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公開番号
2025086500
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200509
出願日
2023-11-28
発明の名称
土木構造体
出願人
株式会社 林物産発明研究所
代理人
主分類
E03F
1/00 20060101AFI20250602BHJP(上水;下水)
要約
【課題】 上下方向の強度が向上し、水平方向にも安定した土木構造体を提供する。
【解決手段】 台部と、前記台部から突起する脚部を有する脚付台の積層体を配列した土木構造体であって、前記脚付台は前記台部に柱穴をさらに有し、前記土木構造体は前記柱穴を通って前記積層体を貫通する支柱をさらに有する、土木構造体とした。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
台部と、前記台部から突起する脚部を有する脚付台の積層体を配列した土木構造体であって、
前記脚付台は前記台部に柱穴をさらに有し、
前記土木構造体は前記柱穴を通って前記積層体を貫通する支柱をさらに有する、土木構造体。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記柱穴は、大きさの異なる第一柱穴及び第二柱穴を有する、請求項1の土木構造体。
【請求項3】
前記支柱は管状であり、前記支柱の上下に前記支柱の端と嵌合する柱台をさらに有する、請求項1の土木構造体。
【請求項4】
前記脚付台は前記台部に継手穴をさらに有し、前記継手穴と嵌合する凸部を有する継手により複数の前記積層体が連結されている、請求項1の土木構造体。
【請求項5】
前記継手が第三柱穴を有し、前記土木構造体は前記第三柱穴を通る第三支柱をさらに有する、請求項4の土木構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地中埋設型の土木構造体(骨組構造体/空隙構造体)に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
高空隙率のブロック(脚付台)を多数積み上げた土木構造体を窪地に設置し、土で埋戻すことで、雨水の貯留空間を形成した貯水槽が知られている(例えば、特許文献1)。土木構造体はダム構造や盛土等の形成にも利用可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-301516号公報
特開平11-402886号公報
特開2008-280775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の土木構造体を構成する脚付台はプラスチック製であった(例えば、特許文献2,3)。そのため、上下方向の強度が低く、上方からの土圧等により変形する問題があった。本発明は、上下方向の強度を向上させることができる土木構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願には、
台部と、前記台部から突起する脚部を有する脚付台の積層体を配列した土木構造体であって、
前記脚付台は前記台部に柱穴をさらに有し、
前記土木構造体は前記柱穴を通って前記積層体を貫通する支柱をさらに有する、土木構造体が開示される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本発明の1実施形態の土木構造体1を示す。
図2は、土木構造体1の側面図を示す。
図3は、土木構造体1の平面図を示す。
脚付台10を示す。(a)は斜視図。(b)は平面図。(c)は断面図。
柱台40を示す。(a)は平面図。(b)は断面図。
図6は、継手50を示す。
図7は、土木構造体1Aを示す。
図8は、土木構造体1Bを示す。
図9は、脚付台10aを示す。(a)は平面図。(b)は断面図。
図10は、第四実施形態の土木構造体1Cを示す。
図11は、第五実施形態の土木構造体1Dを示す。
継手50bを示す。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1は、本発明の1実施形態の土木構造体1を示す。防水シートで覆った窪地2に土木構造体1を設置し、土で埋め戻すことで雨水等を貯留可能な貯水槽3を形成できる。貯水槽3の上は、駐車場、道路、公園等として使用できる。土木構造体1を路面下や宅地下に設置して盛土として使用し、又は、ダム底に設置してダム構造を形成してもよい。土木構造体1の側部や上部に壁材4や天板5を設けてもよい。
【0008】
図2,3は、土木構造体1を示す。土木構造体1は、水平面内に配列した複数の積層体20を有し、各積層体20は、複数の脚付台10を有する。上下に隣接する脚付台10は上下逆向きに配置するとよい。図のように、一番下の脚付台10を、脚部12を下にして積層すると、水の流れが良くなり貯水槽3の底の泥等の流れを良くすることができる。
【0009】
土木構造体1は、積層体20の上から下まで貫通する第一支柱30aを有する。第一支柱30aは、ヒューム管、塩ビ管等のパイプとするとよい。第一支柱30aをパイプとし、その中に、木炭を充填して貯水槽3内の水を浄化してもよいし、モルタルや樹脂を充填してさらに上下方向の強度を向上させてもよい。後述の第二、第三支柱30b,30cや後述の脚部12に挿入する支柱も同様である。土木構造体1は、さらに、第一支柱30aの上下の柱台40及び隣接する積層体20を結合する継手50を有するとよい。
【0010】
図4は、土木構造体1に使用される1実施形態の脚付台10を示す。図に示すように、脚付台10は、台部11と台部11から突起する脚部12とを有する。脚部12は高さ方向に断面積一定の筒形状でもよいが、図のように上方先細りの錐台形状としてもよい。図では脚部12の断面は円形であるが、多角形等他の形状でもよい。また、脚付台10は、台部11に、第一支柱30aが挿入される第一柱穴13aを有する。台部11の四隅等に継手穴14を有するとよい。
(【0011】以降は省略されています)
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