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公開番号
2025077130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189099
出願日
2023-11-06
発明の名称
タンク装置、及びタンク装置の制御方法
出願人
株式会社Deto
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
5/10 20060101AFI20250512BHJP(上水;下水)
要約
【課題】水洗便器に関する詰まりを効果的に抑制することである。
【解決手段】タンク装置は、タンク本体と、洗浄水貯留部と、給水部と、洗浄水放出弁と、洗浄水放出部と洗浄操作部と、自動洗浄制御部とを備えている。洗浄水貯留部は、タンク本体の内部にあって、洗浄水を貯留する。給水部は、洗浄水貯留部に対する給水を行う。洗浄水放出弁は、水洗便器への洗浄水の放出を行う状態である開状態と当該洗浄水の放出を行わない状態である閉状態を切り替える。洗浄水放出部は、洗浄水放出弁が開状態のときに貯留部に貯留された洗浄水を水洗便器に放出する。洗浄操作部は、洗浄水放出弁を開状態にするためのユーザの操作が行われる。自動洗浄制御部は、検知部により洗浄水の放出又は洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知された場合に、洗浄水放出弁を自動で制御して開状態にする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
タンク本体と、
前記タンク本体の内部にあって、洗浄水を貯留する洗浄水貯留部と、
前記洗浄水貯留部に対する給水を行う給水部と、
水洗便器への前記洗浄水の放出を行う状態である開状態と当該洗浄水の放出を行わない状態である閉状態を切り替える洗浄水放出弁と、
前記洗浄水放出弁が前記開状態のときに前記洗浄水貯留部に貯留された前記洗浄水を前記水洗便器に放出する洗浄水放出部と、
前記洗浄水放出弁を前記開状態にするためのユーザの操作が行われる洗浄操作部と、
前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする自動洗浄制御部と、
前記水洗便器への前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化を検知する検知部と、を備え、
前記自動洗浄制御部は、前記検知部により前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知された場合に、前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする、タンク装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のタンク装置において、
前記検知部は、前記洗浄水の水位の変化の回数を検知することにより前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化を検知する、タンク装置。
【請求項3】
請求項1に記載のタンク装置において、
所定のタイミングを起点として、前記検知部により前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知されるまでに経過した時間が所定時間を上回る場合に、前記自動洗浄制御部は、前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする、タンク装置。
【請求項4】
請求項1に記載のタンク装置において、
前記洗浄操作部及び前記洗浄水放出弁に接続される長尺状の第1長尺部と、
前記自動洗浄制御部及び前記洗浄水放出弁に接続される長尺状の第2長尺部と、をさらに備え、
前記洗浄操作部に対して前記ユーザの操作が行われた場合に、前記第1長尺部に張力が加わることにより前記洗浄水放出弁が前記開状態になり、
前記自動洗浄制御部は、前記検知部により前記洗浄水の前記放出が所定回数以上検知された場合に、前記第2長尺部に張力を加えることにより前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする、タンク装置。
【請求項5】
請求項4に記載のタンク装置において、
前記第1長尺部は金属材料から成り、
前記第2長尺部は樹脂材料から成る、タンク装置。
【請求項6】
請求項1に記載のタンク装置において、
前記自動洗浄制御部は、制御基板を含み、
前記制御基板は、前記タンク本体の外側に設置されている、タンク装置。
【請求項7】
請求項1に記載のタンク装置において、
前記タンク装置は、通常量の前記洗浄水の放出を行う通常量放出モード、及び当該通常量よりも多い量の前記洗浄水の放出を行う多量放出モードを有し、
前記洗浄操作部に対して前記ユーザによる前記操作が行われた場合、前記洗浄水放出部は、前記通常量放出モードとして前記洗浄水の放出を行い、前記検知部により前記洗浄水の放出が所定回数以上検知された場合、前記洗浄水放出部は、前記多量放出モードとして、前記洗浄水の放出を行う、タンク装置。
【請求項8】
タンク装置の制御方法であって、
前記タンク装置は、
タンク本体と、
前記タンク本体の内部にあって、洗浄水を貯留する洗浄水貯留部と、
前記洗浄水貯留部に対する給水を行う給水部と、
水洗便器への前記洗浄水の放出を行う状態である開状態と当該洗浄水の放出を行わない状態である閉状態を切り替える洗浄水放出弁と、
前記洗浄水放出弁が前記開状態のときに前記洗浄水貯留部に貯留された前記洗浄水を前記水洗便器に放出する洗浄水放出部と、
前記洗浄水放出弁を前記開状態にするためのユーザの操作が行われる洗浄操作部と、
前記水洗便器への前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化を検知する検知部と、を備え、
前記検知部により前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化を検知する検知ステップと、
前記検知ステップの後、前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知されたか否かを判断する回数判断ステップと、
前記回数判断ステップにおいて、前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知されと判断された場合に、前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする制御ステップとを含む、タンク装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タンク装置、及びタンク装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、便器本体と、当該便器本体へ供給する洗浄水を貯留するタンクと、当該タンクの排水口を開閉して当該タンクから当該便器本体への洗浄水の供給による便器洗浄を実施させる排水弁装置と、当該タンクに対する給水制御を行うタンク給水制御部とを備える水洗大便器に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許7247478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係る発明は、前回の洗浄から一定時間が経過したときに流す洗浄水を増やすことで、排水配管の詰まりを抑制することができる水洗大便器であるが、実施場面では一定時間での洗浄だけでは十分な詰まりの抑制が難しく、より効果的に詰まりを抑制することが求められている。
【0005】
本発明が解決しようとする課題としては、水洗便器に関する詰まりを効果的に抑制することが一例として挙げられる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、
タンク本体と、
前記タンク本体の内部にあって、洗浄水を貯留する洗浄水貯留部と、
前記洗浄水貯留部に対する給水を行う給水部と、
水洗便器への前記洗浄水の放出を行う状態である開状態と当該洗浄水の放出を行わない状態である閉状態を切り替える洗浄水放出弁と、
前記洗浄水放出弁が前記開状態のときに前記洗浄水貯留部に貯留された前記洗浄水を前記水洗便器に放出する洗浄水放出部と、
前記洗浄水放出弁を前記開状態にするためのユーザの操作が行われる洗浄操作部と、
前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする自動洗浄制御部と、
前記水洗便器への前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化を検知する検知部と、を備え、
前記自動洗浄制御部は、前記検知部により前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知された場合に、前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする、タンク装置である。
【0007】
請求項8に記載の発明は、
タンク装置の制御方法であって、
前記タンク装置は、
タンク本体と、
前記タンク本体の内部にあって、洗浄水を貯留する洗浄水貯留部と、
前記洗浄水貯留部に対する給水を行う給水部と、
水洗便器への前記洗浄水の放出を行う状態である開状態と当該洗浄水の放出を行わない状態である閉状態を切り替える洗浄水放出弁と、
前記洗浄水放出弁が前記開状態のときに前記洗浄水貯留部に貯留された前記洗浄水を前記水洗便器に放出する洗浄水放出部と、
前記洗浄水放出弁を前記開状態にするためのユーザの操作が行われる洗浄操作部と、
前記水洗便器への前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化を検知する検知部と、を備え、
前記検知部により前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化を検知する検知ステップと、
前記検知ステップの後、前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知されたか否かを判断する回数判断ステップと、
前記回数判断ステップにおいて、前記洗浄水の放出又は前記洗浄水の放出に関連する変化が所定回数以上検知されと判断された場合に、前記洗浄水放出弁を自動で制御して前記開状態にする制御ステップとを含む、タンク装置の制御方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水洗便器に関する詰まりを効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るタンク装置の斜視図である。
図1に示すA―A部分の断面図である。
開状態のときにおける図1に示すA―A部分の断面図である。
実施形態に係るタンク装置の制御方法の一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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