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公開番号
2025059889
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170269
出願日
2023-09-29
発明の名称
水洗大便器装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
5/01 20060101AFI20250403BHJP(上水;下水)
要約
【課題】本発明は、便器洗浄毎に、汚物状態に応じた最適な便器洗浄を行うことができ、更なる節水化や汚物排出性能の向上を達成することができる水洗大便器装置を提供すること目的としている。
【解決手段】本発明は、汚物受け面12及びリム部14を備えるボウル部15と、排水トラップ管路16と、ボウル部15に設けられ洗浄水を吐水する吐水部と、このジェット吐水口20aに洗浄水を供給する加圧ポンプ10と、ボウル部15に排泄された汚物に関する情報を取得する汚物情報取得部と、この汚物に関する情報により汚物状態を判定し、この判定結果に基づいて洗浄水供給装置を制御する制御部74と、を有し、制御部74は、便器洗浄毎に、汚物状態の判定結果に基づいて洗浄水供給装置を制御することにより、吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させることを特徴としている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄水により便器洗浄して汚物を排出する水洗大便器装置であって、
汚物を受ける汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されたリム部と、を備えるボウル部と、
このボウル部の下方に接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、
上記ボウル部に設けられ洗浄水を吐水する吐水部と、
この吐水部に洗浄水を供給する洗浄水供給装置と、
上記ボウル部に排泄された汚物に関する情報を取得する汚物情報取得部と、
この汚物に関する情報により汚物状態を判定し、この判定結果に基づいて上記洗浄水供給装置を制御する制御部と、
を有し、
上記制御部は、上記便器洗浄毎に、上記汚物状態の判定結果に基づいて上記洗浄水供給装置を制御することにより、上記吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させることを特徴とする水洗大便器装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
上記洗浄水供給装置は、ポンプであり、
上記制御部は、上記ポンプを制御することにより、上記吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させる、請求項1に記載の水洗大便器装置。
【請求項3】
上記制御部は、上記吐水部から吐水される洗浄水の流速又は時間を変化させることにより、上記吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させる、請求項2に記載の水洗大便器装置。
【請求項4】
上記制御部は、上記ボウル部及びこのボウル部内の溜水における汚物に関する情報に基づいて上記汚物状態を判定する、請求項1に記載の水洗大便器装置。
【請求項5】
上記リム部に設けられ上記リム部に沿って洗浄水を吐水するリム吐水部と、
上記ボウル部の底部に設けられ排水トラップ管路の入口に向かって洗浄水を吐水するジェット吐水部と、
を有し、
上記制御部は、上記ボウル部の汚物受け面における汚物状態に基づいて上記リム吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させ、上記ボウル部内の溜水における汚物状態に基づいて上記ジェット吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させる、請求項4に記載の水洗大便器装置。
【請求項6】
上記制御部は、上記汚物に関する情報として汚物の種類及び汚物の量に基づいて上記汚物状態を判定する、請求項1に記載の水洗大便器装置。
【請求項7】
上記制御部は、上記汚物の位置又は分布に基づいて上記汚物状態を判定する、請求項6に記載の水洗大便器装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水洗大便器装置、特に洗浄水により便器洗浄して汚物を排出する水洗大便器装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
便器洗浄を行う際に、使用者は、大洗浄、小洗浄、エコ小洗浄(小洗浄よりも少ない水量による洗浄)を自ら選択して便器洗浄を行う。各洗浄において使用される洗浄水量は、あらゆる汚物状態(汚物の量など)が想定され、あらゆる汚物を排出することができるような量に設定されている。この洗浄水量は、常に一定であり、便器洗浄毎に、汚物状態に応じて変えることができない。このため、例えば汚物の量が想定よりも少ない場合、汚物を排出することができるが、必要以上の水量を使用してしまう可能性がある。
【0003】
従来から、特許文献1に記載されているように、便器洗浄後のボウル部における汚物の有無に応じて、次回以降の便器洗浄におけるリム吐水の瞬間流量を変える水洗大便器装置が知られている。このような水洗大便器装置においては、次回以降の便器洗浄において、リム吐水の瞬間流量を変えることにより、ボウル部に汚物が残らないようにしている。
【0004】
また、特許文献2に記載されているように、小洗浄において、トイレットペーパーの使用の有無に応じて、洗浄水量を変える水洗大便器装置が知られている。このような水洗大便器装置においては、トイレットペーパーが使用されていない場合に洗浄水量を減らすことができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-193838号公報
特開2019-526003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載された水洗大便器装置は、次回以降の便器洗浄におけるリム吐水の瞬間流量を変えているが、便器洗浄毎に、汚物状態に応じて瞬間流量を変えることができない。このため、例えば汚物の量が想定よりも少ない場合は必要以上の水量を使用してしまう問題がある。
また、特許文献2に記載された水洗大便器装置は、小洗浄においてトイレットペーパーの使用の有無に応じて洗浄水量を変えているが、大洗浄において汚物状態に応じて洗浄水量を変えることができない。このため、例えば汚物の量が想定よりも少ない場合は必要以上の水量を使用してしまう問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、上述した従来の問題点を解決するためになされたものであり、便器洗浄毎に、汚物状態に応じた最適な便器洗浄を行うことができ、更なる節水化や汚物排出性能の向上を達成することができる水洗大便器装置を提供すること目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した目的を達成するために、本発明は、洗浄水により便器洗浄して汚物を排出する水洗大便器装置であって、汚物を受ける汚物受け面と、この汚物受け面の上方に形成されたリム部と、を備えるボウル部と、このボウル部の下方に接続され汚物を排出する排水トラップ管路と、ボウル部に設けられ洗浄水を吐水する吐水部と、この吐水部に洗浄水を供給する洗浄水供給装置と、ボウル部に排泄された汚物に関する情報を取得する汚物情報取得部と、この汚物に関する情報により汚物状態を判定し、この判定結果に基づいて洗浄水供給装置を制御する制御部と、を有し、制御部は、便器洗浄毎に、汚物状態の判定結果に基づいて洗浄水供給装置を制御することにより、吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させることを特徴としている。
【0009】
このように構成された本発明においては、制御部は、便器洗浄毎に、汚物状態の判定結果に基づいて洗浄水供給装置を制御することにより、吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させるので、便器洗浄毎に、汚物状態に応じた最適な便器洗浄を行うことができ、更なる節水化や汚物排出性能の向上を達成することができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、洗浄水供給装置は、ポンプであり、制御部は、ポンプを制御することにより、吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させる。
このように構成された本発明においては、洗浄水供給装置は、ポンプであり、制御部は、ポンプを制御することにより、吐水部から吐水される洗浄水の吐水態様を変化させるので、便器洗浄毎に、吐水態様を容易に変化させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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