特許ウォッチ

公開番号2025059749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170038
出願日2023-09-29
発明の名称トイレ装置
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類E03D 9/00 20060101AFI20250403BHJP(上水;下水)
要約【課題】検知部の盗難の恐れを報知可能なトイレ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】着脱可能に設けられ、排泄物を光学的に検知する検知部と、前記検知部が脱離すると、前記検知部が脱離したことを示す情報を取得する取得部を含む制御部と、報知部と、を備え、前記報知部は、前記検知部が脱離したことを示す情報を前記取得部が取得すると、報知を行うことを特徴とする、トイレ装置が提供される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
着脱可能に設けられ、排泄物を光学的に検知する検知部と、
前記検知部が脱離すると、前記検知部が脱離したことを示す情報を取得する取得部を含む制御部と、
報知部と、
を備え、
前記報知部は、前記検知部が脱離したことを示す情報を前記取得部が取得すると、報知を行うことを特徴とする、トイレ装置。
続きを表示（約 320 文字）【請求項２】
前記制御部の電源がオフのときに前記検知部が脱離すると、前記報知部は、報知を行うことを特徴とする、請求項１に記載のトイレ装置。
【請求項３】
前記検知部を制御するファームウェアが書き換えられると、前記報知部は、報知を行うことを特徴とする、請求項１又は２に記載のトイレ装置。
【請求項４】
前記制御部が前記検知部から所定の信号を受信できない場合、前記報知部が報知を行うことを特徴とする、請求項１又は２に記載のトイレ装置。
【請求項５】
前記検知部が脱離した後、所定の復帰処理が行われるまで前記検知部の動作が禁止されることを特徴とする、請求項１又は２に記載のトイレ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
続きを表示（約 940 文字）【背景技術】
【０００２】
トイレ装置には、使用者の排泄物を検知する検知部が設けられることがある。検知部が所定の設置箇所から取り外されて、盗難される恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－０５５５２３号公報
特許第７２５３１３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、検知部の盗難の恐れを報知可能なトイレ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
第１の発明は、着脱可能に設けられ、排泄物を光学的に検知する検知部と、前記検知部が脱離すると、前記検知部が脱離したことを示す情報を取得する取得部を含む制御部と、報知部と、を備え、前記報知部は、前記検知部が脱離したことを示す情報を前記取得部が取得すると、報知を行うことを特徴とする、トイレ装置である。
【０００６】
このトイレ装置によれば、検知部が脱離すると、報知部が報知を行う。これにより、検知部の盗難の恐れを報知することができる。
【０００７】
第２の発明は、第１の発明において、前記制御部の電源がオフのときに前記検知部が脱離すると、前記報知部は、報知を行うことを特徴とする、トイレ装置である。
【０００８】
このトイレ装置によれば、電源がオフの場合であっても、検知部が脱離すると、報知部が報知を行う。例えば、電源をオフにして盗難や改造が図れたとしても、報知が行われるため、盗難、改造または盗撮をより抑制することができる。
【０００９】
第３の発明は、第１又は第２の発明において、前記検知部を制御するファームウェアが書き換えられると、前記報知部は、報知を行うことを特徴とする、トイレ装置である。
【００１０】
このトイレ装置によれば、ファームウェアを書き換える改造が行われると報知が行われるため、改造された検知部が使用されることを抑制できる。
（【００１１】以降は省略されています）

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