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公開番号2025033878
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139890
出願日2023-08-30
発明の名称吐水装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47K 3/28 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 使用者が火傷をする危険性が低減された、日中の休憩において好適なシャワー装置を提供すること。
【解決手段】 本発明は、高温の湯と水とを混合して所望の温度の湯を生成する湯水混合部と、所定位置にいる使用者に向けて湯を吐水する第1吐水部と、前記第1吐水部とは別個に設けられ、前記所定位置にいる前記使用者に向けて湯を吐水する第2吐水部と、前記湯水混合部から前記第1吐水部に至る第1流路部と、前記湯水混合部から前記第2吐水部に至る第2流路部と、を備え、前記第1流路部と前記第2流路部とは、前記湯水混合部の下流側に設けられた分岐部を介して分岐されており、前記第2流路部を介して前記第2吐水部から吐水される湯の粒径が、前記第1流路部を介して前記第1吐水部から吐水される湯の粒径よりも、大きく、前記第2流路部の長さは、前記第1流路部の長さよりも長いことを特徴とする吐水装置である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
高温の湯と水とを混合して所望の温度の湯を生成する湯水混合部と、
所定位置にいる使用者に向けて湯を吐水する第1吐水部と、
前記第1吐水部とは別個に設けられ、前記所定位置にいる前記使用者に向けて湯を吐水する第2吐水部と、
前記湯水混合部から前記第1吐水部に至る第1流路部と、
前記湯水混合部から前記第2吐水部に至る第2流路部と、
を備え、
前記第1流路部と前記第2流路部とは、前記湯水混合部の下流側に設けられた分岐部を介して分岐されており、
前記第2流路部を介して前記第2吐水部から吐水される湯の粒径が、前記第1流路部を介して前記第1吐水部から吐水される湯の粒径よりも、大きく、
前記第2流路部の長さは、前記第1流路部の長さよりも長い
ことを特徴とする吐水装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
高温の湯と水とを混合して所望の温度の湯を生成する湯水混合部と、
所定位置にいる使用者に向けて湯を吐水する第1吐水部と、
前記第1吐水部とは別個に設けられ、前記所定位置にいる前記使用者に向けて湯を吐水する第2吐水部と、
前記湯水混合部から前記第1吐水部に至る第1流路部と、
前記湯水混合部から前記第2吐水部に至る第2流路部と、
を備え、
前記第1流路部と前記第2流路部とは、前記湯水混合部の下流側に設けられた分岐部を介して分岐されており、
前記第2流路部を介して前記第2吐水部から吐水される湯の流速が、前記第1流路部を介して前記第1吐水部から吐水される湯の流速よりも、小さく、
前記第2流路部の長さは、前記第1流路部の長さよりも長い
ことを特徴とする吐水装置。
【請求項3】
高温の湯と水とを混合して所望の温度の湯を生成する湯水混合部と、
所定位置にいる使用者に向けて湯を吐水する第1吐水部と、
前記第1吐水部とは別個に設けられ、前記所定位置にいる前記使用者に向けて湯を吐水する第2吐水部と、
前記湯水混合部から前記第1吐水部に至る第1流路部と、
前記湯水混合部から前記第2吐水部に至る第2流路部と、
前記第1流路部を介して前記第1吐水部から吐水される湯の温度を積極的に低下させるように設けられた温度低下装置と、
を備え、
前記第1流路部と前記第2流路部とは、前記湯水混合部の下流側に設けられた分岐部を介して分岐されており、
前記第2流路部の長さは、前記第1流路部の長さよりも長い
ことを特徴とする吐水装置。
【請求項4】
前記第1吐水部と前記第2吐水部とは、前記所定位置を間に挟むように、互いに対向するように配置されており、
前記第2吐水部による吐水範囲は、前記第1吐水部による吐水範囲よりも下方である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の吐水装置。
【請求項5】
前記第1吐水部は、湯をミスト態様で吐水するようになっている
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。
【請求項6】
前記第1吐水部による吐水中心方向が鉛直方向に対してなす角は、前記第2吐水部による吐水中心方向が鉛直方向に対してなす角より、大きい
ことを特徴とする請求項4に記載の吐水装置。
【請求項7】
前記第2吐水部は、複数設けられており、当該複数の第2吐水部と前記分岐部との間に、1つまたは複数の第2分岐部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吐水装置(例えばシャワー装置)に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、単に身体を清浄することだけを目的としない、多機能なシャワー装置が提案されている。
【0003】
人間の身体は、身体部位によって、温度の感じ方が異なる。したがって、同じ温度の吐水を浴びても、温度の違いを感じてしまうことがある。そこで、湯の粒径を積極的に変化させることで吐水に温度分布をもたせ、体感温度を均一にして快適なミストシャワーを提供するシャワー装置が知られている(特許文献1)。
【0004】
具体的には、使用者の胸部に向けて噴出されるミストシャワーと、使用者の腹部に向けて噴出されるミストシャワーとの間で、積極的に粒径に差をつけて吐水の温度ムラを積極的に作ることによって、使用者の体感温度ムラを解消することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-189606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本件発明者は、日中の休憩に適したシャワー装置の開発に着手している。日中の休憩においては、快適な疲労回復と、心地よい覚醒感と、を提供することが望まれている。
【0007】
疲労回復のためには、血流を良くするような温熱効果の提供が必要である。また、覚醒感の提供のためには、交感神経を刺激するような温熱効果と触覚的刺激とが必要である。
【0008】
一方、均一な湯温のシャワーを全身に浴びる場合、汗をかきやすい部位において発汗が促されてしまい、これは、日中の休憩にとっては不適である。
【0009】
特許文献1においては、使用者の腹部(発汗量が少ない部位である)に向けて噴出されるミストシャワーの温度が低く設定されているため、発汗を抑えながら身体を温めるのに効果的でない。
【0010】
更に、特許文献1においては、給湯元から粒径の大きい吐水部までの流路が、給湯元から粒径の小さい吐水部までの流路より短い。このため、使用者が温度設定を誤って高くしてしまうと、高温の湯が使用者に向かって吐出されやすく、使用者が火傷をする危険性がある(同じ長さの流路で異なる粒径の吐水を吐出する場合、粒径の大きい吐水は温度低下が少なく、熱くなりやすい)。
(【0011】以降は省略されています)

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