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公開番号2025068303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-28
出願番号2023178099
出願日2023-10-16
発明の名称水栓カバー及び水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20250421BHJP(上水;下水)
要約【課題】水栓カバーの分割カバー部材を安定的に固定する。
【解決手段】水栓カバー10は、水栓ハンドル16の取り付け位置Pに開口部47を有して水栓本体2を覆うメインカバー48と、このメインカバー48の開口部47に取着されるカラー56と、を備える。また、メインカバー48は、このメインカバー48の外殻70を構成する第1壁部71と、その第1壁部71に対向する第2壁部72と、を有することにより、これらの第1壁部71及び第2壁部72が二重壁45を形成する。そして、カラー56は、そのメインカバー48の開口部47が開口する方向に臨む二重壁45の隙間βに対する挿入嵌合部73を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
水栓ハンドルの取り付け位置に開口部を有して水栓本体を覆うメインカバーと、
前記メインカバーの前記開口部に取着されるカラーと、を備え、
前記メインカバーは、該メインカバーの外殻を構成する第1壁部と、該第1壁部に対向する第2壁部と、を有して前記第1壁部及び前記第2壁部が二重壁を形成するとともに、
前記カラーは、前記開口部の開口方向に臨む前記二重壁の隙間に対する挿入嵌合部を備える水栓カバー。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記メインカバーは、
前記水栓本体を覆う本体カバー部と、
前記水栓本体に接続された配管部材の上方を覆う配管カバー部と、を備え、
前記配管カバー部は、
前記本体カバー部に連続して延設されることにより前記配管部材の上方に配置される延長壁と、
前記延長壁の下方に配置される下方壁と、を備えるとともに、
前記延長壁を前記第1壁部とし、前記下方壁を前記第2壁部として、
前記延長壁及び前記下方壁が前記二重壁を形成する請求項1に記載の水栓カバー。
【請求項3】
前記挿入嵌合部が前記二重壁の隙間に嵌合した状態において、
前記二重壁に設けられた二重壁側副嵌合部と、
前記カラーに設けられたカラー側副嵌合部と、が嵌合することにより、
前記水栓本体の前後方向における前記カラーの相対移動が規制される
請求項2に記載の水栓カバー。
【請求項4】
前記カラーは、前記挿入嵌合部が前記二重壁の隙間に嵌合した状態で前記延長壁の下面側に当接する延長壁当接部を備えるとともに、
前記カラー側副嵌合部として、
前記延長壁当接部に設けられた上側下方壁嵌合部を備え、
前記上側下方壁嵌合部が、前記下方壁に設けられた前記二重壁側副嵌合部に嵌合する請求項3に記載の水栓カバー。
【請求項5】
前記カラーは、前記挿入嵌合部が前記二重壁の隙間に嵌合した状態で前記下方壁の下面側に当接する下方壁当接部を備えるとともに、
前記カラー側副嵌合部として、
前記下方壁当接部に設けられた下側下方壁嵌合部を備え、
前記下側下方壁嵌合部が、前記下方壁に設けられた前記二重壁側副嵌合部に嵌合する請求項3に記載の水栓カバー。
【請求項6】
請求項1~請求項5の何れか一項に記載の水栓カバーを備える水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓カバー及び水栓に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、所謂壁付き型の水栓には、その水栓本体を覆う水栓カバーを備えたものがある。例えば、特許文献1に記載の水栓カバーは、水栓本体の前方及び上下方向を覆うメインカバーを備えている。更に、この水栓カバーは、断面略U字型の側方形状を有したメインカバーが形成する開口部に取着される一対のカラーを備えている。そして、この従来例の水栓カバーは、これらの各カラーによって、その水栓ハンドルの取り付け位置となる水栓本体の側方を覆う構成となっている。
【0003】
尚、上記従来文献において、これらの各分割カバー部材は、それぞれ、前側カバー体及びサイドキャップと呼称されている。また、メインカバーに組み付けられた状態における各カラーの固定構造は、任意である旨が記載されている。そして、その固定構造として、例えば、水栓本体に螺子止めする、或いはメインカバーに係合させる等の方法が例示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-131546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術のような複数の分割カバー部材を互いに組み付ける構成においては、これら分割カバー部材間の固定構造が、組み付け作業の容易さや効率性のみならず、その剛性を含めた水栓カバーの質感にも影響を与える可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する水栓カバー及び水栓の各態様を記載する。
態様1は、水栓ハンドルの取り付け位置に開口部を有して水栓本体を覆うメインカバーと、前記メインカバーの前記開口部に取着されるカラーと、を備え、前記メインカバーは、該メインカバーの外殻を構成する第1壁部と、該第1壁部に対向する第2壁部と、を有して前記第1壁部及び前記第2壁部が二重壁を形成するとともに、前記カラーは、前記開口部の開口方向に臨む前記二重壁の隙間に対する挿入嵌合部を備える水栓カバーである。
【0007】
上記構成によれば、二重壁の隙間に対する挿入嵌合部の嵌合状態に基づいて、その二重壁を構成する第1壁部及び第2壁部の対向方向におけるカラーの相対移動を規制することができる。そして、これにより、そのメインカバーの開口部に対するカラーの安定的な固定状態を確保することができる。
【0008】
また、メインカバーの開口部及び二重壁の隙間が同じ方向に開口していることで、その開口方向からカラーを取着するだけで、このカラーの挿入嵌合部を二重壁の隙間に挿入し、及び嵌合させることができる。そして、これにより、その組み付け作業の容易化及び効率化を図ることができる。
【0009】
態様2は、前記メインカバーは、前記水栓本体を覆う本体カバー部と、前記水栓本体に接続された配管部材の上方を覆う配管カバー部と、を備え、前記配管カバー部は、前記本体カバー部に連続して延設されることにより前記配管部材の上方に配置される延長壁と、前記延長壁の下方に配置される下方壁と、を備えるとともに、前記延長壁を前記第1壁部とし、前記下方壁を前記第2壁部として、前記延長壁及び前記下方壁が前記二重壁を形成する態様1に記載の水栓カバーである。
【0010】
即ち、配管部材の上方を覆う配管カバー部を備えることで、その配管部材に対して利用者が接触し難くなる。そして、これにより、例えば、配管部材に接触した利用者が、その配管部材内を流れる湯水の温度に驚く等といった状況の発生を回避することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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