管から排水集合継手に流れようとする排水流が負圧側となるおそれがあり、横枝管への排水の逆流が生じることも懸念される。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、縦管から継手管本体に流れ込む水の流れに突起により切れ目を生成し、横枝管から継手管本体側に確実に水が流れ込むようにした管継手の提供と排水システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明は以下の形態を提案している。
(1)本形態に係る管継手は、上流側の縦管に接続可能な縦管接続部を一端に有し、横枝管に接続可能な横枝管接続部を側面に有する継手管本体を備え、前記継手管本体において、前記横枝管接続部よりも上流側の前記縦管接続部側の内周面に1つ以上の突起が形成されたことを特徴とする。
【0008】
継手管本体の横枝管接続部よりも縦管接続部側の上流側に、内周方向に突出する1つ以上の突起を設けることで、縦管から継手管本体側に筒状の水膜を形成しつつ流れる水の流れに対し、切れ目に相当する分断部分を形成できる。横枝管接続部を介し継手管本体に流れ込もうとする水は、この分断部分を介し継手管本体内に流れ込むことができる。
よって、縦管から継手管本体側に勢い良く水が流入し、継手管本体内に筒状の水膜を生じた場合であっても、横枝管から継手管本体内に支障なく水を流すことができる。このため、横枝管接続部近傍の継手管本体内において内圧が必要以上に高くなることを抑制し、継手管本体から横枝管側への、水の逆流現象を防止できる。
突起を複数設けた場合は、複数の横枝管接続部を設けた構造に対応でき、水膜に複数の切れ目に相当する分断部分を複数生成できるので、複数の横枝管から継手本体内に流れ込む構造の場合の水の導入に対応できる。
【0009】
(2)本形態に係る管継手は、前記継手管本体において、前記横枝管接続部よりも上流側の前記縦管接続部側の部分に装着自在な環状のアダプタを有し、このアダプタの内周面に1つ以上の突起が形成された構成を採用できる。
【0010】
継手管本体の縦管接続部側に装着できるアダプタの内周に1つ以上の突起を設けることにより、継手管本体に特別な改良を加えることなく継手管本体の縦管接続部側に突起を設けることができる。
継手管本体が樹脂一体成型物などの場合、継手管本体に別途突起を設けると、成型に用いる型の形状や型抜きの制約等によって、目的の位置に突起を設けることができない場合がある。しかし、継手管本体と別体のアダプタに突起を設けることで、継手管本体に突起を形成する場合の制約に拘束されることなく目的の位置に突起を形成できる。
アダプタに突起を複数設けた場合は、複数の横枝管接続部を設けた構造に対応でき、水膜に複数の切れ目に相当する分断部分を複数生成できるので、複数の横枝管から継手本体内に流れ込む構造の場合の水の導入に対応できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
丸一株式会社
栓蓋
2か月前
個人
水洗トイレ装置
1か月前
個人
貯水槽
2か月前
株式会社KVK
水栓
23日前
株式会社KVK
水栓
22日前
株式会社セラスト
止水プラグ
29日前
安全器材株式会社
溝蓋
2か月前
川崎ファクトリー株式会社
箱形給水車
3か月前
株式会社KVK
水栓用ハンドル
2か月前
エース消毒株式会社
受水槽の耐震構造
29日前
エース消毒株式会社
受水槽の耐震構造
1か月前
株式会社KVK
センサーユニット
2か月前
カゴメディア株式会社
温水洗浄便座装置
1か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
2日前
明和工業株式会社
管路の空気抜き弁装置
1日前
フソー化成株式会社
水封トラップ
1か月前
株式会社カワトT.P.C.
横引き排水管
1か月前
個人
揚水またはサイフォン排水を行うポンプ装置
22日前
個人
トイレ用防臭栓
17日前
株式会社 林物産発明研究所
脚付台及び土木構造体
29日前
株式会社オンダ製作所
給水用コンセント
1か月前
OGグループ株式会社
グレーチングの固定保持具
1か月前
株式会社カクダイ
トラップ管
2か月前
株式会社オカグレート
グレーチングの固定保持具
1か月前
島田建設工業株式会社
仮設トイレシステム
1か月前
積水化学工業株式会社
集合継手
1日前
積水化学工業株式会社
集合継手
1日前
TOTO株式会社
小便器
2か月前
TOTO株式会社
小便器
3か月前
TOTO株式会社
小便器
2か月前
SANEI株式会社
水栓
1か月前
株式会社LIXIL
便器洗浄装置
23日前
SANEI株式会社
水栓柱
1か月前
株式会社クボタ
独立型水利用システム
29日前
株式会社タカギ
操作装置、水栓装置及び浄水器
29日前
TOTO株式会社
排水弁装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る