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公開番号
2025040273
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023147092
出願日
2023-09-11
発明の名称
洗い場床
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
E03C
1/20 20060101AFI20250314BHJP(上水;下水)
要約
【課題】使い勝手のよい洗い場床を提供する。
【解決手段】親水性および撥油性を有し、表面が凹凸状に形成された洗い場床であって、前記表面は、上部と、前記上部から下方に向けて傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の最低位置にある溝部と、を備え、前記上部からの高さが150mmの位置から1.0mLの水を前記上部に滴下させた場合に、前記表面で広がった前記水の広がり面の水平方向の最長の長さを第1の長さとし、前記上部からの高さが50mmの位置から0.05mLのオレイン酸からなる油を前記上部に滴下させた場合に、前記表面で広がった前記油の広がり面の水平方向の最長の長さを第2の長さとした場合に、前記上部を挟んで隣り合う溝部の間隔は、前記第1の長さ以下で前記第2の長さよりも大きいことを特徴とする洗い場床。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
親水性および撥油性を有し、表面が凹凸状に形成された洗い場床であって、
前記表面は、
上部と、
前記上部から下方に向けて傾斜する傾斜部と、
前記傾斜部の最低位置にある溝部と、
を備え、
前記上部からの高さが150mmの位置から1.0mLの水を前記上部に滴下させた場合に、前記表面で広がった前記水の広がり面の水平方向の最長の長さを第1の長さとし、
前記上部からの高さが50mmの位置から0.05mLのオレイン酸からなる油を前記上部に滴下させた場合に、前記表面で広がった前記油の広がり面の水平方向の最長の長さを第2の長さとした場合に、
前記上部を挟んで隣り合う溝部の間隔は、前記第1の長さ以下で前記第2の長さよりも大きいことを特徴とする洗い場床。
続きを表示(約 79 文字)
【請求項2】
前記上部を挟んで隣り合う溝部の間隔は、11mmよりも大きく、27mm以下となっていることを特徴とする請求項1に記載の洗い場床。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的に洗い場床に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
湯水を排水口に向けて導く溝部が設けられた洗い場床が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5371337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洗い場床においては、湯水を溝部に集めて排水口に流すことで、洗い場床に湯水が長期間残るのを抑制している。一方、皮脂などの汚れは、湯水と一緒に排水口まで流される必要がある。しかし、皮脂汚れが洗い場床に広がってしまうと、皮脂汚れを湯水と一緒に排水口に流しにくくなるおそれがある。
【0005】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、使い勝手のよい洗い場床を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明は、親水性および撥油性を有し、表面が凹凸状に形成された洗い場床であって、前記表面は、上部と、前記上部から下方に向けて傾斜する傾斜部と、前記傾斜部の最低位置にある溝部と、を備え、前記上部からの高さが150mmの位置から1.0mLの水を前記上部に滴下させた場合に、前記表面で広がった前記水の広がり面の水平方向の最長の長さを第1の長さとし、前記上部からの高さが50mmの位置から0.05mLのオレイン酸からなる油を前記上部に滴下させた場合に、前記表面で広がった前記油の広がり面の水平方向の最長の長さを第2の長さとした場合に、前記上部を挟んで隣り合う溝部の間隔は、前記第1の長さ以下で前記第2の長さよりも大きいことを特徴とする洗い場床である。
【0007】
この洗い場床によれば、水が凹凸パターンより広く広がり、オレイン酸からなる油(皮脂汚れ)が凹凸パターンより狭く留まる。これにより、広がった水が、油を効率的に溝部に運ぶことが可能となる洗い場床を提供することができる。人体の皮脂汚れにおいては、凹凸パターンより広く広がり、溝部に入り込んで付着してしまうと、皮脂汚れを洗い流す水が多く必要となり、洗い流す水の量が少ない場合には、皮脂汚れが溝部に残ってしまうおそれがある。そこで、洗い場床は、皮脂汚れが広く広がらずに、凹凸パターンよりも小さく留まり、水が広く広がって、凹凸パターンよりも大きく広がるようになっている。その結果、皮脂汚れを水と一緒に溝部から排水口まで運ぶことができる。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、前記上部を挟んで隣り合う溝部の間隔は、11mmよりも大きく、27mm以下となっていることを特徴とする洗い場床である。
【0009】
この洗い場床によれば、皮脂汚れは、広く広がらずに、凹凸パターンよりも小さく留まり、水が広く広がって、凹凸パターンよりも大きく広がる。これにより、皮脂汚れを水と一緒に溝部から排水口まで運ぶことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の態様によれば、使い勝手のよい洗い場床を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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