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公開番号
2024172010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089417
出願日
2023-05-31
発明の名称
操作装置、水栓装置及び浄水器
出願人
株式会社タカギ
代理人
個人
,
個人
主分類
E03C
1/042 20060101AFI20241205BHJP(上水;下水)
要約
【課題】優れた操作性を有する操作装置の提供。
【解決手段】操作装置18は、押圧操作を受けて第1方向に可動な押圧操作体26と、押圧操作体26の前記第1方向での動きで作動する第1ノックカム機構K1と、押圧操作体26の前記第1方向での動きで作動する第2ノックカム機構K2と、第1ノックカム機構K1に連動して開閉状態が変更される第1バルブ機構M1と、第2ノックカム機構K2に連動して開閉状態が変更される第2バルブ機構M2と、第1バルブ機構M1の開閉状態及び第2バルブ機構M2の開閉状態により選択される複数の通水経路と、を有する。第1ノックカム機構K1と第2ノックカム機構K2との間で、前記第1方向における切替位置が相違していてもよい。この操作装置18は、操作性に優れる。操作装置18は、例えば、水栓装置や浄水器に適用されうる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
押圧操作を受けて第1方向に可動な押圧操作体と、
前記押圧操作体の前記第1方向での動きで作動する第1ノックカム機構と、
前記押圧操作体の前記第1方向での動きで作動する第2ノックカム機構と、
前記第1ノックカム機構に連動して開閉状態が変更される第1バルブ機構と、
前記第2ノックカム機構に連動して開閉状態が変更される第2バルブ機構と、
前記第1バルブ機構の開閉状態及び前記第2バルブ機構の開閉状態により選択される複数の通水経路と、
を有する操作装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1ノックカム機構と前記第2ノックカム機構との間で、前記第1方向における切替位置が相違している請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記押圧操作体をその可動範囲の途中まで押圧操作する半押しにより、前記第1ノックカム機構及び前記第2ノックカム機構のいずれか一方のみが切り替えられ、
前記押圧操作体を前記半押しよりも深く押圧操作する全押しにより、前記第1ノックカム機構及び前記第2ノックカム機構の他方が切り替えられる請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記押圧操作体の可動範囲が、前記第1ノックカム機構の作動開始位置と、前記第2ノックカム機構の作動開始位置とを有しており、
前記他方のノックカム機構の作動開始位置において、前記押圧操作の操作感が変化する請求項3に記載の操作装置。
【請求項5】
前記第1バルブ機構の開閉状態により、前記通水経路の第1選択が達成され、
前記第2バルブ機構の開閉状態により、前記通水経路の第2選択が達成され、
前記第1選択と前記第2選択との組み合わせにより、4つの通水経路の中から1つが選択される請求項1から4のいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項6】
前記第1バルブ機構及び前記第2バルブ機構の少なくとも一方が、前記押圧操作体に連動する切替体が弁体であるボールを動かすことにより前記ボールと開口弁座との離接が達成される第1弁構造を有しており、
前記第1バルブ機構及び前記第2バルブ機構の少なくとも他方が、前記押圧操作体に連動する弁体の動きにより当該弁体と弁座との離接が達成される第2弁構造を有している請求項1から4のいずれか1項に記載の操作装置。
【請求項7】
前記第1弁構造における前記切替体が、前記押圧操作体に連動して前記第1方向に動くことで前記ボールと前記開口弁座との間に入り込み前記ボールを乗り上げさせる開弁部を含む請求項6に記載の操作装置。
【請求項8】
請求項1から4のいずれか1項に記載の操作装置を備える水栓装置。
【請求項9】
吐止水及び吐出量を調整しうるハンドルと、浄水機能部と、前記浄水機能部で浄化された水が通る浄水流路と、原水流路と、吐出口とを有しており、
前記吐出口が、第1水形で吐出する第1水形孔と、第2水形で吐出する第2水形孔とを有しており、
前記通水経路として、前記浄水流路から前記第1水形孔に至る第1経路と、前記浄水流路から前記第2水形孔に至る第2経路と、前記原水流路から前記第1水形孔に至る第3経路と、前記原水流路から前記第2水形孔に至る第4経路とが設けられており、
前記押圧操作体の押圧操作により、前記4つの通水経路の中から1つが選択される請求項8に記載の水栓装置。
【請求項10】
請求項1から4のいずれか1項に記載の操作装置を備える浄水器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水栓装置や浄水器などに用いられる操作装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2019-173437号公報には、回転操作体と、押圧操作体と、前記回転操作体の回転に連動して水栓装置の動作状態を変更させることが可能な第1可動弁体と、前記押圧操作体の動きに連動して水栓装置の動作状態を変更させることが可能な第2可動弁体とを備えた操作装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-173437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の操作装置では、回転操作と押圧操作との両方が必要となる。より操作性に優れた装置が好ましい。
【0005】
本開示の目的の一つは、優れた操作性を有し、水栓装置や浄水器などの利便性を高める操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの態様では、操作装置は、押圧操作を受けて第1方向に可動な押圧操作体と、前記押圧操作体の前記第1方向での動きで作動する第1ノックカム機構と、前記押圧操作体の前記第1方向での動きで作動する第2ノックカム機構と、前記第1ノックカム機構に連動して開閉状態が変更される第1バルブ機構と、前記第2ノックカム機構に連動して開閉状態が変更される第2バルブ機構と、前記第1バルブ機構の開閉状態及び前記第2バルブ機構の開閉状態により選択される複数の通水経路と、を有する。
【0007】
他の態様では、操作装置は、押圧操作を受けて第1方向に可動な押圧操作体と、前記押圧操作体の前記第1方向での動きで作動する第1ノックカム機構と、前記押圧操作体の前記第1方向での動きで作動する第2ノックカム機構と、を有している。前記第1ノックカム機構と前記第2ノックカム機構との間で、前記第1方向における切替位置が相違している。前記押圧操作体をその可動範囲の途中まで押圧操作する半押しにより、前記第1ノックカム機構及び前記第2ノックカム機構のいずれか一方のみが切り替えられる。前記押圧操作体を前記半押しよりも深く押圧操作する全押しにより、前記第1ノックカム機構及び前記第2ノックカム機構の他方が切り替えられる。前記半押しによる切替は、前記全押しによる切替を伴うことなく実施可能である。
【発明の効果】
【0008】
一つの側面では、優れた操作性を有する操作装置が提供されうる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る水栓装置の斜視図である。
図2は、図1の水栓装置における押圧操作体近傍の正面図である。
図3は、図1の水栓装置における吐水ヘッドの分解斜視図である。
図4(a)は図2のA-A線に沿った吐水ヘッドの断面図であり、図4(b)は図2のB-B線に沿った吐水ヘッドの断面図である。図4(a)及び図4(b)の切替状態では、第1ノックカム機構K1がOFFであり、第2ノックカム機構K2がOFFである。この切替状態では、第1ノックカム機構による第1選択がシャワー流路であり、第2ノックカム機構による第2選択が浄水流路である。
図5(a)は図2のA-A線に沿った吐水ヘッドの断面図であり、図5(b)は図2のB-B線に沿った吐水ヘッドの断面図である。図5(a)及び図5(b)の切替状態では、第1ノックカム機構K1がONであり、第2ノックカム機構K2がOFFである。この切替状態では、第1ノックカム機構による第1選択がストレート流路であり、第2ノックカム機構による第2選択が浄水流路である。
図6(a)は図2のA-A線に沿った吐水ヘッドの断面図であり、図6(b)は図2のB-B線に沿った吐水ヘッドの断面図である。図6(a)及び図6(b)の切替状態では、第1ノックカム機構K1がOFFであり、第2ノックカム機構K2がONである。この切替状態では、第1ノックカム機構による第1選択がシャワー流路であり、第2ノックカム機構による第2選択が原水流路である。
図7(a)は図2のA-A線に沿った吐水ヘッドの断面図であり、図7(b)は図2のB-B線に沿った吐水ヘッドの断面図である。図7(a)及び図7(b)の切替状態では、第1ノックカム機構K1がONであり、第2ノックカム機構K2がONである。この切替状態では、第1ノックカム機構による第1選択がストレート流路であり、第2ノックカム機構による第2選択が原水流路である。
図8(a)は図2のA-A線に沿った吐水ヘッドの断面図であり、図8(b)は図8(a)の円内の拡大図である。図8(a)及び図8(b)の切替状態では、第1ノックカム機構K1がONであり、第2ノックカム機構K2がOFFである。
図9(a)は図2のA-A線に沿った吐水ヘッドの断面図であり、図9(b)は図9(a)の円内の拡大図である。図9(a)及び図9(b)の切替状態では、第1ノックカム機構K1がONであり、第2ノックカム機構K2がOFFからONに移行する途中である。
図10(a)は図2のA-A線に沿った吐水ヘッドの断面図であり、図10(b)は図10(a)の円内の拡大図である。図10(a)及び図10(b)の切替状態では、第1ノックカム機構K1がONであり、第2ノックカム機構K2がONである。
図11(a)、図11(b)、図11(c)及び図11(d)は、第1ノックカム機構と第2ノックカム機構との位置関係を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、適宜図面が参照されつつ、実施形態が詳細に説明される。
(【0011】以降は省略されています)
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