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公開番号2025159534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062173
出願日2024-04-08
発明の名称水栓
出願人株式会社KVK
代理人個人,個人
主分類E03C 1/042 20060101AFI20251014BHJP(上水;下水)
要約【課題】弁部材を操作して、原水を吐水する第1吐水形態、浄水を吐水する第2吐水形態、及び、第1吐水形態の流量よりも小さい流量で原水を吐水する第3吐水形態を簡単に切り替える。
【解決手段】弁部材18は、水栓の吐水口に連通する貫通孔42を有する第1弁部材と、第1弁部材に当接するとともに、第1弁部材よりも上流側に位置する第2弁部材とを備える。第2弁部材は、第1吐水形態時に貫通孔42に連通する第1通水孔51aと、第2吐水形態時に貫通孔42に連通する第2通水孔と、第3吐水形態時に貫通孔42に連通する第3通水孔51cとを有している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
原水を吐水する第1吐水形態と、浄水を吐水する第2吐水形態と、前記第1吐水形態の流量よりも小さい流量で原水を吐水する第3吐水形態とを有する水栓であって、
前記第1吐水形態、前記第2吐水形態、及び前記第3吐水形態を切り替える弁部材を備えており、
前記弁部材は、水栓の吐水口に連通する貫通孔を有する第1弁部材と、前記第1弁部材に当接するとともに、前記第1弁部材よりも上流側に位置する第2弁部材とを備え、
前記第2弁部材は、前記第1吐水形態時に前記貫通孔に連通する第1通水孔と、
前記第2吐水形態時に前記貫通孔に連通する第2通水孔と、
前記第3吐水形態時に前記貫通孔に連通する第3通水孔とを有していることを特徴とする水栓。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記第1弁部材は、前記貫通孔を少なくとも2つ有しており、
前記第1吐水形態において、前記第1通水孔は、前記貫通孔の1つに連通するとともに、前記第3通水孔は、前記貫通孔の別の1つに連通する請求項1に記載の水栓。
【請求項3】
前記第1吐水形態、前記第2吐水形態、及び前記第3吐水形態のうち、任意の吐水形態から他の吐水形態に切り替える際に、前記第1弁部材の前記貫通孔に対して、前記第2弁部材の前記第1通水孔、前記第2通水孔、及び前記第3通水孔の少なくとも1つは常時連通している請求項1に記載の水栓。
【請求項4】
前記第2弁部材は、前記第1通水孔、前記第2通水孔、及び前記第3通水孔が形成された円形の板状部を有し、
前記第1弁部材と前記第2弁部材を相対回転させることによって吐水形態が切り替わるように、且つ、前記第1吐水形態と前記第2吐水形態の間に前記第3吐水形態になるように、前記第2弁部材は、前記板状部の周方向に沿って、前記第1通水孔、前記第3通水孔、及び前記第2通水孔をこの順で有している請求項1に記載の水栓。
【請求項5】
前記第2弁部材は、前記第1通水孔、前記第2通水孔、及び前記第3通水孔が形成された円形の板状部を有し、
前記第1弁部材と前記第2弁部材を相対回転させることによって吐水形態が切り替わるように、前記第2弁部材は、前記板状部の周方向に沿って、前記第1通水孔、前記第2通水孔、及び前記第3通水孔を有しており、
前記第3通水孔は、前記板状部の周方向に沿って湾曲して延びる細長形状である請求項1に記載の水栓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、浄水機能付きのシャワーヘッドについて記載している。
図12に示すように、シャワーヘッド70は、水質浄化用カートリッジを収容した筒状把持部71と、筒状把持部71の一端に着脱自在に設けられた筒状頭部72と、ハンドル73を備えることを記載している。
【0003】
図13(a)、(b)、図14に示すように、筒状頭部72の内部に、複数の流出孔を有する隔壁74と、隔壁74の上流側に装着される弁座パッキン75と、弁座パッキン75の上流側に配置される回転体76を備えることを記載している。回転体76に、回転体76を回転させる回転軸(図示省略)が連結されている。また、回転軸にハンドル73が連結されている。ハンドル73を操作することによって、回転体76を回転操作することができる。
【0004】
図13(a)に示すように、隔壁74は、中心部に回転軸を挿通する挿通孔74aを有している。また、隔壁74は、同心円上に2個の閉鎖部74bと、2個の流出孔としての第1流出孔74cと第2流出孔74dを有している。第1流出孔74cと第2流出孔74dは、扇型楕円形状を有している。第1流出孔74cは、ストレート吐水用の吐出口に連通している。第2流出孔74dは、シャワー吐水用の吐出口に連通している。
【0005】
図13(b)に示すように、弁座パッキン75は、円形状の基材の中心に、回転軸を挿通する挿通孔75aを有している。また、弁座パッキン75を隔壁74に装着した際に、隔壁74が有する第1流出孔74cと第2流出孔74dに重なる位置に扇型楕円形状の貫通孔75bを有している。
【0006】
図14に示すように、回転体76は、回転円板76aと、回転円板76aの中心部に筒状体76bを有している。回転体76は、2個の貫通孔として第1弁口76cと、第2弁口76dを有している。第1弁口76cは、筒状体76bの内部から回転円板76aの外周側に傾斜して延びた後、回転円板76aの下面側(図14の紙面に対して奥側)に開口している。第2弁口76dは、回転円板76aの外周側を貫通している。第1弁口76cは、浄水の流路に連通している。第2弁口76dは、原水の流路に連通している。
【0007】
ハンドル73を操作して、回転体76の第2弁口76dと隔壁74の第2流出孔74dが連通すると、原水のシャワー吐水が行われる。回転体76の第2弁口76dと隔壁74の第1流出孔74cが連通すると、原水のストレート吐水が行われる。回転体76の第1弁口76cと隔壁74の第2流出孔74dが連通すると、浄水のシャワー吐水が行われる。回転体76の第1弁口76cと隔壁74の第1流出孔74cが連通すると、浄水のストレート吐水が行われる。
【0008】
このように、特許文献1のシャワーヘッド70は、ハンドル73を操作することによって、原水と浄水を切り替えることができるとともに、シャワー吐水とストレート吐水を切り替えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2006-42993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、近年、特許文献1等のシャワーヘッドでは、原水と浄水、もしくは、シャワー吐水とストレート吐水を切り替えること以外に、流量を少なくする節水モードへの切替を簡単に行えることが求められている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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