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公開番号2025086121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199952
出願日2023-11-27
発明の名称トイレシステム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類E03D 1/24 20060101AFI20250530BHJP(上水;下水)
要約【課題】便器側の制御部のデータ容量が圧迫されるのを抑制できるトイレシステムを提供する。
【解決手段】便器に設置された便座装置と、前記便器に洗浄水を供給する電磁弁装置と、を備え、前記便座装置は、機能部と、前記機能部を制御する第1制御部と、を有し、前記電磁弁装置は、前記便器へ前記洗浄水が流れるのを許容する開状態と、前記便器へ前記洗浄水が流れるのを遮断する閉状態と、の開閉作動を行う電磁弁と、前記第1制御部から供給された電力で作動することにより前記電磁弁の作動を制御する第2制御部と、を有し、前記第2制御部は、前記便器への洗浄水供給に関する複数の洗浄モードが格納される記憶部を有していることを特徴とするトイレシステム。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
便器に設置された便座装置と、
前記便器に洗浄水を供給する電磁弁装置と、
を備え、
前記便座装置は、機能部と、前記機能部を制御する第1制御部と、を有し、
前記電磁弁装置は、
前記便器へ前記洗浄水が流れるのを許容する開状態と、前記便器へ前記洗浄水が流れるのを遮断する閉状態と、の開閉作動を行う電磁弁と、
前記第1制御部から供給された電力で作動することにより前記電磁弁の作動を制御する第2制御部と、を有し、
前記第2制御部は、前記便器への洗浄水供給に関する複数の洗浄モードが格納される記憶部を有していることを特徴とするトイレシステム。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記第2制御部は、前記第1制御部から供給されている電力の電力遮断態様により、前記電磁弁を作動させるための電磁弁作動信号を検出することを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
【請求項3】
前記電力遮断態様は、電力供給が遮断された遮断時間であり、
前記第2制御部は、前記遮断時間に応じて、設定された前記洗浄モードに基づく前記電磁弁の開閉時間を制御することを特徴とする請求項2に記載のトイレシステム。
【請求項4】
前記電力遮断態様は、パルス制御に基づくパルス数であり、
前記第2制御部は、前記パルス数に応じて、設定された前記洗浄モードに基づく前記電磁弁の開閉時間を制御することを特徴とする請求項2に記載のトイレシステム。
【請求項5】
前記便器を使用する使用者を検知する人体検知部をさらに備え、
前記第1制御部は、
前記人体検知部が使用者を検知していない場合には、前記第2制御部への電力供給を停止しており、
前記人体検知部が使用者を検知している場合には、前記第2制御部への電力供給を実行することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のトイレシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的に、トイレシステムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
便器洗浄を行うための大洗浄および小洗浄の洗浄態様が異なる複数の洗浄モードを設定可能なトイレシステムが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-23715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のトイレシステムは、便器に設けられた制御部に複数の洗浄モードを格納させている。このような場合には、データ容量が圧迫されてしまうので、他の付加機能や新たな洗浄モードを追加させることが困難になるおそれがある。
【0005】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、便器側の制御部のデータ容量が圧迫されるのを抑制できるトイレシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明は、便器に設置された便座装置と、前記便器に洗浄水を供給する電磁弁装置と、を備え、前記便座装置は、機能部と、前記機能部を制御する第1制御部と、を有し、前記電磁弁装置は、前記便器へ前記洗浄水が流れるのを許容する開状態と、前記便器へ前記洗浄水が流れるのを遮断する閉状態と、の開閉作動を行う電磁弁と、前記第1制御部から供給された電力で作動することにより前記電磁弁の作動を制御する第2制御部と、を有し、前記第2制御部は、前記便器への洗浄水供給に関する複数の洗浄モードが格納される記憶部を有していることを特徴とするトイレシステムである。
【0007】
このトイレシステムによれば、第2制御部の記憶部に複数の洗浄モードが格納されているので、電磁弁装置を複数種類の便器に対応させることができる。また、電磁弁装置の第2制御部は、第1制御部から電力が供給されるので、例えば便座装置が接続されるコンセントと、電磁弁装置が接続されるコンセントと、を別個に用意する必要がなくなる。また、複数の洗浄モードは、第2制御部の記憶部に格納されているので、便座装置の第1制御部を大容量化することなく、データ量圧迫を解消することができる。従って、第2制御部に新たな洗浄モードの情報追加や、第1制御部に便座装置の機能追加が可能となる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、前記第2制御部は、前記第1制御部から供給されている電力の電力遮断態様により、前記電磁弁を作動させるための電磁弁作動信号を検出することを特徴とするトイレシステムである。
【0009】
このトイレシステムによれば、第2制御部が電力供給の有無を判別可能とすることで、電力供給を洗浄のための駆動信号として洗浄制御を行うことができる。電磁弁作動信号を電力供給と同じライン(ケーブル)とすることで、信号ラインを不要にしつつ、洗浄制御を行うことができる。また、ラインを兼用することにより、コストを低減できる。また、第2制御部で電磁弁の作動信号と制御情報とを対応させているため、便座装置の第1制御部の容量を逼迫することなく制御情報の組み合わせパターンを持たせることができる。
【0010】
第3の発明は、第2の発明において、前記電力遮断態様は、電力供給が遮断された遮断時間であり、前記第2制御部は、前記遮断時間に応じて、設定された前記洗浄モードに基づく前記電磁弁の開閉時間を制御することを特徴とするトイレシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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