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公開番号2025077810
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190286
出願日2023-11-07
発明の名称排泄物処理装置
出願人三興建設株式会社
代理人個人
主分類E03D 11/11 20060101AFI20250512BHJP(上水;下水)
要約【課題】室内に水洗トイレを設置するときに、新たな床下の配管工事を行う必要がなく、かつ排泄物をスムーズに処理することの可能な排泄物処理装置を提供する。
【解決手段】水洗トイレ1に接続される汚水受け器10と、汚水受け器10に接続される真空吸引器2とからなり、水洗トイレ1から排出される汚水を汚水受け器10で受け入れるとともに、受け入れた汚水を真空吸引器2の吸引により汚水受け器10から排出する排泄物処理装置100であって、汚水受け器10は、水洗トイレ1に接続される逆止弁付きの受入口と、真空吸引器2に接続される排出口と、真空吸引器2による吸引時に空気を取り入れる吸入器とを有し、真空吸引器2による吸引時に、逆止弁が閉じた状態になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水洗トイレに接続される汚水受け器と、該汚水受け器に接続される真空吸引器とからなり、前記水洗トイレから排出される汚水を前記汚水受け器で受け入れるとともに、前記受け入れた汚水を前記真空吸引器の吸引により前記汚水受け器から排出する排泄物処理装置であって、
前記汚水受け器は、前記水洗トイレに接続される逆止弁付きの受入口と、前記真空吸引器に接続される排出口と、前記真空吸引器による吸引時に空気を取り入れる吸入器とを有し、
前記真空吸引器による吸引時に、前記逆止弁が閉じた状態になることを特徴とする排泄物処理装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記汚水受け器が、内部底面に前記排出口に向けて下向きに傾斜した溝部を有することを特徴とする請求項1に記載の排泄物処理装置。
【請求項3】
前記汚水受け器が、内部底面に前記溝に向けて下向きに傾斜した傾斜面を有することを特徴とする請求項2に記載の排泄物処理装置。
【請求項4】
前記汚水受け器が、蓋付きの掃除口を有することを特徴とする請求項1に記載の排泄物処理装置。
【請求項5】
前記汚水受け器が、内部上方に仕切板を有することを特徴とする請求項1に記載の排泄物処理装置。
【請求項6】
前記真空吸引器のスイッチを、前記水洗トイレの水洗レバーに連動させたことを特徴とする請求項1に記載の排泄物処理装置。
【請求項7】
前記汚水受け器と前記真空吸引器との間の配管のバルブを、前記水洗トイレの水洗レバーに連動させたことを特徴とする請求項1に記載の排泄物処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗トイレの排泄物処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自宅や介護施設において、高齢者等の被介護者が自力で既設のトイレまで移動することが困難な場合には、被介護者の室内に介護用トイレを設置して室内で用を足している。
【0003】
介護用トイレが水洗式でない場合には、溜まった排泄物を定期的に回収する必要があり、介護負担を考えると水洗式トイレを用いることが好ましい。室内に水洗式トイレを設置する場合には、排出される汚水を流すための配管が必要になる。
【0004】
例えば特許文献1には、建物内床下配管型寝室用水洗トイレに関する発明が記載されており、新築時や改築時に予め寝室に排水管と給水管を敷設しておくことにより、排泄処理ベッドと連結して排泄をスムーズに行えるようにすることが提案されている。
【0005】
また特許文献2には、介護用トイレ50を外部排水口1が設置された場所に移動して、便器部40の排水口と外部排水口1とを本体排水管20及び接続排水管22を介して接続することにより、排泄物を下水配管等へ廃棄するようにした発明が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-000386号公報
実用新案登録第3141726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された発明のように、新築時や改築時に予め床下に配管を設置しておくのは費用負担が大きく、また、どのような介護が必要になるかはその時になってみなければわからないため、事前に対応しておくことは難しい。一方、その時になって室内に水洗トイレを設置する必要が生じたからといって、新たに床下の配管工事を行うというのも現実的ではない。
【0008】
また、特許文献2に記載された発明のように、介護用トイレを移動するのであれば、既存の配管設備が利用できるが、被介護者を移動させる負担が生じる。
【0009】
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、室内に水洗トイレを設置するときに、新たな床下の配管工事を行う必要がなく、かつ排泄物をスムーズに処理することの可能な排泄物処理装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明の排泄物処理装置は、水洗トイレに接続される汚水受け器と、該汚水受け器に接続される真空吸引器とからなり、前記水洗トイレから排出される汚水を前記汚水受け器で受け入れるとともに、前記受け入れた汚水を前記真空吸引器の吸引により前記汚水受け器から排出する排泄物処理装置であって、前記汚水受け器は、前記水洗トイレに接続される逆止弁付きの受入口と、前記真空吸引器に接続される排出口と、前記真空吸引器による吸引時に空気を取り入れる吸入器とを有し、前記真空吸引器による吸引時に、前記逆止弁が閉じた状態になることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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