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公開番号
2025083231
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023197011
出願日
2023-11-20
発明の名称
側溝用の集水蓋
出願人
松岡コンクリート工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E03F
5/04 20060101AFI20250523BHJP(上水;下水)
要約
【課題】縁部に設けられた切欠きを利用して蓋上面の雨水を効率良く側溝内に排出することができる側溝用の集水蓋を提供する。
【解決手段】集水蓋1は、隣の蓋と当接する一対の縁部である第1の縁部3A及び第2の縁部3Bに切欠き5を備える側溝用の蓋である。集水蓋1は、上面10に溝12が形成され、溝12は第1の縁部3Aの切欠き5及び第2の縁部3Bの切欠き5に連通する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
隣の蓋と当接する一対の縁部である第1の縁部及び第2の縁部に切欠きを備える側溝用の蓋であって、
上面に溝が形成され、該溝は前記第1の縁部の切欠き及び前記第2の縁部の切欠きに連通する、側溝用の集水蓋。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記溝は前記上面の中心から前記切欠きに向けて漸次深くなる、請求項1に記載の集水蓋。
【請求項3】
前記上面は、側溝の蓋受け部に載置される縁部から前記溝に向けて下方に傾斜している、請求項1に記載の集水蓋。
【請求項4】
前記溝の中央部分に前記蓋の下面まで貫通する穴が形成される、請求項1に記載の集水蓋。
【請求項5】
前記第1の縁部にはその両端部の一方に第1凸部が他方に第1凹部が形成され、前記第2の縁部にはその両端部の他方に第2凸部が一方に第2凹部が形成され、
前記第1凸部と前記第2凸部は前記蓋の平面視で対角に配置され、前記第1凹部と前記第2凹部は前記蓋の平面視で対角に配置される、請求項1に記載の側溝用の集水蓋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路等の側溝の上部開口に敷設される側溝用の集水蓋に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1に記載されているように、道路等の側溝の上部開口に敷設される蓋には、隣の蓋と当接する一対の縁部に手掛け用の切欠きが設けられている場合がある。手掛け用の切欠きは、蓋を持ち上げ、移動させる場合等において利用される。
【0003】
この切欠きは、蓋上面の雨水を側溝内に落とし込むための排水口としても機能するものであるが、蓋の上を歩く歩行者のつまづき防止、蓋自体の強度低下防止等の観点からこの切欠きを過度に大きくすることはできず、切欠きを通じて蓋上面から下方の側溝内に排出される雨水の量は必ずしも十分なものではなく、蓋上面における排水性に問題が生じる場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平3-69084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような事情を背景とし、縁部に設けられた切欠きを利用して蓋上面の雨水を効率良く側溝内に排出することができる側溝用の集水蓋を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
而してこの発明の第1の局面の側溝用の集水蓋は次のように規定される。即ち、
隣の蓋と当接する一対の縁部である第1の縁部及び第2の縁部に切欠きを備える側溝用の蓋であって、
上面に溝が形成され、該溝は前記第1の縁部の切欠き及び前記第2の縁部の切欠きに連通する。
【0007】
このように規定された第1の局面の側溝用の集水蓋によれば、隣の蓋と当接する一対の縁部である一方の縁部(第1の縁部)から他方の縁部(第2の縁部)にまで溝が延設されているため、この溝を用いて蓋上面における広範囲の雨水を効率良く集水することができる。集水された雨水は、その後一対の縁部にそれぞれ設けられた切欠きを利用して、側溝内に排出することができる。
【0008】
ここで蓋上面における排水性を高める観点から、前記溝は前記上面の中心から前記切欠きに向けて漸次深くなるように形成することができる(第2の局面)。
また同様に蓋上面における排水性を高める観点から、前記溝の中央部分に前記蓋の下面まで貫通する穴を形成することができる(第4の局面)。
【0009】
またこの発明では、蓋上面における集水性を高める観点から、前記上面を、前記側溝の蓋受け部に載置される縁部から前記溝に向けて下方に傾斜させることができる(第3の局面)。
【0010】
またこの発明の第5の局面は次のように規定される。即ち、
第1の局面において、前記第1の縁部にはその両端部の一方に第1凸部が他方に第1凹部が形成され、前記第2の縁部にはその両端部の他方に第2凸部が一方に第2凹部が形成され、
前記第1凸部と前記第2凸部は前記蓋の平面視で対角に配置され、前記第1凹部と前記第2凹部は前記蓋の平面視で対角に配置されている。
このように規定された第5の局面によれば、側溝に沿って複数の集水蓋を敷設する際、隣の蓋との間で互いに対向する凸部と凹部を凹凸嵌合させることで、隣り合う集水蓋相互の位置ずれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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