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公開番号
2025136980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035933
出願日
2024-03-08
発明の名称
水栓装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E03C
1/05 20060101AFI20250911BHJP(上水;下水)
要約
【課題】吐水開始時における使用感を向上させることができる水栓装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る水栓装置は、流調弁と、アクチュエータと、制御装置と、操作部と、吐止水弁とを備える。流調弁は、吐水部から吐水される湯水の流量を調整する。アクチュエータは、流調弁を駆動させる。制御装置は、アクチュエータの駆動を制御することで、流調弁の駆動位置を制御する。操作部は。使用者による湯水の流量の調整操作を受け付け、調整操作に応じた操作信号を制御装置に送信する。吐止水弁は、吐水部からの湯水を吐止水する。また、流調弁は、湯水の流量が最小となる最小開度から湯水の流量が最大となる最大開度まで駆動可能に構成される。制御装置は、流調弁が最大開度となるアクチュエータの位置を原点位置として設定し、アクチュエータの駆動を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
吐水部から吐水される湯水の流量を調整する流調弁と、
前記流調弁を駆動させるアクチュエータと、
前記アクチュエータの駆動を制御することで、前記流調弁の駆動位置を制御する制御装置と、
使用者による湯水の流量の調整操作を受け付け、前記調整操作に応じた操作信号を前記制御装置に送信する操作部と、
前記吐水部からの湯水を吐止水する吐止水弁と
を備え、
前記流調弁は、
湯水の流量が最小となる最小開度から湯水の流量が最大となる最大開度まで駆動可能に構成され、
前記制御装置は、
前記流調弁が前記最大開度となる前記アクチュエータの位置を原点位置として設定し、前記アクチュエータの駆動を制御する、
水栓装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記流調弁は、
前記最小開度のときの湯水の流量が0より大きい値になるように設定される、
請求項1に記載の水栓装置。
【請求項3】
前記吐止水弁は、電磁弁であり、
前記制御装置は、
前記電磁弁を制御することで、前記吐水部からの湯水の吐止水を制御する、
請求項1に記載の水栓装置。
【請求項4】
前記制御装置は、
前記アクチュエータの原点位置への駆動を行った後、前記流調弁の駆動位置が原点位置へ駆動する前の駆動位置となるように前記アクチュエータの駆動を制御する、
請求項1に記載の水栓装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水栓装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、モータなどのアクチュエータによって弁の開度を調整し、流量を調整可能な水栓装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-7821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術には、水栓装置の吐水開始時における使用感を向上させるという点で、改善の余地があった。具体的には、流調弁に接続されるアクチュエータにおいては、原点位置が流調弁に対する制御の基準位置として設定される。かかるアクチュエータにあっては、経年劣化や環境の変化などに起因して、原点位置と、予め定められた流調弁の駆動位置との間にずれが生じることがある。そのため、アクチュエータの原点位置の設定(調整)を定期的あるいは不定期に行う必要がある。
【0005】
この原点位置の設定において、流調弁が止水状態にあるときの駆動位置が、アクチュエータの原点位置に設定される場合がある。かかる場合、原点位置の設定が行われた後の吐水開始時において、流調弁は、止水状態の駆動位置から、使用者が所望する流量(たとえば比較的大きな流量)に対応する駆動位置まで駆動するのに時間がかかってしまい、使用感の低下を招くおそれがあった。
【0006】
実施形態の一態様は、吐水開始時における使用感を向上させることができる水栓装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る水栓装置は、吐水部から吐水される湯水の流量を調整する流調弁と、前記流調弁を駆動させるアクチュエータと、前記アクチュエータの駆動を制御することで、前記流調弁の駆動位置を制御する制御装置と、使用者による湯水の流量の調整操作を受け付け、前記調整操作に応じた操作信号を前記制御装置に送信する操作部と、前記吐水部からの湯水を吐止水する吐止水弁とを備え、前記流調弁は、湯水の流量が最小となる最小開度から湯水の流量が最大となる最大開度まで駆動可能に構成され、前記制御装置は、前記流調弁が前記最大開度となる前記アクチュエータの位置を原点位置として設定し、前記アクチュエータの駆動を制御する。
【0008】
このように、水栓装置は、吐水部から吐水される湯水の流量を調整する流調弁に加え、吐水部からの湯水を吐止水する吐止水弁を備えるようにした。また、制御装置は、流調弁が最大開度となるアクチュエータの位置を原点位置として設定するようにした。これにより、原点位置の設定が行われる際に吐止水弁を止水状態にしておくことで、流調弁が最大開度となる駆動位置まで駆動された場合であっても、吐水部から湯水が吐水されることはない。また、原点位置の設定が行われた後の吐水開始時において、流調弁は、最大開度の駆動位置から、使用者が所望する流量(たとえば比較的大きな流量)に対応する駆動位置まで駆動することとなるため、早期に所望する流量の湯水を吐水することが可能になる。すなわち、原点位置設定後の吐水量の調整に要する時間を短縮することができ、結果として水栓装置の使用感を向上させることができる。
【0009】
また、前記流調弁は、前記最小開度のときの湯水の流量が0より大きい値になるように設定される。
【0010】
言い換えると、流調弁は、最小開度であっても止水状態にならないように設定される。これにより、流調弁に対する負荷を軽減させることができる。すなわち、たとえば流調弁において、最小開度のときの湯水の流量が0で止水状態になる場合、流調弁には比較的大きな水圧が負荷として作用してしまう。流調弁に作用する負荷が増大すると、それに伴って流調弁を駆動させるアクチュエータの駆動力も増大してしまう。そこで、流調弁は、最小開度のときの湯水の流量が0より大きい値になるように設定されるようにしたので、流調弁に対する負荷を、止水状態になるときに比べて軽減させることができる。流調弁に対する負荷が軽減されることで、流調弁を駆動させるアクチュエータの駆動力も低減させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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