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公開番号
2025090161
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205219
出願日
2023-12-05
発明の名称
水栓
出願人
SANEI株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
E03C
1/044 20060101AFI20250610BHJP(上水;下水)
要約
【課題】水栓本体に対して給湯管及び給水管を簡便に取付けられるとともに破損のおそれを抑制した水栓を提供する。
【解決手段】水栓1は、内部に給湯路と給水路とを有する略円筒状の連結部材10と、給湯路から供給された湯と給水路から供給された水とを混合して吐水するカートリッジ6と、給湯路に接続された給湯管3及び給水路に接続された給水管4と、を有する。連結部材10にはスリット部23が形成されている。給湯管3と給水管4が給湯路と給水路へ挿入された状態で、スリット部23に挿入された板部材40が給湯管3と給水管4の第2段部3a4、4a4と係合することで給湯管3と給水管4が連結部材10に固定されている。スリット部23には軸Aの方向の両外縁面を連結するガイド柱部23eが左右一対形成されており、板部材40には各ガイド柱部23eを通す小U字切欠部43が形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に給湯路と給水路とを有する略円筒状の連結部材と、前記給湯路から供給された湯と前記給水路から供給された水とを混合して吐水するカートリッジと、前記給湯路に接続された給湯管及び前記給水路に接続された給水管と、を有する水栓であって、
前記連結部材には外周部から円筒の中心軸に対して垂直な方向に延びるスリットが形成されており、
前記給湯管と前記給水管が前記給湯路と前記給水路へ挿入された状態で、前記スリットに挿入された板部材が前記給湯管の一部及び前記給水管の一部と係合することで前記給湯管と前記給水管が前記連結部材に固定されており、
前記スリットには前記中心軸の方向の両外縁面を連結する柱状部が前記給湯管と前記給水管に対応して一つずつ形成されており、
前記板部材には前記板部材を前記スリットに挿入するとき各柱状部に摺接して各柱状部を通す通し孔が形成されている水栓。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
請求項1において、前記連結部材の前記スリットに前記板部材を挿入して前記給湯管の一部及び前記給水管の一部に係合させた状態で前記連結部材を径方向から覆って前記板部材の径方向外側への移動を阻止する外筒部材が取付けられている水栓。
【請求項3】
請求項1又は請求項2において、前記給湯管の一部及び前記給水管の一部は、前記給湯管に設けられた拡径部における前記給湯管の端部と反対側の面と、前記給水管に設けられた拡径部における前記給水管の端部と反対側の面と、である水栓。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓に関する。詳しくは、下方から湯及び水が供給される水栓に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、設置面に対し略垂直に配設された水栓本体の上面部に開閉ハンドル部が取付けられ、下面部に給湯管と給水管が取付けられて、側面部に吐水管が取付けられた水栓が知られている。特許文献1に開示される水栓においては、水栓本体の内部に配設された略円柱状の通水部には、上面部に湯水の混合割合を調節するカートリッジが接続され、下面部に給湯管及び給水管が挿入される挿入穴が形成されている。そして、通水部には中心軸に交差する断面において外周部の一部を切り欠いたスリットが設けられており、各挿入穴に挿入された給湯管及び給水管の外周部に形成された凹部に板状の抑え部材が嵌合した状態でスリットに配置される。これによって、通水部に対し給湯管及び給水管は連結されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7122525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された技術においては、給湯管及び給水管を通水部の中心軸に近い位置に配置しようとすると、スリットが中心軸の近くまで延びて設けられることになる。すると、通水部の強度バランスが崩れて破損しやすくなるというおそれがあった。
【0005】
このような問題に鑑み本発明の課題は、水栓本体に対して給湯管及び給水管を簡便に取付けられるとともに破損のおそれを抑制した水栓を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1発明は、内部に給湯路と給水路とを有する略円筒状の連結部材と、前記給湯路から供給された湯と前記給水路から供給された水とを混合して吐水するカートリッジと、前記給湯路に接続された給湯管及び前記給水路に接続された給水管と、を有する水栓であって、前記連結部材には外周部から円筒の中心軸に対して垂直な方向に延びるスリットが形成されており、前記給湯管と前記給水管が前記給湯路と前記給水路へ挿入された状態で、前記スリットに挿入された板部材が前記給湯管の一部及び前記給水管の一部と係合することで前記給湯管と前記給水管が前記連結部材に固定されており、前記スリットには前記中心軸の方向の両外縁面を連結する柱状部が前記給湯管と前記給水管に対応して一つずつ形成されており、前記板部材には前記板部材を前記スリットに挿入するとき各柱状部に摺接して各柱状部を通す通し孔が形成されていることを特徴とする。
【0007】
第1発明によれば、連結部材に対して給湯管及び給水管を簡便に取付けられる水栓において、連結部材の破損のおそれを抑制することができる。それは、給湯管や給水管が連結部材の中心軸の近傍に配置されていてスリットの存在により強度バランスが悪くなっていても、スリットの中心軸方向の両外縁面を連結する柱状部が給湯管と給水管に対応して一つずつ形成されているのでスリットの存在する部分の中心軸方向及び中心軸を中心とする周方向の強度が高められていることによる。また、板部材をスリットに挿入する際、各柱状部に各通し孔の外縁面が摺接して挿入されるため板部材が挿入される方向を規制することができる。
【0008】
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記連結部材の前記スリットに前記板部材を挿入して前記給湯管の一部及び前記給水管の一部に係合させた状態で前記連結部材を径方向から覆って前記板部材の径方向外側への移動を阻止する外筒部材が取付けられていることを特徴とする。
【0009】
第2発明によれば、板部材は、給湯管の一部及び給水管の一部と係合しスリット内に配置された状態で外筒部材により径方向外側へ向かう移動が阻止される。これによって、簡潔な構造で板部材のスリットからの離脱を防止できる。
【0010】
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記給湯管の一部及び前記給水管の一部は、前記給湯管に設けられた拡径部における前記給湯管の端部と反対側の面と、前記給水管に設けられた拡径部における前記給水管の端部と反対側の面と、であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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