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公開番号2025106586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025069381,2023129782
出願日2025-04-21,2023-08-09
発明の名称排泄物撮影装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 33/483 20060101AFI20250708BHJP(測定;試験)
要約【課題】製品としての寿命の異なる衛生設備機器としての大便器・便座装置と、臨床応用のために使用される排泄物撮影機能とを適切に配置する。
【解決手段】水洗大便器に取り付けられて排泄物の画像を撮影する排泄物撮影装置であって、前記水洗大便器において使用者が排泄を行うボウル部の後方上面に取り付けられるプレート部と、該プレート部の左右方向の端部から垂下した機能ボックス部と、を備え、前記プレート部には、排泄物を撮影して画像データを生成する撮影手段が、前記ボウル部に対向するように設けられ、前記機能ボックス部には、前記撮影手段の動作を制御する制御手段と、前記撮影手段によって生成された画像データを外部に向けて出力する出力手段と、が収納されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水洗大便器に取り付けられて排泄物の画像を撮影する排泄物撮影装置であって、
前記水洗大便器において使用者が排泄を行うボウル部の後方上面に取り付けられるプレート部と、
該プレート部の左右方向の端部から垂下した機能ボックス部と、を備え、
前記プレート部には、排泄物を撮影して画像データを生成する撮影手段が、前記ボウル部に対向するように設けられ、
前記機能ボックス部には、前記撮影手段の動作を制御する制御手段と、前記撮影手段によって生成された画像データを外部に向けて出力する出力手段とが収納されていることを特徴とする排泄物撮影装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記プレート部には、前記ボウル部に排泄された排泄物を検出する排泄物検知手段を更に有し、
前記制御手段は、前記排泄物検知手段によって排泄物を検知してから前記撮影手段による撮影を開始することを特徴とする請求項1に記載の排泄物撮影装置。
【請求項3】
前記排泄物検知手段は、排泄物として大便および小便の両方を検知可能であり、
前記制御手段は、前記排泄物検知手段からの大便または小便の何れかの検知に基づいて前記撮影手段による撮影を開始することを特徴とする請求項2に記載の排泄物撮影装置。
【請求項4】
使用者を識別する個人識別データを取得する個人識別手段を更に備え、
前記制御手段は、前記個人識別手段によって取得した個人識別データと、前記撮影手段によって撮影された画像データとを統合して前記出力手段から出力することを特徴とする請求項1に記載の排泄物撮影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗大便器に取り付けられて排泄物の画像を撮影する排泄物撮影装置に関する発明である。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の排泄物撮影装置としては、臨床的に一般とされているブリストルスケールとの対比を行うために、便器で排泄した時の排泄物画像を撮影して管理しているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、病院のように一つの大便器を複数の患者が利用する場合において、撮影した画像データがどの患者のものかを管理できるように、排泄者を特定するための個人認証データを取得しておき、この個人認証データと排泄物画像データとを出力するものも知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
しかし、従来の排泄物撮影装置においては、排泄物の画像データを撮影・収集するための装置を、大便器と一体、または、他の便座装置と一体に設置する必要があり、大便器や便座装置と比べて寿命の短い排泄物撮影装置に合わせて、大便器や便座装置を交換しなければならないことがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許3204400号公報
特開2014-031655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明においては、製品としての寿命の異なる衛生設備機器としての大便器・便座装置と、臨床応用のために使用される排泄物撮影機能とを適切に配置することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、水洗大便器に取り付けられて排泄物の画像を撮影する排泄物撮影装置であって、前記水洗大便器において使用者が排泄を行うボウル部の後方上面に取り付けられるプレート部と、該プレート部の左右方向の端部から垂下した機能ボックス部と、を備え、前記プレート部には、排泄物を撮影して画像データを生成する撮影手段が、前記ボウル部に対向するように設けられ、前記機能ボックス部には、前記撮影手段の動作を制御する制御手段と、前記撮影手段によって生成された画像データを外部に向けて出力する出力手段と、が収納されていることを特徴とする。
従って、一般的に商品として寿命の異なる水洗大便器と排泄物撮影装置の組み付けに対して、各々を別々に手配して組み合わせることができるため、過大な負担はなく、かつ、撮影手段が使用者の視線に入らないように配置することが可能であり、使用者が撮影手段の存在を気にして精神的な問題の発生することを抑制することができるようになった。
【0007】
また、請求項2記載の発明によれば、前記プレート部には、前記ボウル部に排泄された排泄物を検出する排泄物検知手段を更に有し、前記制御手段は、前記排泄物検知手段によって排泄物を検知してから前記撮影手段による撮影を開始することを特徴とする。
従って、排泄物検知手段によって排泄が行われた直後の、トイレットペーパーなどの異物に遮られることの無い確実な排泄物画像を撮影することができるようになった。また、排泄物画像の活用者は、排泄物画像の確認に長時間を要することなく、必要の情報を効率的に収集できることになる。
【0008】
また、請求項3記載の発明によれば、前記排泄物検知手段は、排泄物として大便および小便の両方を検知可能であり、前記制御手段は、前記排泄物検知手段からの大便または小便の何れかの検知に基づいて前記撮影手段による撮影を開始することを特徴とする。
従って、大便の状態管理が必要な消化器系だけでなく、尿の排泄状態管理が必要な泌尿器科系の疾病や、尿量による代謝管理が必要な手術前後の状態管理についても状態を得ることができるようになった。これは排泄が大便であったのか、小便であったのか排泄者に特定させることを無くすことにもなり、使い勝手をより良くしていることにもなる。
【0009】
また、請求項4記載の発明によれば、使用者を識別する個人識別データを取得する個人識別手段を更に備え、前記制御手段は、前記個人識別手段によって取得した個人識別データと、前記撮影手段によって撮影された画像データとを統合して前記出力手段から出力することを特徴とする。
従って、排泄物の画像データと個人識別データとを組み合わせて利用することができ、排泄物画像の活用者は、個人を間違えることなく排泄物の状態を確認することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、一般的に商品として寿命の異なる水洗大便器と排泄物撮影装置の組み付けに対して、各々を別々に手配して組み合わせることができるため、過大な負担はなく、かつ、撮影手段が使用者の視線に入らないように配置することが可能であり、使用者が撮影手段の存在を気にして精神的な問題の発生することを抑制することができるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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