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公開番号2025059968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170406
出願日2023-09-29
発明の名称便座装置
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47K 13/24 20060101AFI20250403BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】着座した使用者の血流状態を精度よく測定すること。
【解決手段】実施形態に係る便座装置は、便器本体に載置される便座装置であって、使用者が着座する着座面を有するシート部と、前記シート部内に配置され、前記着座面に着座した使用者の血流を測定する血流センサと、前記シート部の底面側に設けられ、前記便器本体と接触し、前記着座面にかかる荷重を分散させる荷重分散手段と、を備え、前記血流センサは、前記シート部の上面視において、前記荷重分散手段と重ならない位置に配置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
便器本体に載置される便座装置であって、
使用者が着座する着座面を有するシート部と、
前記シート部内に配置され、前記着座面に着座した使用者の血流を測定する血流センサと、
前記シート部の底面側に設けられ、前記便器本体と接触し、前記着座面にかかる荷重を分散させる荷重分散手段と、
を備え、
前記血流センサは、前記シート部の上面視において、前記荷重分散手段と重ならない位置に配置される
ことを特徴とする便座装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記シート部の前記底面には、少なくとも2つ以上の前記荷重分散手段が設けられており、
前記血流センサは、前記シート部の周方向において前記荷重分散手段に挟まれる位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の便座装置。
【請求項3】
前記シート部の前記底面には、前記シート部の前後方向に並べて2つの荷重分散手段が設けられており、
前記血流センサは、前記2つの荷重分散手段に挟まれる位置に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の便座装置。
【請求項4】
前記血流センサは、前記シート部のうち、前記シート部の前後方向における前記シート部の開口の中心よりも前方の領域である前側領域に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の便座装置。
【請求項5】
前記シート部の前記底面には、前記前側領域のうち、前記シート部の開口の左右方向の中心線の一方側と他方側との各々に前記荷重分散手段が設けられ、
前記血流センサは、前記シート部の周方向において前記荷重分散手段に挟まれる位置に配置される
ことを特徴とする請求項4に記載の便座装置。
【請求項6】
前記血流センサは、前記シート部の上面視において、前記シート部の前記底面の前記前側領域のうち、前記シート部の開口の左右方向の中心線と重ならない位置に配置される
ことを特徴とする請求項4に記載の便座装置。
【請求項7】
前記着座面は、前記シート部の開口に向かうにつれて、前記シート部の前記底面に近づく方向に傾斜する傾斜面を有し、
前記血流センサは、前記傾斜面の傾斜に沿って配置される
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の便座装置。
【請求項8】
前記シート部は、前記シート部の周方向に交差する断面において、前記着座面側の両端に曲面部を有し、
前記血流センサは、前記シート部の上面視において、前記両端の曲面部の間に配置される
ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1つに記載の便座装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、便座装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、便座に設けられた光学センサから血流情報を測定し、血流情報に基づく健康状態を使用者に通知する水洗大便器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-073103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の従来技術のように、光学センサ等により適切に血流情報を測定するためには、使用者の身体(測定部位)が、センサの配置箇所に適切に接触している必要があるが、使用者の体格や着座位置は様々であり、接触不良が起こり得るため、血流状態の測定精度が低下するおそれがあった。このように、従来技術には、着座した使用者の血流状態を精度よく測定するという点で、改善の余地があった。
【0005】
実施形態の一態様は、着座した使用者の血流状態を精度よく測定することができる便座装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る便座装置は、便器本体に載置される便座装置であって、使用者が着座する着座面を有するシート部と、前記シート部内に配置され、前記着座面に着座した使用者の血流を測定する血流センサと、前記シート部の底面側に設けられ、前記便器本体と接触し、前記着座面にかかる荷重を分散させる荷重分散手段と、を備え、前記血流センサは、前記シート部の上面視において、前記荷重分散手段と重ならない位置に配置されることを特徴とする。
【0007】
例えば、血流センサの配置箇所、すなわち測定時に使用者が接触する部分に荷重がかかりすぎると人体との接触が強すぎて適切な測定が難しい場合があるため、荷重を逃がす必要がある。実施形態の一態様に係る便座装置によれば、血流センサの配置箇所の上方から人体等による荷重がかかった場合であっても、着座面のたわみにより荷重を分散させることができる。また、実施形態の一態様に係る便座装置によれば、便器本体と接触する荷重分散手段が血流センサから離間して配置されているため、血流センサの位置を便器本体からの反力の支点の位置から離す(ずれさせる)ことができる。これにより、施形態の一態様に係る便座装置によれば、血流センサが反力の影響を受けにくく、血流センサの配置箇所に対応する着座面が適度にたわむ構成とすることができる。したがって、便座装置は、血流センサの配置箇所に使用者の人体を適切に接触させることができるため、着座した使用者の血流状態を精度よく測定することができる。
【0008】
また、実施形態の一態様に係る便座装置において、前記シート部の前記底面には、少なくとも2つ以上の前記荷重分散手段が設けられており、前記血流センサは、前記シート部の周方向において前記荷重分散手段に挟まれる位置に配置されることを特徴とする。
【0009】
実施形態の一態様に係る便座装置によれば、2つの荷重分散手段の間に血流センサが配置されているため、荷重分散手段を挟んで配置される血流センサの配置箇所に対応する着座面がたわむように構成することができる。これにより、便座装置は、血流センサの配置箇所に使用者の人体を適切に接触させることができるため、着座した使用者の血流状態を精度よく測定することができる。
【0010】
また、実施形態の一態様に係る便座装置において、前記シート部の前記底面には、前記シート部の前後方向に並べて2つの荷重分散手段が設けられており、前記血流センサは、前記2つの荷重分散手段に挟まれる位置に配置されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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