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公開番号
2025098597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023214834
出願日
2023-12-20
発明の名称
水貯留槽用の構造部材
出願人
岐阜プラスチック工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E03F
1/00 20060101AFI20250625BHJP(上水;下水)
要約
【課題】水貯留槽用の構造部材の脚部について質量を増やすことなく強度を向上させる。
【解決手段】基台と該基台に立設された複数の脚部40とを備え、複数個を並置しつつ積層した状態にすることによって水貯留槽の貯留空間を確保して並置積層構造体を構成する水貯留槽用の構造部材であって、前記脚部40は中空であり、前記脚部40の中空をなす基端部44における外接円Bの直径/前記脚部40の中空をなす基端部44における内接円Aの直径の比をEとし、前記脚部40の中空をなす先端部45における外接円Dの直径/前記脚部の中空をなす先端部45における内接円Cの直径の比をFとしたとき、F/Eが1.00~1.30である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
基台と該基台に立設された複数の脚部とを備え、複数個を並置しつつ積層した状態にすることによって水貯留槽の貯留空間を確保して並置積層構造体を構成する水貯留槽用の構造部材であって、
前記脚部は中空であり、前記脚部の中空をなす基端部における外接円Bの直径/前記脚部の中空をなす基端部における内接円Aの直径の比をEとし、前記脚部の中空をなす先端部における外接円Dの直径/前記脚部の中空をなす先端部における内接円Cの直径の比をFとしたとき、F/Eが1.00~1.30である水貯留槽用の構造部材。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記内接円Aの直径/前記内接円Cの直径の比をGとし、前記外接円Bの直径/前記外接円Dの直径の比をHとしたとき、G/Hが1.00~1.30である請求項1に記載の水貯留槽用の構造部材。
【請求項3】
前記Eは1.0~1.4であり、前記Fは1.2~1.6である請求項1に記載の水貯留槽用の構造部材。
【請求項4】
前記Gは1.3~1.7であり、前記Hは1.2~1.5である請求項2に記載の水貯留槽用の構造部材。
【請求項5】
前記脚部の横断面は線対称形状に形成されている請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の水貯留槽用の構造部材。
【請求項6】
前記脚部の外周面には、径方向に突出する凸部と前記凸部に対して凹んだ凹部とが周方向に交互に形成されており、前記凸部と前記凹部とは前記脚部の高さ方向全体に形成されている請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の水貯留槽用の構造部材。
【請求項7】
基台と該基台に立設された複数の脚部とを備え、複数個を並置しつつ積層した状態にすることによって水貯留槽の貯留空間を確保して並置積層構造体を構成する水貯留槽用の構造部材であって、
前記脚部は中空であり、前記脚部の中空をなす基端部における内接円Aの直径/前記脚部の中空をなす先端部における内接円Cの直径の比をGとし、前記脚部の中空をなす基端部における外接円Bの直径/前記脚部の中空をなす先端部における外接円Dの直径の比をHとしたとき、G/Hが1.00~1.30である水貯留槽用の構造部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水貯留槽用の構造部材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
雨水貯留施設は雨水を貯留させるための施設である。雨水貯留施設の設置には、道路、公園、駐車場等又はその予定地等にピットを掘り、複数の水貯留槽用の構造部材(以下、「構造部材」ともいう)を、水平方向及び鉛直方向に配置して構成する。そして、その周囲を透水性または遮水性のシートで覆いさらに土で埋め戻す。この雨水貯留施設は内部に大きな空隙となる水貯留槽を有するため雨水を貯留することができる。また、配置した構造部材により上方に建設等された施設の荷重を支えることができる。このような構造部材として基台と該基台に立設された複数の脚部とを備えた構成がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4914301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、構造部材の脚部は、上方に建設等された施設の荷重を支えるために強度の向上が求められる。そして、強度を向上させるには例えば脚部の肉厚を厚くすることが考えられる。しかし、脚部の肉厚を厚くすると脚部の質量が増加する。このため構造部材の全体の質量、ひいては構造部材の製造コストも上昇する。
【0005】
そこで、本発明は、水貯留槽用の構造部材について質量を増やすことなく強度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、基台と該基台に立設された複数の脚部とを備え、複数個を並置しつつ積層した状態にすることによって水貯留槽の貯留空間を確保して並置積層構造体を構成する水貯留槽用の構造部材であって、前記脚部は中空であり、前記脚部の中空をなす基端部における外接円Bの直径/内接円Aの直径の比をEとし、前記脚部の中空をなす先端部における外接円Dの直径/内接円Cの直径の比をFとしたときF/Eが1.00~1.30である。
【0007】
また、前記内接円Aの直径/前記内接円Cの直径の比をGとし、前記外接円Bの直径/前記外接円Dの直径の比をHとしたとき、G/Hが1.00~1.30である。
前記Eは1.0~1.4であり、前記Fは1.2~1.6である。
【0008】
前記Gは1.3~1.7であり、前記Hは1.2~1.5である。
前記脚部の横断面は線対称形状に形成されている。
前記脚部の外周面には、径方向に突出する凸部と前記凸部に対して凹んだ凹部とが周方向に交互に形成されており、前記凸部と前記凹部とは前記脚部の高さ方向全体に形成されている。
【0009】
基台と該基台に立設された複数の脚部とを備え、複数個を並置しつつ積層した状態にすることによって水貯留槽の貯留空間を確保して並置積層構造体を構成する水貯留槽用の構造部材であって、前記脚部は中空であり、前記脚部の中空をなす基端部における内接円Aの直径/前記内接円Cの直径の比をGとし、前記脚部の中空をなす基端部における外接円Bの直径/前記外接円Dの直径の比をHとしたとき、G/Hが1.00~1.30である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、水貯留槽用の構造部材について質量を増やすことなく強度を向上させることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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