特許ウォッチ

公開番号2025151112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024052366
出願日2024-03-27
発明の名称吐水装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人
主分類A47K 3/20 20060101AFI20251002BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】一の吐水流路だけでなく、他の吐水流路のメンテナンスを容易とする。
【解決手段】吐水装置1Aは、浴槽2に向けて水を吐水する第1吐水口805を有する第1吐水流路80の上面を形成する第1壁部511と、第1吐水流路80の下面を形成し、浴槽2に向けて水を吐水する第2吐水口905を有する第2吐水流路90の上面を形成する第2壁部513と、第1壁部511を貫通して設けられ、第1壁部511から着脱可能に構成される第1蓋部401と、第2壁部513を貫通して設けられ、第2壁部513から着脱可能に構成される第2蓋部403とを備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
浴槽に向けて水を吐水する第１吐水口を有する第１吐水流路の上面を形成する第１壁部と、
前記第１吐水流路の下面を形成し、前記浴槽に向けて水を吐水する第２吐水口を有する第２吐水流路の上面を形成する第２壁部と、
前記第１壁部を貫通して設けられ、前記第１壁部から着脱可能に構成される第１蓋部と、
前記第２壁部を貫通して設けられ、前記第２壁部から着脱可能に構成される第２蓋部と
を備える吐水装置。
続きを表示（約 590 文字）【請求項２】
前記第２蓋部は、前記第１吐水流路の下面の一部及び前記第２吐水流路の上面の一部を形成する、
請求項１に記載の吐水装置。
【請求項３】
前記第１蓋部の少なくとも一部は、平面視において前記第２蓋部と重なる位置に設けられる、
請求項１に記載の吐水装置。
【請求項４】
前記第２蓋部の少なくとも一部は、前記第１蓋部よりも前記第２吐水口側に設けられる、
請求項１に記載の吐水装置。
【請求項５】
平面視において前記第１蓋部の面積は、前記第２蓋部の面積よりも大きい又は前記第２蓋部の面積と同じである、
請求項１に記載の吐水装置。
【請求項６】
前記第１蓋部又は前記第２蓋部は、前記第１蓋部及び前記第２蓋部に当接して設けられる位置保持部を有する、
請求項１乃至５の何れか１項に記載の吐水装置。
【請求項７】
前記位置保持部は、流線形状である、
請求項６に記載の吐水装置。
【請求項８】
前記第２蓋部は、前記位置保持部を介して前記第１蓋部と接続されている、
請求項６に記載の吐水装置。
【請求項９】
前記第１蓋部と、前記第２蓋部と、前記位置保持部とは一体形成されている、
請求項６に記載の吐水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、吐水装置に関する。
続きを表示（約 920 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、入浴者に向けて水（湯を含む）を吐水する吐水装置が知られていた。
【０００３】
例えば、特許文献１には、一の吐水流路のメンテナンスのために蓋部を設けた吐水装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２３－１３４０５６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の技術では、一の吐水流路の他に吐水流路が設けられた場合、蓋部が設けられていない他の吐水流路のメンテナンスが容易でない。
【０００６】
上記課題に鑑み、本発明は、一の吐水流路だけでなく、他の吐水流路のメンテナンスを容易とする吐水装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明の第１態様によれば、以下の吐水装置が提供される。この吐水装置は、浴槽に向けて水を吐水する第１吐水口を有する第１吐水流路の上面を形成する第１壁部と、前記第１吐水流路の下面を形成し、前記浴槽に向けて水を吐水する第２吐水口を有する第２吐水流路の上面を形成する第２壁部と、前記第１壁部を貫通して設けられ、前記第１壁部から着脱可能に構成される第１蓋部と、前記第２壁部を貫通して設けられ、前記第２壁部から着脱可能に構成される第２蓋部とを備える。
【０００８】
この構成によれば、第２蓋部が設けられていない場合と比較して、第１吐水流路だけでなく、第２吐水流路のメンテナンスを容易とする。
【０００９】
また、本発明の第２態様に係る吐水装置では、前記第２蓋部は、前記第１吐水流路の下面の一部及び前記第２吐水流路の上面の一部を形成する。
【００１０】
この構成によれば、第２蓋部が各吐水流路の一部を形成しない場合と比較して、第２蓋部が各吐水流路内の水流を乱す凹部又は凸部を形成することを防止することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許