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公開番号2025101823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218862
出願日2023-12-26
発明の名称洗面化粧台及び洗面システム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A61B 5/00 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】複数の生体情報の各々の検知領域が重なる場合であっても適切な測定を可能にすること。
【解決手段】実施形態に係る洗面化粧台は、鏡部と、前記鏡部の下方を含む第1検知領域を検知領域として、第1生体情報を測定する第1生体情報測定部と、前記鏡部の下方を含む第2検知領域を検知領域として、前記第1生体情報とは異なる第2生体情報を測定する第2生体情報測定部とを含む複数の生体情報測定部と、前記生体情報測定部による測定に関する情報を表示する表示部と、を備え、前記第1検知領域及び前記第2検知領域は少なくとも一部が重なり、前記第1生体情報測定部および前記第2生体情報測定部は、一方が測定可能な状態であるスタンバイ状態である場合、他方が非スタンバイ状態となり、前記表示部は、前記第1生体情報測定部および前記第2生体情報測定部のうち、スタンバイ状態となっている一方の情報のみを表示する。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項１】
鏡部と、
前記鏡部の下方を含む第１検知領域を検知領域として、第１生体情報を測定する第１生体情報測定部と、前記鏡部の下方を含む第２検知領域を検知領域として、前記第１生体情報とは異なる第２生体情報を測定する第２生体情報測定部とを含む複数の生体情報測定部と、
前記生体情報測定部による測定に関する情報を表示する表示部と、
を備え、
前記第１検知領域及び前記第２検知領域は少なくとも一部が重なり、前記第１生体情報測定部および前記第２生体情報測定部は、一方が測定可能な状態であるスタンバイ状態である場合、他方が非スタンバイ状態となり、
前記表示部は、前記第１生体情報測定部および前記第２生体情報測定部のうち、スタンバイ状態となっている一方の情報のみを表示する
洗面化粧台。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記表示部の表示を切り替えるタイミングを判定する切替えタイミング判定部、
を備え、
前記表示部は、前記切替えタイミング判定部からの判定情報に基づいて表示を変更する
ことを特徴とする請求項１に記載の洗面化粧台。
【請求項３】
前記切替えタイミング判定部は、使用者による切替えの指示に基づいて、前記表示部の表示を切り替えるタイミングを判定する
ことを特徴とする請求項２に記載の洗面化粧台。
【請求項４】
前記切替えタイミング判定部は、使用者による切替えの指示以外の情報に基づいて、前記表示部の表示を切り替えるタイミングを判定する
ことを特徴とする請求項２に記載の洗面化粧台。
【請求項５】
前記複数の生体情報測定部のうち、一の生体情報測定部による測定が完了した後、他の生体情報測定部による測定を開始する
ことを特徴とする請求項１に記載の洗面化粧台。
【請求項６】
前記第１生体情報測定部および前記第２生体情報測定部を含む３以上の生体情報測定部のうち、測定を行う生体情報測定部及び順序の設定の入力を使用者から受け付ける設定変更入力部と、
前記使用者に入力された設定を記憶する設定記憶部と、
を備え、
前記設定記憶部に記憶された設定の順序に応じて生体情報測定部による測定を行う
ことを特徴とする請求項５に記載の洗面化粧台。
【請求項７】
前記表示部は、前記生体情報測定部による測定の経過時間に関する情報を表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の洗面化粧台。
【請求項８】
前記表示部は、前記鏡部の鏡面の下端部に配置される
ことを特徴とする請求項１に記載の洗面化粧台。
【請求項９】
鏡部と、
前記鏡部の下方を含む第１検知領域を検知領域として、第１生体情報を測定する第１生体情報測定部と、前記鏡部の下方を含む第２検知領域を検知領域として、前記第１生体情報とは異なる第２生体情報を測定する第２生体情報測定部とを含む複数の生体情報測定部と、
前記生体情報測定部による測定に関する情報を表示する表示部と、
を備え、
前記第１検知領域及び前記第２検知領域は少なくとも一部が重なり、前記第１生体情報測定部および前記第２生体情報測定部は、一方が測定可能な状態であるスタンバイ状態である場合、他方が非スタンバイ状態となり、
前記表示部は、前記第１生体情報測定部および前記第２生体情報測定部のうち、スタンバイ状態となっている一方の情報のみを表示する
洗面システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
開示の実施形態は、洗面化粧台及び洗面システムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、日々の生活の中で生体情報測定を行うべく、使用者の生体情報を測定する生体情報測定手段を備えた洗面化粧台が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－０４８８６２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。例えば、上述の従来技術では、洗面化粧台に生体情報測定手段を搭載したうえで、使用者の使い勝手を考慮する場合、生体情報測定手段が設置できる箇所は限られる。そこで、複数の生体情報を測定可能な生体情報測定手段を搭載した洗面化粧台においても、使い勝手の良い洗面化粧台または洗面システムを提供することが望まれている。そのため、複数の生体情報の各々の検知領域が重なる場合であっても適切な測定を可能にすることが望まれている。
【０００５】
開示の実施形態は、複数の生体情報の各々の検知領域が重なる場合であっても適切な測定を可能にする洗面化粧台及び洗面システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の一態様に係る洗面化粧台は、鏡部と、前記鏡部の下方を含む第１検知領域を検知領域として、第１生体情報を測定する第１生体情報測定部と、前記鏡部の下方を含む第２検知領域を検知領域として、前記第１生体情報とは異なる第２生体情報を測定する第２生体情報測定部とを含む複数の生体情報測定部と、前記生体情報測定部による測定に関する情報を表示する表示部と、を備え、前記第１検知領域及び前記第２検知領域は少なくとも一部が重なり、前記第１生体情報測定部および前記第２生体情報測定部は、一方が測定可能な状態であるスタンバイ状態である場合、他方が非スタンバイ状態となり、前記表示部は、前記第１生体情報測定部および前記第２生体情報測定部のうち、スタンバイ状態となっている一方の情報のみを表示することを特徴とする。
【０００７】
従来、使用者（利用者）に対し使い勝手の良い健康管理が行える洗面化粧台を提供する上で、生体情報測定の機能を追加していく場合、生体情報測定箇所がばらばらになったり、意図しない生体情報測定が開始されたりするなどの誤検知が発生するおそれがあった。一方で、実施形態の一態様に係る洗面化粧台によれば、多種の生体情報測定の機能を搭載した場合であっても、所望の生体情報の測定を容易にすることが可能となる。したがって、洗面化粧台は、複数の生体情報の各々の検知領域が重なる場合であっても適切な測定を可能にすることができる。
【０００８】
実施形態の一態様に係る洗面化粧台は、前記表示部の表示を切り替えるタイミングを判定する切替えタイミング判定部、を備え、前記表示部は、前記切替えタイミング判定部からの判定情報に基づいて表示を変更する。
【０００９】
実施形態の一態様に係る洗面化粧台によれば、測定内容をタイミングに応じて切り替えることでより利便性を高めることができる。したがって、洗面化粧台は、複数の生体情報の各々の検知領域が重なる場合であっても適切な測定を可能にすることができる。
【００１０】
実施形態の一態様に係る洗面化粧台において、前記切替えタイミング判定部は、使用者による切替えの指示に基づいて、前記表示部の表示を切り替えるタイミングを判定する。
（【００１１】以降は省略されています）

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