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公開番号2025056929
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166464
出願日2023-09-27
発明の名称便座装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20250401BHJP(上水;下水)
要約【課題】洗浄ノズルの洗浄に対する排泄物検知への影響を抑制する。
【解決手段】便座装置5は、便器のリムに載置される便座と、便座と接続された本体部11と、本体部11に対して便座側へ進退可能であり、便座へ着座した使用者へ向けて洗浄水を吐出する洗浄ノズル14と、本体部11に設けられ、便器へ向けてレーザー光を照射する照射部17と、本体部11に設けられ、照射部17から照射されたレーザー光の反射光を検知する検知部18と、本体部11に収容された状態で洗浄ノズル14を洗浄するために吐出されるノズル洗浄水から、少なくとも照射部17及び検知部18の何れか一方をガードするガード部20としての遮蔽壁21とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
便器のリムに載置される便座と、
前記便座と接続された本体部と、
前記本体部に対して前記便座側へ進退可能であり、前記便座へ着座した使用者へ向けて洗浄水を吐出するノズルと、
前記本体部に設けられ、前記便器へ向けてレーザー光を照射する照射部と、
前記本体部に設けられ、前記照射部から照射されたレーザー光の反射光を検知する検知部と、
前記本体部に収容された状態で前記ノズルを洗浄するために吐出されるノズル洗浄水から、少なくとも前記照射部及び前記検知部の何れか一方をガードするガード部と、
を備える便座装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記本体部に前記ノズルが収容された状態で前記ノズルに対してノズル洗浄水を吐出する洗浄部と、
を更に備える請求項1に記載の便座装置。
【請求項3】
前記照射部及び前記検知部は、前記本体部において前記ノズルを挟んでそれぞれ設けられる、
請求項1に記載の便座装置。
【請求項4】
前記照射部と前記検知部とは、前記本体部に収容されており、
前記ガード部は、前記本体部の内部に設けられ、前記本体部に収容された前記ノズルと、前記照射部及び前記検知部とを区画する遮蔽壁である、
請求項1から3の何れか1項に記載の便座装置。
【請求項5】
前記ガード部は、前記遮蔽壁により構成され、前記本体部の内部において前記ノズルが設けられた領域を、前記本体部の内部の他の領域に対してシールする、
請求項4に記載の便座装置。
【請求項6】
前記ガード部は、収容された前記ノズルの下方における前記本体部の前記便器側の面に形成された、前記リムの上面よりも下方に延びる凸部であり、
前記凸部には、孔が設けられており、
前記リムと前記凸部との間に、前記照射部と前記検知部とが配置される、
請求項1から3の何れか1項に記載の便座装置。
【請求項7】
前記ガード部は、前記本体部の前記便器側の面において、前記凸部と前記照射部及び前記検知部との間に形成された突起部である、
請求項6に記載の便座装置。
【請求項8】
前記照射部及び前記検知部は、前記本体部の前記便器側の面の外側に設けられ、
前記ガード部は、前記本体部の当該面により構成される、
請求項1から3の何れか1項に記載の便座装置。
【請求項9】
収容された前記ノズルの下方における前記本体部の前記便器側の面には孔が設けられており、
前記ガード部は、前記本体部の前記便器側の面において、前記孔と前記照射部及び前記検知部との間に形成された突起部である、
請求項8に記載の便座装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、便座装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
トイレ装置の使用者の人体局部を洗浄する洗浄ノズルを備えた便座装置が考案されている(例えば特許文献1)。例えば、洗浄ノズルは、洗浄ノズルが設けられた筐体の内部で洗浄が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-070431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トイレ装置においては、例えば健康管理のために排泄物を検知する機能を有するものがある。このような検知機能を有するトイレ装置において、洗浄ノズルを洗浄する場合、洗浄によって筐体内で水が飛散等する可能性がある。飛散等した水が排泄物を検知するための部分に付着すると検知精度に影響を及ぼす可能性がある。
【0005】
上記課題に鑑み、本開示は、洗浄ノズルの洗浄に対する排泄物検知への影響を抑制することができる便座装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の第1態様に係る便座装置は、便器のリムに載置される便座と、前記便座と接続された本体部と、前記本体部に対して前記便座側へ進退可能であり、前記便座へ着座した使用者へ向けて洗浄水を吐出するノズルと、前記本体部に設けられ、前記便器へ向けてレーザー光を照射する照射部と、前記本体部に設けられ、前記照射部から照射されたレーザー光の反射光を検知する検知部と、前記本体部に収容された状態で前記ノズルを洗浄するために吐出されるノズル洗浄水から、少なくとも前記照射部及び前記検知部の何れか一方をガードするガード部と、を備える。
【0007】
この構成によれば、ガード部が、本体部の内部でノズルを洗浄したノズル洗浄水に対して、照射部や検知部をガードするため、照射部や検知部にノズル洗浄水が付着することを抑制する。このため、照射部や検知部における検知機能の劣化が抑制される。
【0008】
また、本開示の第2態様に係る便座装置では、前記本体部に前記ノズルが収容された状態で前記ノズルに対してノズル洗浄水を吐出する洗浄部と、を更に備える。
【0009】
この構成によれば、洗浄部からノズル洗浄水を吐出する場合でも、ガード部により照射部や検知部をガードすることができる。
【0010】
また、本開示の第3態様に係る便座装置では、前記照射部及び前記検知部は、前記本体部において前記ノズルを挟んでそれぞれ設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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