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公開番号2025019085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024197913,2024050678
出願日2024-11-13,2023-07-25
発明の名称健康管理システム及び健康管理方法
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G16H 10/00 20180101AFI20250130BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】利用者の便に関する適切な情報提供を可能にすること。
【解決手段】実施形態に係る健康管理システムは、利用者の排便に対応する排便情報を取得する排便情報取得部と、前記排便情報取得部が取得した前記排便情報に基づいて、前記排便情報に対応する排便の排便性状を判定する排便状態判定部と、前記利用者が閲覧可能な表示部と、前記排便状態判定部により判定された排便性状を時系列データとして前記表示部に表示する処理を実行する表示処理部とを有する。前記表示処理部は、所定期間ごとに表示切替可能であり、前記所定期間における排便性状パターンの頻度が多い所定数を前記表示部に表示する処理を実行する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
利用者の排便に対応する排便情報を取得する排便情報取得部と、
前記排便情報取得部が取得した前記排便情報に基づいて、前記排便情報に対応する排便の排便性状を判定する排便状態判定部と、
前記利用者が閲覧可能な表示部と、
前記排便状態判定部により判定された排便性状を時系列データとして前記表示部に表示する処理を実行する表示処理部と
を有し、
前記表示処理部は、
所定期間ごとに表示切替可能であり、前記所定期間における排便性状パターンの頻度が多い所定数を前記表示部に表示する処理を実行する
ことを特徴とする健康管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記表示処理部は、
日、週、月、年ごとに切り替え可能となるよう前記表示部に表示する処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
【請求項3】
前記表示処理部は、
少なくとも月または年ごとに表示する場合、前記所定期間における排便性状に対応するパターンのうち、頻度が多い所定数のパターンを前記表示部に表示する処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
【請求項4】
前記表示処理部は、
少なくとも日ごとに表示する場合、前記排便状態判定部により判定された前記利用者の全ての排便性状を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の健康管理システム。
【請求項5】
前記排便状態判定部は、
排便のタイプ、量、及び色を含む前記排便性状を判定し、
前記表示処理部は、
前記タイプ、前記量、及び前記色の組み合わせに対応するパターンで前記表示部に表示する処理を実行する
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の健康管理システム。
【請求項6】
前記表示処理部は、
前記タイプ、前記量、前記色の優先順位に基づいて、前記パターンを前記表示部に表示する処理を実行する
ことを特徴とする請求項5に記載の健康管理システム。
【請求項7】
利用者の排便に対応する排便情報を取得する排便情報取得工程と、
前記排便情報取得工程が取得した前記排便情報に基づいて、前記排便情報に対応する排便の排便性状を判定する排便状態判定工程と、
前記利用者が閲覧可能な表示部に、前記排便状態判定工程により判定された排便性状を時系列データとして表示する処理を実行する表示処理工程と
を含み、
前記表示処理工程は、
所定期間ごとに表示切替可能であり、前記所定期間における排便性状パターンの頻度が多い所定数を前記表示部に表示する処理を実行する
ことを特徴とする健康管理方法。
【請求項8】
利用者の排便に対応する排便情報を取得する排便情報取得部と、
前記排便情報取得部が取得した前記排便情報に基づいて、前記排便情報に対応する排便の排便性状を判定する排便状態判定部と、
前記利用者が閲覧可能な表示部と、
前記排便状態判定部により判定された排便性状を時系列データとして前記表示部に表示する処理を実行する表示処理部と
を有し、
前記排便状態判定部は、
便のタイプと、量と、便の色を判定し、
前記表示処理部は、
横軸を時間、縦軸を便のパターンに対応させたグラフで便の時系列表示を行い、前記グラフ中に含まれる各点の色が便の色を示し、前記各点の大きさが便の量を示すよう表示する処理を実行する
ことを特徴とする健康管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、健康管理システム及び健康管理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、便座に着座したトイレにおいて利用者が排泄した大便(単に「便」ともいう)の性状が表示され、時系列で、排便の状態を可視化するシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-51449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。例えば、上述の従来技術では、利用者の便をタイプ(形状)ごとにカウントして表示しているに過ぎず、利用者に沿って利便性の高い情報提供になっているとは言い難く、利用者の便に関する情報提供の点においては改善の余地がある。
【0005】
開示の実施形態は、利用者の便に関する適切な情報提供を可能にする健康管理システム及び健康管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る健康管理システムは、利用者の排便に対応する排便情報を取得する排便情報取得部と、前記排便情報取得部が取得した前記排便情報に基づいて、前記排便情報に対応する排便の排便性状を判定する排便状態判定部と、前記利用者が閲覧可能な表示部と、前記排便状態判定部により判定された排便性状を時系列データとして前記表示部に表示する処理を実行する表示処理部とを有し、前記表示処理部は、所定期間ごとに表示切替可能であり、前記所定期間における排便性状パターンの頻度が多い所定数を前記表示部に表示する処理を実行することを特徴とする。
【0007】
実施形態の一態様に係る健康管理システムによれば、所定期間表示において、全数を表示するのでは傾向が分からないため、代表値を記載することで、傾向が把握しやすくなり、正確な健康情報を伝えることができる。このように、健康管理システムは、利用者の便に関する適切な情報提供を可能にすることができる。例えば、便性状、特に色やタイプ(形)等は、例えば平均値で期間ごとに表示してしまうと、測定結果と異なる便性状になってしまう(改変されてしまう)場合がある。また、一般的に、日々の傾向をつかむ中で排便状態が列挙されても、利用者はどの状態が理想の状態かわかりにくい場合がある。また、時系列順に並べた場合、情報量が多く、利用者は一見して排便傾向をつかむことが難しい場合がある。しかし、健康管理システムによれば、所定期間ごとに表示切替可能であり、所定期間における排便性状パターンの頻度が多い所定数を表示することにより、を実行する適切な態様で情報を表示することができる。
【0008】
実施形態の一態様に係る健康管理システムにおいて、前記表示処理部は、日、週、月、年ごとに切り替え可能となるよう前記表示部に表示する処理を実行する。
【0009】
実施形態の一態様に係る健康管理システムによれば、利用者が見たいタイミング(期間)で傾向を把握することができる。したがって、健康管理システムは、利用者の便に関する適切な情報提供を可能にすることができる。
【0010】
実施形態の一態様に係る健康管理システムにおいて、前記表示処理部は、少なくとも月または年ごとに表示する場合、前記所定期間における排便性状に対応するパターンのうち、頻度が多い所定数のパターンを前記表示部に表示する処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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