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公開番号2025068659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023178587
出願日2023-10-17
発明の名称シャワー装置
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47K 3/28 20060101AFI20250422BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】 節水化の要請を満足しながら、シャワーの心地よい浴び感を使用者に与えることができるシャワー装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、使用者に上方からシャワー吐水を浴びせるように固定されたシャワー装置(1)であって、シャワーヘッド本体(4)と、このシャワーヘッド本体の下方に立っている使用者の頭部を取り囲むシャワー吐水を形成するように、シャワーヘッド本体に、30mm以上の間隔を空けて設けられた複数の散水部(16)と、を有し、各散水部は、シャワーヘッド本体の中心に向けて斜め下方に湯水を吐出すると共に、湯水を吐出する角度を揺動させるように構成されていることを特徴としている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
使用者に上方からシャワー吐水を浴びせるように固定されたシャワー装置であって、
シャワーヘッド本体と、
このシャワーヘッド本体の下方に立っている使用者の頭部を取り囲むシャワー吐水を形成するように、上記シャワーヘッド本体に、30mm以上の間隔を空けて設けられた複数の散水部と、を有し、
上記各散水部は、上記シャワーヘッド本体の中心に向けて斜め下方に湯水を吐出すると共に、湯水を吐出する角度を揺動させるように構成されていることを特徴とするシャワー装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
上記複数の散水部のうちの、隣接して配置された第1の散水部及び第2の散水部から吐出された湯水は、上記シャワーヘッド本体の下方に水平方向に配置された仮想的な着水平面上に夫々着水し、上記第1の散水部から吐出された湯水の第1の着水点、及び上記第2の散水部から吐出された湯水の第2の着水点は、上記仮想的な着水平面上で夫々移動すると共に、上記第1の着水点と上記第2の着水点の間の距離が常に変化している請求項1記載のシャワー装置。
【請求項3】
上記第1の散水部と、上記第2の散水部は、上記仮想的な着水平面からの距離が互いに異なるように上記シャワーヘッド本体に取り付けられ、これにより、上記第1の着水点と上記第2の着水点の間の距離が常に変化する請求項2記載のシャワー装置。
【請求項4】
上記第1の散水部と、上記第2の散水部は、上記仮想的な着水平面に対する吐水角度が互いに異なるように上記シャワーヘッド本体に取り付けられ、これにより、上記第1の着水点と上記第2の着水点の間の距離が常に変化する請求項2記載のシャワー装置。
【請求項5】
上記第1の散水部と、上記第2の散水部は、吐出する湯水の角度変化の位相が異なるように構成され、これにより、上記第1の着水点と上記第2の着水点の間の距離が常に変化する請求項2記載のシャワー装置。
【請求項6】
上記散水部は、吐出する湯水の角度を、所定の振動平面内で揺動させるように構成されている請求項1又は2に記載のシャワー装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シャワー装置に関し、特に、使用者に上方からシャワー吐水を浴びせるように固定されたシャワー装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特開2022-15192号公報(特許文献1)には、シャワー装置が記載されている。このシャワー装置は、円盤状に構成され、天井に取り付けて使用される。円盤状のシャワー装置の周縁部には多数の散水孔が円周上に並べて設けられており、各散水孔から線状に湯水が吐出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-15192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本件発明者は、単に洗体を行うだけでなく、使用者が上方から落下するシャワー吐水を比較的長い時間、リラックスした状態で浴びることができ、シャワーを浴びている時間を楽しむことにより、疲労回復や、ストレス解消効果を得ることができるシャワー装置の開発を行っている。特許文献1記載のシャワー装置においては、円盤状に構成されたシャワーヘッドの周縁部に散水孔が並べて配置されているため、シャワーヘッドの中央下方に立っている使用者の顔には、直接シャワー吐水が掛かりにくい。このため、シャワーを浴びている使用者は、息苦しさを感じることが比較的少なく、シャワー吐水に全身を包まれるような心地よい感覚を得ながら長時間シャワーを浴び続けることができる。
【0005】
しかしながら、特許文献1記載のシャワー装置においては、円周上に間隔を空けて並べられた各散水孔から線状のシャワー吐水が為されているので、使用者の全身を十分に包み込むほどに吐水を行うと、湯水の使用量が極めて多くなってしまい、節水化の要請を満足することができないという問題がある。
【0006】
そこで、円周上に並べられた各散水孔の間隔を広くし、散水孔の数を減ずることによって湯水の使用量を減じることが考えられる。しかしながら、散水孔の間隔を大きくし、吐水の間隔をまばらにすると、使用者は十分な水量を浴びているという感覚を得ることができず、使用者は、心地よくシャワーを浴びたという感覚を得ることができない。
【0007】
また、湯水の使用量を減じるために、散水孔の数を維持したまま、各散水孔の口径を小さくし、線状の吐水の太さを細くすることが考えられる。しかしながら、細い線状の吐水では、これを浴びた使用者の皮膚に与える刺激感が弱くなり、使用者はシャワーの心地よい浴び感を得ることができない。
【0008】
従って、本発明は、節水化の要請を満足しながら、シャワーの心地よい浴び感を使用者に与えることができるシャワー装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するために、本発明は、使用者に上方からシャワー吐水を浴びせるように固定されたシャワー装置であって、シャワーヘッド本体と、このシャワーヘッド本体の下方に立っている使用者の頭部を取り囲むシャワー吐水を形成するように、シャワーヘッド本体に、30mm以上の間隔を空けて設けられた複数の散水部と、を有し、各散水部は、シャワーヘッド本体の中心に向けて斜め下方に湯水を吐出すると共に、湯水を吐出する角度を揺動させるように構成されていることを特徴としている。
【0010】
このように構成された本発明によれば、各散水部が湯水を吐出する角度を揺動させるように構成されているので、散水部の間隔を30mm以上に広く空けた場合でも、使用者は心地よい浴び感を得ることができ、散水部の間隔を空けて節水化の要請を満足しつつ、心地よい浴び感を提供することができる。即ち、吐出される角度が揺動する湯水を浴びた使用者は、或る程度広い面積に湯水を浴びている感覚を得ることができ、少量の湯水であっても、十分な水量の湯水で身体が包み込まれる心地よい感覚を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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