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公開番号2025051132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023160073
出願日2023-09-25
発明の名称水回りシステム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類A47K 17/00 20060101AFI20250328BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】複数の水回り機器の電力不足を抑制できる水回りシステムを提供する。
【解決手段】水回りシステムは、マイクロ波信号を送信する送電部と、トイレ空間に設置され、前記送電部から送信された前記マイクロ波信号を変換して得られた電力で作動する複数の水回り機器と、を備える。前記複数の水回り機器は、それぞれ、光源から受光する光を電力に変換する光発電部を備える。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
マイクロ波信号を送信する送電部と、
トイレ空間に設置され、前記送電部から送信された前記マイクロ波信号を変換して得られた電力で作動する複数の水回り機器と、
を備え、
前記複数の水回り機器は、それぞれ、光源から受光した光を電力に変換する光発電部を有することを特徴とする水回りシステム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記送電部は、前記複数の水回り機器の前記光発電部の受光量に応じて、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記マイクロ波信号の強度と、のうち少なくとも一方を調節することを特徴とする請求項1に記載の水回りシステム。
【請求項3】
前記送電部は、前記光源の点灯・消灯状態に基づいて、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記マイクロ波信号の強度と、のうち少なくとも一方を調節することを特徴とする請求項1に記載の水回りシステム。
【請求項4】
前記送電部は、それぞれの前記光発電部の位置に応じた受光量に基づいて、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記マイクロ波信号の強度と、のうち少なくとも一方を調節することを特徴とする請求項2に記載の水回りシステム。
【請求項5】
前記送電部は、前記複数の水回り機器の使用状態に基づいて、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記マイクロ波信号の強度と、のうち少なくとも一方を調節することを特徴とする請求項1に記載の水回りシステム。
【請求項6】
前記複数の水回り機器は、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記マイクロ波信号の強度と、のうち少なくとも一方の調節に用いる情報を前記送電部に送信し、
前記送電部は、前記複数の水回り機器から受信する前記情報に基づいて、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記前記マイクロ波信号の強度と、のうち少なくとも一方を調節することを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の水回りシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の態様は、一般的には、水回りシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電力をマイクロ波に変換した電力搬送波を受信してセンサおよび送信部に供給する電力に変換する受電部を備えた水栓装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-8674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電力搬送波を送信する1つの送電部に対して、多数の水回り機器、すなわち受電部がある場合、各水回り機器によって、機能や使用頻度が違うため、給電が不足する水回り機器が発生するおそれがある。電力が不足した水回り機器は、作動が不安定になったり停止したりするおそれがある。
【0005】
本発明の態様は、係る課題の認識に基づいてなされたものであり、複数の水回り機器の電力不足を抑制できる水回りシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明は、マイクロ波信号を送信する送電部と、トイレ空間に設置され、前記送電部から送信された前記マイクロ波信号を変換して得られた電力で作動する複数の水回り機器と、を備え、前記複数の水回り機器は、それぞれ、光源から受光した光を電力に変換する光発電部を有することを特徴とする水回りシステムである。
【0007】
マイクロ波信号のみにより複数の水回り機器に無線給電を行う水回りシステムにおいては、それぞれの水回り機器の使用頻度、消費電力、または無線給電による給電量が異なる場合がある。このような場合、各水回り機器の給電バランスが悪くなり、複数の水回り機器の中で、電力が不足する水回り機器と、過充電される水回り機器と、が発生する可能性がある。水回り機器の電力が不足したときには、水回り機器の作動が停止してしまうおそれがある。水回りシステムによると、水回り機器に光発電部を備えたことによって、それぞれの水回り機器は、マイクロ波信号による無線給電に加えて、光発電によっても電力を賄うことができる。このため、水回りシステムは、複数の水回り機器を備えていても、電力が不足する水回り機器の発生を抑制することができる。また、各水回り機器は、既設の照明や太陽光を利用して光発電をすることができるため、水回り機器と外部電源とを繋げるための新しい配線などを設ける必要が無い。このように、水回りシステムは、施工面や設計面においても利点を有する。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、前記送電部は、前記複数の水回り機器の前記光発電部の受光量に応じて、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記マイクロ波信号の強度と、のうち少なくとも一方を調節することを特徴とする水回りシステムである。
【0009】
この水回りシステムによると、光発電だけでは電力が不足する可能性のある水回り機器に対して、例えば、マイクロ波信号の送信方向を優先的に向けたり、マイクロ波信号の強度を上げたりするなどの調節を行うことにより複数の水回り機器への給電バランスを整えることができ、より効率的に水回り機器への無線給電を行うことができる。
【0010】
第3の発明は、第1の発明において、前記送電部は、前記光源の点灯・消灯状態に基づいて、前記マイクロ波信号の送信方向と、前記マイクロ波信号と、のうち少なくとも一方を調節することを特徴とする水回りシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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