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公開番号2025125688
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024021782
出願日2024-02-16
発明の名称水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20250821BHJP(上水;下水)
要約【課題】送水ホースを円滑に摺動させる。
【解決手段】水栓1は、上下方向に延在する主管部5と、この主管部5から分岐した枝管部6と、この枝管部6の先端6aに対して着脱可能に保持される吐水ヘッド7と、を備える。また、水栓1は、吐水ヘッド7に対して第1端部40aが接続されるとともに、枝管部6に挿通されることにより主管部5の下端5bから第2端部40b側が下方に引き出された送水ホース40を備える。更に、水栓1は、主管部5内に弁ユニット10を支持する支持部材42としての台座部23を備える。そして、水栓1は、送水ホース40との摺接部47を有して主管部5の内周面と支持部材42との間の径方向位置に配置されたホースガイド43を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に延在する主管部と、
前記主管部から分岐した枝管部と、
前記枝管部の先端に対して着脱可能に保持される吐水ヘッドと、
前記吐水ヘッドに対して第1端部が接続されるとともに前記枝管部に挿通されることにより前記主管部の下端から第2端部側が下方に引き出された送水ホースと、
前記主管部内に弁ユニットを支持する支持部材と、
前記送水ホースとの摺接部を有して前記主管部の内周面と前記支持部材との間の径方向位置に配置されたホースガイドと、を備える水栓。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記ホースガイドが前記主管部の内周面と前記支持部材との間に挟持されている
請求項1に記載の水栓。
【請求項3】
前記ホースガイドが前記支持部材に係合する状態で前記主管部内に保持されている
請求項1又は請求項2に記載の水栓。
【請求項4】
前記ホースガイドが前記主管部の内周面に沿った湾曲形状を有している
請求項1又は請求項2に記載の水栓。
【請求項5】
前記支持部材が筒形状を有し、前記支持部材に設けられた側面開口部を介して前記送水ホースが前記支持部材に挿通されるとともに、前記側面開口部に臨む位置に前記ホースガイドの前記摺接部が配置されている請求項1又は請求項2に記載の水栓。
【請求項6】
前記支持部材が外周面に突出したリブを有するとともに、前記ホースガイドが前記リブに係合する係合爪を有している請求項5に記載の水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、特許文献1に示すように、上下方向に延在する主管部と、この主管部から分岐した枝管部と、この枝管部の先端に保持される吐水ヘッドと、この吐水ヘッドに接続された状態で枝管部に挿通される送水ホースと、を備えた水栓がある。このような水栓において、枝管部に挿通された送水ホースは、主管部の下端から下方に引き出される。また、吐水ヘッドは、その枝管部の先端に対して着脱可能に構成される。更に、送水ホースもまた、枝管部から取り外された吐水ヘッドと一体に、その枝管部の先端から引き出し可能に構成される。そして、これにより、その吐水ヘッドを把持する利用者が、この吐水ヘッドから流れ出る湯水を自在に操ることのできる構成となっている。
【0003】
また、上記のような主管部及び枝管部を有する水栓の多くは、その主管部の上端に設けられた操作レバーと、この操作レバーの下方となる位置において、その主管部内に配置された弁ユニットと、を備えている。例えば、特許文献2に記載の水栓においては、主管部内に設けられた通水部材を支持部材として、その弁ユニットが主管部の上端近傍に支持されている。更に、主管部の下端から下方に引き出された送水ホースは、その弁ユニットに連通する状態で主管部の下方に延出した送水管に対して接続されている。そして、これにより、所謂シングルレバー型の構成を有した操作レバーの操作に基づいて、その送水ホースを介して吐水ヘッドに送る湯水の吐出状態を調節することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平5-71265号公報
特開2016-180232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来例のような構造を有する水栓においては、枝管部に挿通された送水ホースが、その枝管部の分岐位置において湾曲することにより主管部の下端から引き出される。このため、その枝管部の分岐位置、詳しくは、主管部から分岐した枝管部の下縁部に対して送水ホースが干渉しやすい。そして、これにより、その枝管部及び主管部に挿通された送水ホースの摺動に基づく吐水ヘッドの円滑な着脱操作が阻害されるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する水栓の各態様を記載する。
態様1は、上下方向に延在する主管部と、前記主管部から分岐した枝管部と、前記枝管部の先端に対して着脱可能に保持される吐水ヘッドと、前記吐水ヘッドに対して第1端部が接続されるとともに前記枝管部に挿通されることにより前記主管部の下端から第2端部側が下方に引き出された送水ホースと、前記主管部内に弁ユニットを支持する支持部材と、前記送水ホースとの摺接部を有して前記主管部の内周面と前記支持部材との間の径方向位置に配置されたホースガイドと、を備える水栓である。
【0007】
上記構成によれば、主管部、支持部材、及びホースガイドの配置に基づいて、その送水ホースとホースガイドの摺接部との間の好適な摺接状態を確保することができる。更に、効果的に、主管部から分岐した枝管部の下縁に対する送水ホースの干渉を抑えることができる。そして、これにより、その吐水ヘッドの着脱操作に伴う送水ホースの円滑な摺動を担保することができる。
【0008】
また、主管部、支持部材、及びホースガイドについて、それぞれ、その機能に応じた適切な素材を選択することができる。そして、これにより、水栓の品質を高めることができる。
【0009】
態様2は、前記ホースガイドが前記主管部の内周面と前記支持部材との間に挟持されている態様1に記載の水栓である。
上記構成によれば、安定的に、その主管部の内周面と支持部材との間にホースガイドを保持することができる。
【0010】
態様3は、前記ホースガイドが前記支持部材に係合する状態で前記主管部内に保持されている態様1又は態様2に記載の水栓である。
上記構成によれば、主管部内における安定的なホースガイドの保持状態を確保することができる。加えて、水栓の外殻を構成する主管部との比較において、支持部材の方が、その係合構造の設計自由度が高いという利点がある。
(【0011】以降は省略されています)

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