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公開番号
2025115542
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010049
出願日
2024-01-26
発明の名称
水洗大便器
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
11/02 20060101AFI20250731BHJP(上水;下水)
要約
【課題】本発明は、外観意匠性が損なわれることなく、洗浄水が吐水口から吐水される際に便器外に飛び出るのを防止することを目的としている。
【解決手段】本発明は、水道の給水圧力により供給される洗浄水によって便器を洗浄する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されたリム部と、汚物受け面とリム部の間に形成された棚面と、を備えたボウル部と、リム部に設けられ、前方に向かって洗浄水を吐水する1つの吐水口と、洗浄水を吐水口に導くための導水路と、を有し、吐水口の下流側には、吐水口から洗浄水が流れる方向に向かって上方に拡大する空間を形成する流路拡大部が設けられ、この流路拡大部は、リム部の上下方向の中心線付近又はよりも下方側に配置されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
水道の給水圧力により供給される洗浄水によって便器を洗浄する水洗大便器であって、
ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されたリム部と、上記汚物受け面と上記リム部の間に形成された棚面と、を備えたボウル部と、
上記リム部に設けられ、前方に向かって洗浄水を吐水する1つの吐水口と、
上記洗浄水を上記吐水口に導くための導水路と、
を有し、
上記吐水口の下流側には、上記吐水口から洗浄水が流れる方向に向かって上方に拡大する空間を形成する流路拡大部が設けられ、この流路拡大部は、上記リム部の上下方向の中心線付近又はこの中心線よりも下方側に配置されていることを特徴とする水洗大便器。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
上記流路拡大部の上面は、ほぼ水平方向になっている、請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
上記流路拡大部の上面は、平面視において、下流側になるにつれて先細りになるように形成されている、請求項1及び2に記載の水洗大便器。
【請求項4】
上記棚面は、上記導水路の底面と同一の高さに形成されている、請求項1に記載の水洗大便器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗大便器に係り、特に、水道の給水圧力により供給される洗浄水によって便器を洗浄する水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、特許文献1に記載されているように、水道から供給された洗浄水が1つのリム吐水口から吐水されて便器を洗浄する水洗大便器が知られている。このような水洗大便器は、水道の給水圧力により供給された洗浄水が1つのリム吐水口から吐水されるため、洗浄水がリム吐水口から勢いよく吐水される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-26681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述されたような水洗大便器においては、洗浄水がリム吐水口から勢いよく吐水されるため、洗浄水がリム吐水口から吐水される際に便器外に飛び出る可能性がある。具体的に、上述されたような水洗大便器においては、リム吐水口がリム部の内周面と連続しているため、リム吐水口から吐水された洗浄水がリム部の内周面を伝って上向きに流れ、それにより、洗浄水が便器外に飛び出る。
一方、洗浄水が飛び出さないように、リム部の内周面をリム吐水口から離して連続しないようにすることが考えられる。しかしながら、リム部の内周面がリム吐水口から離れると、リム吐水口が外部に露出して目立つため、便器全体の外観意匠性が損なわれる。
【0005】
そこで、本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、外観意匠性が損なわれることなく、洗浄水が吐水口から吐水される際に便器外に飛び出るのを防止することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明は、水道の給水圧力により供給される洗浄水によって便器を洗浄する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されたリム部と、汚物受け面とリム部の間に形成された棚面と、を備えたボウル部と、リム部に設けられ、前方に向かって洗浄水を吐水する1つの吐水口と、洗浄水を吐水口に導くための導水路と、を有し、吐水口の下流側には、吐水口から洗浄水が流れる方向に向かって上方に拡大する空間を形成する流路拡大部が設けられ、この流路拡大部は、リム部の上下方向の中心線付近又はこの中心線よりも下方側に配置されている。
このように構成された本発明においては、吐水口から洗浄水が流れる方向に向かって上方に拡大する空間を形成する流路拡大部を有しているため、洗浄水が吐水口から吐水される際に便器外に飛び出るのを防止することができる。また、流路拡大部は、リム部の上下方向の中心線付近又はこの中心線よりも下方側に配置されているので、吐水口が外部から目立たないため便器全体の外観意匠性が損なわれることがない。よって、外観意匠性が損なわれることなく、洗浄水が吐水口から吐水される際に便器外に飛び出るのを防止することができる。
【0007】
本発明において、好ましくは、流路拡大部の上面は、ほぼ水平方向になっている。
このように構成された本発明においては、流路拡大部の上面は、ほぼ水平方向になっているので、流路拡大部の上面により上向きに流れる洗浄水を落とすことができ、洗浄水が便器外に飛び出るのを防止することができる。また、流路拡大部の上面により吐水口を覆い隠すことができ、リム吐水口が外部から目立たないようにすることができる。
【0008】
また、本発明において、好ましくは、流路拡大部の上面は、平面視において、下流側になるにつれて先細りになるように形成されている。
このように構成された本発明においては、流路拡大部の上面は、平面視において、下流になるにつれて先細りになるように形成されているので、吐水口付近では洗浄水が便器外に飛び出るのを防止することができると共に、流路拡大部が外部から目立たないようにすることができる。
【0009】
本発明において、好ましくは、棚面は、導水路の底面と同一の高さに形成されている。
このように構成された本発明においては、棚面は、導水路の底面と同一の高さに形成されているので、棚面を比較的低い位置にすることができ、洗浄水が便器外に飛び出るのを防止することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の水洗大便器によれば、外観意匠性が損なわれることなく、洗浄水が吐水口から吐水される際に便器外に飛び出るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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