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公開番号
2025095184
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211027
出願日
2023-12-14
発明の名称
水道メータユニット
出願人
株式会社光明製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
E03B
7/07 20060101AFI20250619BHJP(上水;下水)
要約
【課題】本発明は、水道メータの繰り返しの交換に対して水密性を向上させるこができる水道メータユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】
水道設備に設けられる水道メータユニットであって、水が流入する流入口部11と水が流出する流出口部12を有し、水の流量を計測する水道メータ1と、水道メータ1の流入口部11に設けられる第1の継手2と、水道メータ1の流出口部12に設けられる第2の継手3と、水道メータ1を支承する台座4とを備える。第1の継手2は、水道メータ1の流入口部11に脱着可能に接続されるスリーブ21と、スリーブ21に設けられたハンドル23とを備え、ハンドル23の操作によってスリーブ21が水道メータ1の軸方向に沿って台座4上を摺動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
水道設備に設けられる水道メータユニットであって、
水が流入する流入口部と水が流出する流出口部を有し、水の流量を計測する水道メータと、
前記水道メータの流入口部に設けられる第1の継手と、
前記水道メータの流出口部に設けられる第2の継手と、
前記水道メータを支承する台座とを備え、
前記第1の継手は、前記水道メータの前記流入口部に脱着可能に接続されるスリーブと、前記スリーブに設けられたハンドルとを備え、前記ハンドルの操作によって前記スリーブが前記水道メータの軸方向に沿って前記台座上を摺動することを特徴とする水道メータユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1の継手は、前記スリーブと前記ハンドルが別体に設けられ、前記ハンドルの操作によって前記スリーブが前記水道メータの軸方向に沿って軸回転不能な状態で台座上を摺動する請求項1に記載の水道メータユニット。
【請求項3】
前記第1の継手は、前記スリーブとハンドルが一体に設けられ、前記ハンドルの操作によって前記スリーブが前記水道メータの軸方向に沿って軸回転しながら台座上を摺動する請求項1に記載の水道メータユニット。
【請求項4】
前記第1の継手は、流入側に可撓性のホース部材が設けられ、
前記ホース部材は、前記第1の継手の前記スリーブが前記水道メータの軸方向に沿って摺動するのに伴って湾曲する請求項1に記載の水道メータユニット。
【請求項5】
前記スリーブは、下流側端部が水道メータの軸方向に沿って延びるとともに、上流側端部が水道メータの軸方向に交差する方向に沿って延びるL字状に形成され、前記スリーブの上流側端部において流入管が水道メータの軸方向に軸ずれ可能な態様で接続されている請求項1に記載の水道メータユニット。
【請求項6】
前記第1の継手の前記スリーブと前記流入管の間において、前記スリーブと前記流入管を連通する接続管が設けられ、
前記接続管は、下流側端部が前記スリーブの上流側端部に揺動可能な態様で接続されるとともに、上流側端部が前記流入管の下流側端部に揺動可能な態様で接続されている請求項5に記載の水道メータユニット。
【請求項7】
前記第1の継手のスリーブと前記流入管の間において、前記スリーブと前記流入管を固定するための固定治具が設けられる請求項6に記載の水道メータユニット。
【請求項8】
前記第1の継手は、前記スリーブの少なくとも上流側端部に可撓性部材が設けられており、前記スリーブの摺動に伴って可撓性部材が湾曲および/または伸縮する請求項1に記載の水道メータユニット。
【請求項9】
前記可撓性部材は、前記スリーブと流入管の間に設けられたダイアフラムである請求項8に記載の水道メータユニット。
【請求項10】
前記第1の継手は、前記スリーブが水道メータの流入口部に接続された際、前記スリーブを固定するための固定治具が設けられている請求項1に記載の水道メータユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水道設備に設けられ、水道水の流量を計量する水道メータユニットに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、水道設備に用いられる水道メータユニットは、図8に示すように、水道設備に設けられ、水が流入する流入口部11と水が流出する流出口部12を有し、水の流量を計測する水道メータ1と、水道メータ1の流入側に設けられた第1の継手2と、水道メータ1の流出側に設けられた第2の継手3と、水道メータ1を支承する台座4とを備え、第1の継手2、水道メータ1および第2の継手3の順に水が流れるものなされている。なお、第1の継手2は、L字状のスリーブ21、スリーブ21を支承する支承部22と、スリーブ21に設けられたハンドル23を備え、上流側端部21bに止水栓510の機能を有する流入管51が設けられている。また、第2の継手2は、逆止弁の機能を有する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そして、本水道メータユニットにおいて、水道メータ1を台座4に取り付ける際、第1の継手2のハンドル23を回動し、スリーブ21に対して水道メータ1の流入口部11から離間する軸方向に摺動させておいて、水道メータ1の流出口部12を第2の継手3に当接させたあと、第1の継手2のハンドル23を回動し、スリーブ21に対して水道メータ1の流入口部11に近接する軸方向に摺動させていき、ハンドル23を水道メータ1の流入口部11に圧着状態で接続することによって、水道メータ1を台座4上に取り付ける。
【0004】
一方、本水道メータユニットにおいて、水道メータ1を台座4から取り外す際、第1の継手2のハンドル23を回動し、スリーブ21に対して水道メータ1の流入口部11から離間する軸方向に摺動させていき、第1の継手2のハンドル23による水道メータ1の流入口部11の接続を解除したあと、水道メータ1を上方に持ち上げながら水道メータ1の流出口部12と第2の継手3の接続も解除することによって、水道メータ1を台座4上から取り外す。
【0005】
このように従来の水道メータユニットでは、第1の継手2においてハンドル23自体がスリーブ21に対して軸回転しながら水道メータ1の流入口部11の軸方向に沿って摺動することによって、水道メータ1の取け付けまたは取り外しが行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-121113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述のようにハンドル23がスリーブ21に対して軸回転しながら水道メータ1の軸方向に沿って台座4上を摺動する構造の場合、第1の継手2におけるハンドル23とスリーブ21の摺動部分において水密性を維持するためのOリング100が設けられる必要がある。このため、長期間に亘って水道メータの交換を繰り返すと、Oリング100も何度も軸回転しながら摺動することによって、Oリング100によじれ、ねじれ、摩耗が生じるなどして破損し、Oリング100の箇所から水が漏れる虞があるという問題があった。
【0008】
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、水道メータの繰り返しの交換に対して水密性を向上させるこができる水道メータユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成するために、水道設備に設けられる水道メータユニットであって、水が流入する流入口部と水が流出する流出口部を有し、水の流量を計測する水道メータと、前記水道メータの流入口部に設けられる第1の継手と、前記水道メータの流出口部に設けられる第2の継手と、前記水道メータを支承する台座とを備え、前記第1の継手は、前記水道メータの前記流入口部に脱着可能に接続されるスリーブと、前記スリーブに設けられたハンドルとを備え、前記ハンドルの操作によって前記スリーブが前記水道メータの軸方向に沿って前記台座上を摺動することを特徴とする。
【0010】
これによれば、水道メータを台座に取り付ける際、第1の継手におけるハンドルの操作によってスリーブを水道メータの流入口部に近接する方向に摺動させていき、スリーブを水道メータの流入口部に圧着状態に接続することによって、水道メータを台座上に取り付けることができる。一方、水道メータを台座から取り外す際、第1の継手におけるハンドルの操作によってスリーブを水道メータの流入口部から離間する方向に摺動させていき、スリーブによる水道メータの流入口部の接続を解除することによって、水道メータを台座から取り外すことができる。このように第1の継手のハンドルを水道メータの流入口部に圧着するのではなく、第1の継手のスリーブを水道メータの流入口部に直接圧着することによって水道メータを台座に取り付けるため、第1の継手におけるハンドルとスリーブの間のOリングが不要となり、Oリングの破損による水漏れが生じなくなって水密性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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