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公開番号
2025109528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003472
出願日
2024-01-12
発明の名称
トイレ装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
E03D
9/08 20060101AFI20250717BHJP(上水;下水)
要約
【課題】熱交換器を適切に駆動できるトイレ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】瞬間式の熱交換器と、前記熱交換器に流れる水の流路を開閉する開閉弁と、前記熱交換器の下流に設けられた温度センサと、前記温度センサにより検出した検出温度を取得し、前記熱交換器を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記開閉弁を開いた状態において前記熱交換器を駆動して前記熱交換器の駆動中の前記検出温度の変化量を算出し、前記熱交換器の駆動を開始したときから第1時間の間に前記変化量が第1値以上とならない場合、前記熱交換器の駆動を停止して前記熱交換器の駆動の停止中の前記検出温度の下降量を算出し、前記熱交換器の駆動を停止したときから第2時間以内に前記下降量が第2値以上となった場合に、前記熱交換器の駆動が可能と判定する、判定制御を実施することを特徴とするトイレ装置が提供される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
瞬間式の熱交換器と、
前記熱交換器に流れる水の流路を開閉する開閉弁と、
前記熱交換器の下流に設けられた温度センサと、
前記温度センサにより検出した検出温度を取得し、前記熱交換器を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記開閉弁を開いた状態において前記熱交換器を駆動して前記熱交換器の駆動中の前記検出温度の変化量を算出し、
前記熱交換器の駆動を開始したときから第1時間の間に前記変化量が第1値以上とならない場合、前記熱交換器の駆動を停止して前記熱交換器の駆動の停止中の前記検出温度の下降量を算出し、
前記熱交換器の駆動を停止したときから第2時間以内に前記下降量が第2値以上となった場合に、前記熱交換器の駆動が可能と判定する、判定制御を実施することを特徴とするトイレ装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記第2値は、前記第1値以下であることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
【請求項3】
便座と、
使用者の前記便座への着座を検知する着座検知センサと、
前記熱交換器から流出した水を吐出するノズルと、
をさらに備え、
前記制御部は、前記着座検知センサによる使用者の着座を検知した場合に、前記判定制御を開始し、前記ノズルと前記熱交換器とを通水可能とすることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
【請求項4】
前記熱交換器から流出した水を吐出するノズルをさらに備え、
前記判定制御において前記熱交換器の駆動を停止したときから前記第2時間の間に前記下降量が前記第2値以上とならなかった場合、前記制御部は、前記ノズルに水を吐出させる指示を受けると、前記ノズルを駆動させることを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
【請求項5】
前記熱交換器から流出した水を吐出するノズルをさらに備え、
前記制御部は、前記熱交換器を第1出力で駆動して前記熱交換器によって温められた水を、使用者の局部に向けて前記ノズルに吐出させる温水洗浄制御を実施可能であり、
前記判定制御において、前記制御部は、前記第1出力よりも小さい第2出力で前記熱交換器を駆動することを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トイレ装置には、瞬間式の熱交換器が設けられる場合がある。トイレ装置は、熱交換器によって温めた洗浄水を、おしりなどの人体局部に向けて吐出する温水洗浄動作を行う。熱交換器内部に水又は水流がない状態において熱交換器が駆動すると、過度な加熱が生じる恐れがある。
例えば、熱交換器内を流れる水の流路を開閉する開閉弁を開いていても、不具合により熱交換器に水が流入しないことがある。熱交換器に水が流入していない状態で、熱交換器を駆動すると空焚きが生じることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-253735号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、熱交換器を適切に駆動できるトイレ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の発明は、瞬間式の熱交換器と、前記熱交換器に流れる水の流路を開閉する開閉弁と、前記熱交換器の下流に設けられた温度センサと、前記温度センサにより検出した検出温度を取得し、前記熱交換器を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記開閉弁を開いた状態において前記熱交換器を駆動して前記熱交換器の駆動中の前記検出温度の変化量を算出し、前記熱交換器の駆動を開始したときから第1時間の間に前記変化量が第1値以上とならない場合、前記熱交換器の駆動を停止して前記熱交換器の駆動の停止中の前記検出温度の下降量を算出し、前記熱交換器の駆動を停止したときから第2時間以内に前記下降量が第2値以上となった場合に、前記熱交換器の駆動が可能と判定する、判定制御を実施することを特徴とするトイレ装置である。
【0006】
このトイレ装置によれば、熱交換器の下流に設けた温度センサの検出温度に基づくことで、熱交換器をより適切に駆動することができる。例えば、熱交換器内に水又は水流がある場合に、熱交換器の駆動が可能と判定することができる。熱交換器の駆動の停止中の検出温度の下降量を算出することにより、例えば熱交換器へ流入する水の温度が低下している場合には、熱交換器の駆動が可能と判定することができる。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において、前記第2値は、前記第1値以下であることを特徴とするトイレ装置である。
【0008】
このトイレ装置によれば、第2値が第1値以下であることにより、熱交換器へ流入する水の温度が低下していることが検知しやすくなる。
【0009】
第3の発明は、第1の発明において、便座と、使用者の前記便座への着座を検知する着座検知センサと、前記熱交換器から流出した水を吐出するノズルと、
をさらに備え、前記制御部は、前記着座検知センサによる使用者の着座を検知した場合に、前記判定制御を開始し、前記ノズルと前記熱交換器とを通水可能とすることを特徴とするトイレ装置である。
【0010】
このトイレ装置によれば、判定制御中に熱交換器内に水流がある場合、使用者が着座した際に、判定制御と捨水とが並行して実施できる。これにより、例えば、温水洗浄動作において、すぐにノズルから吐水を行うことができ、使い勝手をより向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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