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公開番号
2025001626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2024016575
出願日
2024-02-06
発明の名称
トイレ装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
E03D
9/00 20060101AFI20241225BHJP(上水;下水)
要約
【課題】脱臭装置に設けたケース内の湿気を吸引する開口部により、便器内の空気を吸引する開口部による空気の吸引性の低下を抑制することができるトイレ装置を提供する。
【解決手段】ケースと、前記ケース内部に設けられる脱臭装置と、を備えるトイレ装置であって、前記脱臭装置は、前記ケース外部の空気を吸引可能な第一開口部と、前記ケース内部の空気を吸引可能な第二開口部と、前記第一開口部及び前記第二開口部で吸引した空気を前記ケース外部へ排気可能な第三開口部と、前記ケース外部及び内部の空気を前記第一開口部及び前記第二開口部から吸引する吸引用ファンと、前記第一開口部及び前記第二開口部と前記吸引用ファンとを連通する第一脱臭経路部と、前記吸引用ファンと前記第三開口部とを連通する第二脱臭経路部と、を有し、前記第二開口部は前記第一開口部よりも開口面積が小さい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ケースと、
前記ケース内部に設けられる脱臭装置と、を備えるトイレ装置であって、
前記脱臭装置は、
前記ケース外部の空気を吸引可能な第一開口部と、
前記ケース内部の空気を吸引可能な第二開口部と、
前記第一開口部及び前記第二開口部で吸引した空気を前記ケース外部へ排気可能な第三開口部と、
前記ケース外部及び内部の空気を前記第一開口部及び前記第二開口部から吸引する吸引用ファンと、
前記第一開口部及び前記第二開口部と前記吸引用ファンとを連通する第一脱臭経路部と、
前記吸引用ファンと前記第三開口部とを連通する第二脱臭経路部と、を有し、
前記第二開口部は前記第一開口部よりも開口面積が小さい、
ことを特徴とするトイレ装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
さらに、人体を検知する人体検知センサを備え、
前記吸引用ファンを、
前記人体検知センサが人体を検知している状態から人体を検知していない状態になってから第一時間が経過するまでは所定回転数で回転させ、前記第一時間の経過後から第二時間が経過するまでは前記所定回転数より小さい回転数で回転させることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
【請求項3】
さらに、人体を検知する人体検知センサを備え、
前記吸引用ファンを、
前記人体検知センサが人体を検知している状態から人体を検知していない状態になってから第一時間が経過するまでは所定回転数で回転させ、前記第一時間の経過後から第二時間が経過するまでは前記所定回転数より大きい回転数で回転させ、前記第二時間の経過後から第三時間が経過するまでは前記所定回転数より小さい回転数で回転させることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
【請求項4】
前記第二時間の期間は、前記第三時間の期間よりも短いことを特徴とする請求項3に記載のトイレ装置。
【請求項5】
前記ケースは、
さらに、前記ケース外部と前記ケース内部の空気が流通可能な第四開口部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のトイレ装置。
【請求項6】
前記第四開口部に、メッシュを有するフィルタが設けられていることを特徴とする請求項5に記載のトイレ装置。
【請求項7】
前記脱臭装置は、
さらに、所定方向からの前記第二開口部への空気の吸引を抑制するリブを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のトイレ装置。
【請求項8】
さらに、人体を検知する人体検知センサを備え、
前記吸引用ファンを、
前記人体検知センサが人体を検知したときに所定回転数で回転させ、
前記人体検知センサが人体を検知しなくなったときには、人体を検知しなくなってから所定時間が経過するまで、前記所定回転数より小さい回転数で回転させることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的にトイレ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
トイレ装置のケース内部の電子部品などの腐食が起きると、トイレ装置が意図しない動作をする、もしくはトイレ装置が動作しないという不具合が生じる可能性がある。その腐食の要因の一つとして湿気による結露が考えられる。このような湿気による結露を抑制するために、便器内の空気を吸引するための脱臭装置に、ケース内の空気を吸引するための開口部を設け、この開口部からケース内の湿気を吸引するトイレ装置が知られている(例えば、特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-266406号公報
特開2007-092396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したトイレ装置では、脱臭装置に設けたケース内の空気を吸引する開口部によって、便器内の空気を吸引する開口部による空気の吸引性を低下させる可能性がある。吸引性が低下すると、十分な脱臭性能を得られない可能性がある。
【0005】
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、脱臭装置に設けたケース内の湿気を吸引する開口部により、便器内の空気を吸引する開口部における空気の吸引性の低下を抑制することができるトイレ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明における実施形態の一態様に関わるトイレ装置は、ケースと、前記ケース内部に設けられる脱臭装置と、を備えるトイレ装置であって、前記脱臭装置は、前記ケース外部の空気を吸引可能な第一開口部と、前記ケース内部の空気を吸引可能な第二開口部と、前記第一開口部及び前記第二開口部で吸引した空気を前記ケース外部へ排気可能な第三開口部と、前記ケース外部及び内部の空気を前記第一開口部及び前記第二開口部から吸引する吸引用ファンと、前記第一開口部及び前記第二開口部と前記吸引用ファンとを連通する第一脱臭経路部と、前記吸引用ファンと前記第三開口部とを連通する第二脱臭経路部と、を有し、前記第二開口部は前記第一開口部よりも開口面積が小さいことを特徴とする。
【0007】
実施形態の一態様に関わるトイレ装置によれば、前記第二開口部は前記第一開口部よりも開口面積が小さい。そのため、吸引用ファンが駆動した際に前記第二開口部から吸引される風量を前記第一開口部から吸引される風量よりも小さくすることができる。従って、前記脱臭装置に前記第二開口部を設けることにより前記第一開口部における吸引性が低下することを抑制することができる。
【0008】
実施形態の一態様に関わるトイレ装置において、さらに、人体を検知する人体検知センサを備え、前記吸引用ファンを、前記人体検知センサが人体を検知している状態から人体を検知していない状態になってから第一時間が経過するまでは所定回転数で回転させ、前記第一時間の経過後から第二時間が経過するまでは前記所定回転数より小さい回転数で回転させる。
【0009】
実施形態の一態様に関わるトイレ装置によれば、前記吸引用ファンを、前記人体検知センサが人体を検知している状態から人体を検知していない状態になってから第一時間が経過するまでは所定回転数で回転させ、前記第一時間の経過後から第二時間が経過するまでは前記所定回転数より小さい回転数で回転させる。これにより、前記第二時間における前記吸引用ファンの駆動音を前記第一時間における前記吸引用ファンの駆動音より小さくすることができる。そのため、前記第二時間で湿気を吸引している際に、トイレ装置が設けられるトイレ室内に使用者がいる場合や、使用者が使用した後に入れ替わりでトイレ室内に入った別の使用者がいる場合でも、前記吸引用ファンの駆動音による不快感を抑えつつ、前記ケース内部の結露を抑制することができる。
【0010】
実施形態の一態様に関わるトイレ装置において、さらに、人体を検知する人体検知センサを備え、前記吸引用ファンを、前記人体検知センサが人体を検知している状態から人体を検知していない状態になってから第一時間が経過するまでは所定回転数で回転させ、前記第一時間の経過後から第二時間が経過するまでは前記所定回転数より大きい回転数で回転させ、前記第二時間の経過後から第三時間が経過するまでは前記所定回転数より小さい回転数で回転させる。
(【0011】以降は省略されています)
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