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公開番号2025094755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-25
出願番号2023210496
出願日2023-12-13
発明の名称排水口メッシュ部材
出願人株式会社ブリヂストン
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類E03C 1/264 20060101AFI20250618BHJP(上水;下水)
要約【課題】異物の引っ掛かりや汚れの堆積を発見し易い排水口メッシュ部材を提供する。
【解決手段】排水口メッシュ部材50は、排水口部材の底部に設けられた筒状の横引部に取り付け可能な筒状の本体部52と、本体部52の端部に形成され、本体部52が横引部に取付けられた状態で上下方向に対して傾斜し、排水口部材を鉛直方向上側から見て視認可能とされた排水案内部54と、排水案内部54に形成された複数の貫通孔64と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
排水口部材の底部に設けられた筒状の横引部に取り付け可能な筒状の本体部と、
前記本体部の端部に形成され、前記本体部が前記横引部に取付けられた状態で上下方向に対して傾斜し、前記排水口部材を鉛直方向上側から見て視認可能とされた排水案内部と、
前記排水案内部に形成された複数の貫通孔と、
を備えた排水口メッシュ部材。
続きを表示（約 320 文字）【請求項２】
前記横引部の軸方向に沿う方向から見て、前記排水案内部は、前記横引部の内側と重なる範囲内に形成されている、
請求項１に記載の排水口メッシュ部材。
【請求項３】
前記貫通孔は、
前記排水案内部を前記本体部の軸方向に沿って貫通している、
請求項１に記載の排水口メッシュ部材。
【請求項４】
前記貫通孔は、
複数の辺からなる多角形状とされ、一方の辺と他方の辺とで成す角度が鈍角に設定されている、
請求項１に記載の排水口メッシュ部材。
【請求項５】
前記本体部の側面にさらに貫通孔が形成されている、
請求項１に記載の排水口メッシュ部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、排水口メッシュ部材に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、排水口部材に取り付けられ、一方向から見て湾曲したメッシュ部を備えた排水口メッシュ部材が記載されている。この排水口メッシュ部材では、メッシュ部の面積が、排水流出口の開口面積よりも大きくなっている。このため、メッシュ部が湾曲していない場合に比較して、迅速に排水を通過させることができ、排水口部材から排水が溢れることを抑制することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－７０２６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記特許文献１に示されたような排水口メッシュ部材では、異物を含んだ排水が流される場合が多い。このような異物の引っ掛かりや汚れの堆積が発生すると、メッシュが目詰まりして排水性能が悪くなる。そこで、排水口メッシュ部材では、排水の溢れ出しを抑制することに加え、異物の引っ掛かりや汚れの堆積を発見し易い仕様とすることも求められている。
【０００５】
本開示は、上記事実を考慮し、異物の引っ掛かりや汚れの堆積を発見し易い排水口メッシュ部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第一態様の排水口メッシュ部材は、排水口部材の底部に設けられた筒状の横引部に取り付け可能な筒状の本体部と、前記本体部の端部に形成され、前記本体部が前記横引部に取付けられた状態で上下方向に対して傾斜し、前記排水口部材を鉛直方向上側から見て視認可能とされた排水案内部と、前記排水案内部に形成された複数の貫通孔と、を備える。
【０００７】
第一態様の排水口メッシュ部材を用いると、排水口部材に流入した排水は、排水案内部に形成された複数の貫通孔及び本体部を通って、横引部へ流出する。この排水案内部は、鉛直方向上側から見て視認可能とされている。このため、仮に貫通孔に異物の引っ掛かりや汚れの堆積が発生しても、これらを発見し易い。これにより、排水口メッシュ部材の目詰まりを抑制できる。
【０００８】
第二態様の排水口メッシュ部材は、前記横引部の軸方向に沿う方向から見て、前記排水案内部は、前記横引部の内側と重なる範囲内に形成されている。
【０００９】
第二態様の排水口メッシュ部材では、排水案内部が、横引部の断面と重なる範囲内に形成されている。このため、排水は横引部の軸方向から見て横引部の内側に形成された貫通孔を通って横引部内へ案内される。これにより、横引部内で排水が滞留し難い。
【００１０】
これに対して、排水が横引部の外側から横引部内へ案内される場合は、水流が横引部の径方向内側へ向かって発生し易く、横引部の内壁近くで滞留が発生し易い。
（【００１１】以降は省略されています）

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