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公開番号2025090946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023205854
出願日2023-12-06
発明の名称シャワー装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47K 3/28 20060101AFI20250611BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 より利便性の高いシャワー装置を提供すること。
【解決手段】 本発明は、吐水面側に複数のミストノズルを有するシャワー装置であって、0.2MPaの給水圧力下で前記ミストノズルから吐水する際に、前記ミストノズルにおける吐水滴の温度が40℃である場合において、前記ミストノズルから350mm離れた地点で、前記吐水滴の温度が34℃以上であることを特徴とするシャワー装置である。
【選択図】 図17
特許請求の範囲【請求項1】
吐水面側に複数のミストノズルを有するシャワー装置であって、
0.2MPaの給水圧力下で前記ミストノズルから吐水する際に、前記ミストノズルにおける吐水滴の温度が40℃である場合において、前記ミストノズルから350mm離れた地点で、前記吐水滴の温度が34℃以上である
ことを特徴とするシャワー装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
0.1MPaの給水圧力下で前記ミストノズルから吐水する際に、前記ミストノズルから350mm離れた地点で、吐水滴の平均粒子径が330μm以上かつ460μm以下である
ことを特徴とする請求項1に記載のシャワー装置。
【請求項3】
前記複数のミストノズルは、略同一円周上において周方向に分散配置されている
ことを特徴とする請求項2に記載のシャワー装置。
【請求項4】
前記複数のミストノズルは、少なくとも1対のミストノズルを含んでおり、
当該シャワー装置は、
給水部材から供給される湯または水を前記吐水面側に向けて案内する案内流路と、
前記案内流路に連通すると共に、前記少なくとも1対のミストノズルによる吐水方向に対して交差する方向に延在する助走流路と、
前記助走流路の一端側に一端側オリフィスを介して連通する、略円柱状の空間である一端側旋回室と、
前記一端側旋回室に連通して、各対のミストノズルの一方を構成する一端側吐水孔と、
前記助走流路の他端側に、他端側オリフィスを介して連通する、略円柱状の空間である他端側旋回室と、
前記他端側旋回室に連通して、各対のミストノズルの他方を構成する他端側吐水孔と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のシャワー装置。
【請求項5】
前記案内流路の少なくとも一部は、ミスト流路形成上側部材によって区画されており、
前記助走流路、前記一端側旋回室、及び、前記他端側旋回室の各々の少なくとも一部は、ミスト流路形成下側部材によって区画されている
ことを特徴とする請求項4に記載のシャワー装置。
【請求項6】
前記ミスト流路形成上側部材は、前記一端側旋回室の上方側、及び、前記他端側旋回室の上方側をも区画しており、
前記ミスト流路形成下側部材は、前記一端側旋回室の下方側、前記一端側吐水孔、及び、前記他端側旋回室の下方側、及び、前記他端側吐水孔を区画している
ことを特徴とする請求項5に記載のシャワー装置。
【請求項7】
前記ミスト流路形成下側部材は、前記一端側旋回室の下方側と前記一端側吐水孔との間に、一端側切頭円錐部を区画しており、前記他端側旋回室の下方側と前記他端側吐水孔との間に、他端側切頭円錐部を区画している
ことを特徴とする請求項6に記載のシャワー装置。
【請求項8】
前記一端側切頭円錐部と前記他端側切頭円錐部とは、互いに同じ高さを有しており、
前記一端側オリフィスと前記他端側オリフィスとは、互いに同じ高さであって、前記一端側切頭円錐部及び前記他端側切頭円錐部の高さより大きい高さを有している
ことを特徴とする請求項7に記載のシャワー装置。
【請求項9】
前記助走流路は、前記ミストノズルによる吐水方向に対して略垂直な方向に延在している
ことを特徴とする請求項8に記載のシャワー装置。
【請求項10】
前記少なくとも1対のミストノズルは、略同一円周上において周方向に分散配置された複数対のミストノズルを含み、
前記助走流路は、前記周方向の接線方向に対して僅かに傾斜した直線状流路である
ことを特徴とする請求項9に記載のシャワー装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、微細な粒径での吐水であるミスト吐水を利用するシャワー装置に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、微細な粒径での吐水であるミスト吐水を利用するシャワー装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
ミスト吐水を利用するシャワー装置は、肌刺激が少ない一方で、皮脂の除去率が高い。このため、洗顔用途において優れていると言われている。
【0004】
このような特性は、一般的なシャワー吐水と比較して、水滴が細かく、水滴の数が多く、水滴分布が均一である、というミスト吐水の特徴に起因する。
【0005】
より詳細に説明すれば、一般的なシャワー吐水では、比較的大きな水滴が汚れに対して斑に(まだらに)衝突する一方で、ミスト吐水では、比較的小さな水滴が多数均一に汚れに対して衝突する。これにより、ミスト吐水によれば、より良好な肌当たりとより高い洗浄力との両方が同時に実現される。
【0006】
シャワーノズルによる吐水の平均粒子径は、2000μm程度であり、ミストノズルによる吐水の平均粒子径は、800μm程度以下である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-013839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前述のように、ミスト吐水によれば、一般的なシャワー吐水と比較して、より高い洗浄力を実現することができる。
【0009】
本件発明者は、後述する温度低下レベル測定法に基づいて測定されるミスト吐水の温度低下について検討し、これが「40℃→34℃以上」であることが、より利便性の高いミスト吐水を実現する上で必須の条件であることを見出した(この条件が満たされる場合、他の吐水モードからミスト吐水モードに切り替える際に、温度設定を上げる必要が無い)。
【0010】
本発明は、以上のような知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、より利便性の高いミスト吐水を実現することができるシャワー装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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