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公開番号2024142476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023054624
出願日2023-03-30
発明の名称トイレ装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20241003BHJP(上水;下水)
要約【課題】使用者の便を撮影しつつ、使用者の臀部の撮影を防止する。
【解決手段】トイレ装置1は、大便器2の上方に配置され、大便器2の便鉢21を開放する開口部51が形成された便座5と、大便器2の上方且つ便座5の後方に配置され、便座5を枢支するケーシング41と、大便器2の便鉢21内の便を撮影する画像センサ54と、大便器2の便鉢21内に向けて光を出射させる照明装置であるLED52と、を備える。画像センサ54は、ケーシング41に配置され、LED52は、便座5のうち、開口部51の後端51bよりも前方の部分に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
大便器の上方に配置され、前記大便器の便鉢を開放する開口部が形成された便座と、
前記大便器の上方且つ前記便座の後方に配置され、前記便座を枢支するケーシングと、
前記大便器の便鉢内の便を撮影する画像センサと、
前記大便器の便鉢内に向けて光を出射させる照明装置と、を備え、
前記画像センサは、前記ケーシングに配置され、
前記照明装置は、前記便座のうち前記開口部の後端よりも前方の部分に配置されていることを特徴とする、トイレ装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記照明装置は、前記便座のうち前記開口部の中心点よりも前方の部分に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のトイレ装置。
【請求項3】
前記照明装置は、前記画像センサの撮影範囲の外側に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のトイレ装置。
【請求項4】
前記照明装置は、前記画像センサから延びて前記開口部の中心点を通る直線から、左右方向にオフセットして配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のトイレ装置。
【請求項5】
複数の前記照明装置を備え、
少なくとも1つの前記照明装置が、前記直線から左右方向の一方にオフセットして配置され、他の前記照明装置が、前記直線から左右方向の他方にオフセットして配置されていることを特徴とする、請求項4に記載のトイレ装置。
【請求項6】
前記画像センサは、前記開口部の中心点から左右方向にオフセットして配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のトイレ装置。
【請求項7】
前記画像センサは、前記照明装置よりも下方に配置されていることを特徴とする、請求項3に記載のトイレ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トイレ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、画像センサ(CMOSセンサ)を用いて大便器の便鉢内の便を撮影する装置(バイオモニタリング・デバイス)を開示している。使用者が便座に着座すると、トイレルームの照明装置の光が便鉢内に到達し難くなり、便の撮影が困難になるおそれがある。このため、特許文献1に開示されている発明は、専ら便鉢内に向けて光を出射させる照明装置(電磁放射源)を備えている。
【0003】
このような撮影機能を備える装置では、例えば、画像センサを便座の下面に配置することにより、便鉢内の便を撮影することが容易になる。しかしながら、男性使用者が小用の際に便座を起立させると、画像センサがその使用者を向き、誤って使用者の身体を撮影してしまうおそれがある。この点、特許文献1に開示された装置では、画像センサ及び照明装置が、便座を枢支するケーシングに配置されている。このため、便座が起立した際にも画像センサ及び照明装置の位置が変化せず、画像センサにより使用者の身体を撮影してしまう事態を防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7193526号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された装置では、画像センサ、照明装置とも、便座の開口部よりも後方に配置され、その撮影範囲と光の出射範囲とが前方の便鉢に向けられている。このような構成では、例えば、比較的小柄な使用者の臀部が便座の開口部を介して便鉢内に大きく入り込んだ場合に、照明装置から出射した光により使用者の臀部の明度が高まり、画像センサがその臀部を撮影してしまうおそれがある。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者の便を撮影しつつ、使用者の臀部の撮影を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1態様に係るトイレ装置は、大便器の上方に配置され、大便器の便鉢を開放する開口部が形成された便座と、大便器の上方且つ便座の後方に配置され、便座を枢支するケーシングと、大便器の便鉢内の便を撮影する画像センサと、大便器の便鉢内に向けて光を出射させる照明装置と、を備え、画像センサは、ケーシングに配置され、照明装置は、便座のうち開口部の後端よりも前方の部分に配置されている。
【0008】
この構成によれば、画像センサ及び照明装置は、互いに異なる方向から撮影及び光の出射を行う。これにより、画像センサの撮影範囲において、照明装置から出射した光により使用者の臀部の明度が高まることを抑制し、画像センサによる使用者の臀部の撮影を防止することが可能になる。
【0009】
ここで、「前」とは、便座に着座した使用者が向く側であり、「後」とは、「前」と反対側をいう。また、以下の説明では、便座に着座した使用者から見て左側を「左」といい、便座に着座した使用者から見て右側を「右」という。さらに、鉛直方向上方を「上」といい、鉛直方向下方を「下」という。
【0010】
本発明の第2態様に係るトイレ装置では、照明装置は、便座のうち開口部の中心点よりも前方の部分に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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