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公開番号2025077924
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023200233
出願日2023-11-07
発明の名称夜露から水を創る用具と装置
出願人個人
代理人
主分類E03B 3/28 20060101AFI20250512BHJP(上水;下水)
要約【課題】 水の取水、又は、採水方法は多岐にわたるが、空気中の水蒸気を水に変える、いわゆる、凝縮(液化)という三態変化を利用して蓄水、又は、貯水ができ、そしてさらに、自然界に生きる動植物に生命水を無限に供給できる水、所謂、夜露を利用して非金属でなる紐に付着させ、それを滞水させずに直接供給できる循環型の水資源をつくるための用具、及び、装置を提供する。
【解決手段】非金属でなる紐(3)を長尺ものと、細断したものを設け、長尺ものは現状のままのものを網袋(1)に入れ、細断したものは網袋(1)に入れ、それぞれ用途に応じて使えるように分類し、使うときは網袋(1)の出し入れ口を閉じて屋外に設置するだけで水づくりをはじめる、自発自動全天候型創水と蓄水、又は、貯水と供給を同時並行処理することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
紐(3)を長尺物と、長尺物を網袋(1)に挿入したものを設けた夜露から水を創る用具と装置。
続きを表示(約 96 文字)【請求項2】
紐(3)を切断、及び、細断し網袋(1)に挿入した夜露から水を創る用具と装置。
【請求項3】
非金属でなる素材を用いた夜露から水を創る用具と装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、夜露という空気中の水分、所謂、水蒸気という水の気体を集めて水を創る用具と装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、非金属を利用して夜露、すなわち、水蒸気が凝縮(液化)されてできる自然水を、人工的に集めて水に変える物と方法はなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
(イ)採水機械はあるが電動式で然も高額であった。
(ロ)空気中の水蒸気を液化させ水を創るための物と方法がなかった。
(ハ)動植物に直接、又は、間接的に水を供給、若しくは、蓄水するシステムがなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
非金属でなる紐(3)を設け切断、若しくは、細断して網袋(1)に挿入、若しくは、長尺のまま網袋(1)に入れるか、紐(3)自体に手を加えずそのまま屋外に置くだけで、空気中の水蒸気が紐(3)に付着して水滴となり、それを外部に供給、又は貯水槽に入れ水源とする。
本発明は、以上の構成よりなる大気中の水蒸気、所謂、自然現象である夜露の三態変化である凝縮(液化)を利用して、水を創るための用具と装置である。
【発明の効果】
【0006】
(イ)この紐、若しくは、細断紐を網袋に入れ空容器の上にのせて屋外に出しておくと夜露が付着して水滴となり、これが容器内に流れ落ち蓄水できる。
(ロ)(イ)を土壌等の上に置くと、夜露がゆっくり地下浸透して土壌に天来の潤いを与え、動植物の生命を維持するのに不可欠な水となる。
(ハ)自然界の自然の法則によって起きる自然現象ではあるが、用具及び装置を用いることにより滞水することなく蓄水、又は、貯水が可能となる。
この方法は取り込んだ水分の蒸発を防ぎつつ乾燥を抑える相反機能を包蔵しており、人工の蓄水槽や貯水池が無限に広がり水資源となる。
(二)非常時、災害時に水を飲料水、加工水としても多面的、多角的に利用が可能となる。
(ニ)自然界の無限の力で日々造水され、自動貯水、自動灌水が出来る。
(ホ)自然水という大自然の恩恵を受け通年、自然現象が崩壊しない限り永久的に水が創り続けられ増水されることにより、水不足を解消することができ、最も重要な「空気」と、何にでも使える『水』だけは確保できる。
(ヘ)動植物の生態系を保つための貴重な水資源は、大気汚染がない限り何時までも入手することができ、汚染のない状態で活用できる。
(ト)紐、綱、ロープはカラー素材が豊富であるため、配色を変えることにより水蒸気の付着量や水分の蒸発量をコントロールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の斜視図である。
本発明の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
非金属でなる紐(3)を長尺用として使う場合はそのままの大きさで、若しくは、網袋(1)に入れ、細断用として使う場合は用途に応じた長さに切り、それらを網袋(1)に入れる。
本発明は、以上のような構造である。
これを使用するときは、網袋(1)入れたものは出し入れ口(2)閉じ、地面に直接設置するか、若しくは、空容器を台座にして間接的に設置する。
その後は毎日、交換や移動する必要はなく置いたままで良い。
【符号の説明】
【0009】
1 網袋
2 出し入れ口
3 紐

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