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公開番号
2025132114
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029471
出願日
2024-02-29
発明の名称
水洗大便器
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E03D
1/28 20060101AFI20250903BHJP(上水;下水)
要約
【課題】貯水タンクを小型化すること。
【解決手段】実施形態に係る水洗大便器は、洗浄水によって汚物を排出する。水洗大便器は、便器本体と、タンク装置とを備える。便器本体は、汚物を受けるボウル部を有する。タンク装置は、洗浄水をボウル部に吐水する。タンク装置は、貯水タンクとポンプと、吸引管とを備える。貯水タンクは、洗浄水を貯水する。ポンプは、貯水タンクからボウル部へ洗浄水を圧送する。吸引管は、貯水タンク内に配置され、ポンプが作動する場合に貯水タンク内の洗浄水をポンプに導く。便器本体は、貯水タンクの底部と向かい合う箇所の一部に、下方に窪む凹部を備える。貯水タンクの底部には、凹部に挿入される水溜部が形成される。水溜部は、平面視において、吸引管の吸引口を内包するように形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄水によって汚物を排出する水洗大便器であって、
汚物を受けるボウル部を有する便器本体と、
前記洗浄水を前記ボウル部に吐水するタンク装置と
を備え、
前記タンク装置は、
前記洗浄水を貯水する貯水タンクと、
前記貯水タンクから前記ボウル部へ前記洗浄水を圧送するポンプと、
前記貯水タンク内に配置され、前記ポンプが作動する場合に前記貯水タンク内の前記洗浄水を前記ポンプに導く吸引管と
を備え、
前記便器本体は、前記貯水タンクの底部と向かい合う箇所の一部に、下方に窪む凹部を備え、
前記貯水タンクの底部には、前記凹部に挿入される水溜部が形成され、
前記水溜部は、平面視において、前記吸引管の吸引口を内包するように形成される、水洗大便器。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記水溜部の形状は、平面視において、前記吸引口の形状に追従した形状である、請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
前記貯水タンクの底部と向かい合う箇所は、前記便器本体の陶器部である、請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項4】
前記吸引管の吸引口は、前記水溜部に挿入される、請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項5】
前記吸引管の吸引口は、前記水溜部の上方に配置される、請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項6】
前記水溜部の側面の少なくとも一部は、テーパ形状である、請求項1に記載の水洗大便器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、貯水タンクからポンプによって洗浄水を吸引して、ボウル部に洗浄水を吐水させる水洗大便器が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-165171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、貯水タンクからポンプによって洗浄水を吸引して吐水する場合に、洗浄水をポンプへ導く吸引管の吸引口よりも下方に残る水量が多くなっていた。すなわち、貯水タンクに貯水される洗浄水のうち、吐水されない余分な洗浄水が多くなり、貯水タンクの小型化について改善の余地がある。
【0005】
実施形態の一態様は、貯水タンクを小型化した水洗大便器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る水洗大便器は、洗浄水によって汚物を排出する。水洗大便器は、便器本体と、タンク装置とを備える。便器本体は、汚物を受けるボウル部を有する。タンク装置は、洗浄水をボウル部に吐水する。タンク装置は、貯水タンクとポンプと、吸引管とを備える。貯水タンクは、洗浄水を貯水する。ポンプは、貯水タンクからボウル部へ洗浄水を圧送する。吸引管は、貯水タンク内に配置され、ポンプが作動する場合に貯水タンク内の洗浄水をポンプに導く。便器本体は、貯水タンクの底部と向かい合う箇所の一部に、下方に窪む凹部を備える。貯水タンクの底部には、凹部に挿入される水溜部が形成される。水溜部は、平面視において、吸引管の吸引口を内包するように形成される。
【0007】
これにより、水洗大便器は、洗浄水を水溜部付近から吸引管を介してポンプによって吸引し、ボウル部に洗浄水を吐水することができる。そのため、水洗大便器は、洗浄水をボウル部に吐水した場合に、貯水タンクに残る洗浄水の量を少なくすることができる。従って、水洗大便器は、貯水タンクを小型化することができる。また、水洗大便器は、吸引管の吸引口の位置を低くした場合に、吸引口の下方に水溜部があることで、ポンプによる洗浄水の吸引における圧力損失を低減することができる。そのため、水洗大便器は、小型のポンプを用いて、貯水タンクから洗浄水を吐水させることができる。
【0008】
また、水溜部の形状は、平面視において、吸引口の形状に追従した形状である。
【0009】
これにより、水洗大便器は、水溜部に残る洗浄水の流量を少なくすることができる。そのため、水洗大便器は、水溜部の体積を小さくすることができ、貯水タンクを小型化することができる。
【0010】
また、貯水タンクの底部と向かい合う箇所は、便器本体の陶器部である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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