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公開番号2025076067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187730
出願日2023-11-01
発明の名称吐水装置
出願人株式会社LIXIL
代理人個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20250508BHJP(上水;下水)
要約【課題】複数の機器を備える吐水装置において、機器に異常が発生した場合に、異常が発生した機器をユーザに確実に知らせることができる技術を提供する。
【解決手段】吐水装置12は、吐水部28が設けられた吐水装置本体16と、吐水装置本体に設けられた報知部35と、複数の機器と、制御装置22と、を備える。制御装置22は、機器に異常が発生している場合にその機器の識別情報を報知部35に報知させる詳細報知モードを実行可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吐水部が設けられた吐水装置本体と、
吐水装置本体に設けられた報知部と、
複数の機器と、
制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、機器に異常が発生している場合にその機器を識別可能な情報を前記報知部に報知させる詳細報知モードを実行可能である吐水装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記詳細報知モードに加え、機器に異常が発生している場合にいずれかの機器に異常が発生していることを前記報知部に報知させる簡易報知モードを実行可能である請求項1に記載の吐水装置。
【請求項3】
前記制御装置は、前記簡易報知モードおよび前記詳細報知モードのうちの選択された報知モードを実行する請求項2に記載の吐水装置。
【請求項4】
前記制御装置は、前記簡易報知モードによる報知と前記詳細報知モードによる報知とを交互に実行する請求項2に記載の吐水装置。
【請求項5】
前記報知部は発光部であり、
機器を識別可能な情報は、予め割り振られた機器ごとの色であり、
前記制御装置は、前記詳細報知モードにおいて、機器に異常が発生している場合にその機器に予め割り振られた色に前記報知部を点灯させる請求項1に記載の吐水装置。
【請求項6】
前記吐水装置本体は、キッチンのカウンタに設置され、
前記複数の機器のうちの少なくとも1つは、前記カウンタの下のキャビネット内に収容される請求項1に記載の吐水装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、吐水装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
吐水装置の高機能化が進んでおり、吐止水以外の機能を提供する機器を備える吐水装置が提案されている。例えば、水処理器、加熱機および冷却機を備える吐水システムが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平4-117269号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、機器は報知用のLEDを備える。機器は、自身に異常が発生している場合、報知用のLEDを点灯あるいは点滅させることで異常の発生をユーザに報知する。しかしながら、機器に異常が発生することは稀であるため、普段から報知用のLEDに目をやるユーザはほとんどいない。したがって、報知用のLEDで異常の発生を報知しても、異常の発生になかなか気づかれない場合がある。機器の数が増えれば、ユーザの目の届かない機器が増えるため、その傾向は顕著になる。
【0005】
本開示はこうした状況においてなされたものであり、その例示的な目的の1つは、複数の機器を備える吐水装置において、機器に異常が発生した場合に、異常が発生した機器をユーザに確実に知らせることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の吐水装置は、吐水部が設けられた吐水装置本体と、吐水装置本体に設けられた報知部と、複数の機器と、制御装置と、を備える。制御装置は、機器に異常が発生している場合にその機器の識別情報を報知部に報知させる詳細報知モードを実行可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態の吐水装置の全体構成図である。
図1の制御装置の機能および構成を示すブロック図である。
図2の機器状態記憶部のデータ構造の一例を示す図である。
図1の報知部の一例について具体的に説明する
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、好適な実施の形態について図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
【0009】
図1を参照する。吐水装置12は、本実施の形態ではキッチンに設置される。吐水装置12は、吐水部28が設けられた吐水装置本体16と、吐水部28に給水する給水ライン20と、ユーザに報知するための報知部35と、吐水装置12を統括的に制御する制御装置22と、を備える。
【0010】
吐水装置本体16は、カウンタ114に設置される。給水ライン20の改質機104および冷却機106(いずれも後述)は、カウンタ114の下のキャビネット112内に収容される。本実施の形態では、制御装置22もキャビネット112内に収容される。
(【0011】以降は省略されています)

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