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公開番号2025067801
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2024146169
出願日2024-08-28
発明の名称トイレ使用者の健康状態推定システム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G16H 10/00 20180101AFI20250417BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】人の健康状態を適切に推定するトイレ使用者の健康状態推定システムを提供する。
【解決手段】トイレ使用者の健康状態推定システムにおいて、状態推定装置は、トイレ装置の使用状況を示すトイレログを取得するログ情報取得手段(取得部)と、ログ情報取得手段が取得するトイレログに基づいてトイレ使用者の健康状態を推定する状態推定手段(推定部)と、を備え、状態推定手段は、トイレログに含まれる所定期間における所定時間帯のトイレ使用状況に基づき定められる推定条件を超えた所定時間帯のトイレ使用状況が確認された場合に、夜間頻尿と推定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
トイレ装置の使用状況を示すトイレログを取得するログ情報取得手段と、
前記ログ情報取得手段が取得する前記トイレログに基づいてトイレ使用者の健康状態を推定する状態推定手段と、
を備え、
前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる所定期間における所定時間帯のトイレ使用状況に基づき定められる推定条件を超えた所定時間帯のトイレ使用状況が確認された場合に、夜間頻尿と推定する
ことを特徴とするトイレ使用者の健康状態推定システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記状態推定手段は、複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログに基づいて、前記夜間頻尿の推定を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項3】
前記状態推定手段が推定した前記夜間頻尿の推定結果を前記トイレ使用者に通知する通知手段、
をさらに備え、
前記通知手段は、前記複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログが所定条件を満たした場合に、前記夜間頻尿の推定結果を前記トイレ使用者に通知する
ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項4】
前記複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログには、前記トイレ装置の使用開始及び使用終了を示すトイレログが含まれている
ことを特徴とする請求項2に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項5】
前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる所定時間帯以外の時間帯におけるトイレ使用回数を参照し、前記推定条件または判定アルゴリズムを変更し、前記夜間頻尿を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項6】
前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる排便記録及び排尿記録に基づいて、前記夜間頻尿の有無を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項7】
前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる排便記録及び排尿記録に基づいて便秘の有無をさらに推定し、
前記状態推定手段は、前記夜間頻尿と推定した回数と前記便秘と推定した回数とに基づいて、フレイルを推定する
ことを特徴とする請求項6に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項8】
前記状態推定手段は、前記夜間頻尿と推定した回数が所定回数を超えた場合に、フレイルと推定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項9】
前記状態推定手段の推定結果に関する所定の質問を所定の宛先に通知する通知手段を備え、
前記通知手段は、前記状態推定手段の推定結果が所定の通知条件を満たす場合に、前記所定の質問を通知する、
ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。
【請求項10】
前記所定の質問に対する前記トイレ使用者の応答結果を取得する応答結果取得手段をさらに備え、
前記状態推定手段は、前記応答結果取得手段が前記トイレ使用者の応答結果を取得後に前記状態推定手段が前記トイレ使用者の夜間頻尿を推定する場合には、前記トイレログと、前記トイレ使用者の応答結果とに基づいて、前記トイレ使用者の夜間頻尿を推定する
ことを特徴とする請求項9に記載のトイレ使用者の健康状態推定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、トイレ使用者の健康状態推定システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、健康志向は高まり日々健康状態をモニタリング(観察)することで、健康状態を確認し必要に応じて生活を改善していく事の必要性が高まっている。例えば、個々のユーザに対してよりパーソナライズされた予測結果を提供し得る健康管理システムが提供されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-174168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。例えば、上述の従来技術では、健康管理の対象となるユーザ(管理対象者)の健康状態を把握するために、ユーザの医療情報を有する医療情報データベースにアクセスする必要があり、管理対象者となる人(ユーザ)の医療情報が取得できない場合、その人(ユーザ)の健康状態を把握することが難しい。このように、上述の従来技術には、人の健康状態を把握に用いる情報の観点において改善の余地がある。そのため、例えば人の日々の生活から得られる情報を用いて、人の健康状態を適切に推定することが望まれている。
【0005】
上記のような点を鑑みて、人の健康状態を適切に推定することが課題となる。
【0006】
開示の実施形態は、人の健康状態を適切に推定することができるトイレ使用者の健康状態推定システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムは、トイレ装置の使用状況を示すトイレログを取得するログ情報取得手段と、前記ログ情報取得手段が取得する前記トイレログに基づいてトイレ使用者の健康状態を推定する状態推定手段と、を備え、前記状態推定手段は、前記トイレログに含まれる所定期間における所定時間帯のトイレ使用状況に基づき定められる推定条件を超えた所定時間帯のトイレ使用状況が確認された場合に、夜間頻尿と推定することを特徴とする。
【0008】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムによれば、推定条件を超えた所定時間帯のトイレ使用状況が確認された場合に、夜間頻尿と推定することで、トイレログからトイレ使用者の夜間頻尿を適切に推定することができる。これにより、トイレ使用者の健康状態推定システムは、人の健康状態を適切に推定することができる。
【0009】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムにおいて、前記状態推定手段は、複数回分のトイレ使用状況を示すトイレログに基づいて、前記夜間頻尿の推定を実行する。
【0010】
実施形態の一態様に係るトイレ使用者の健康状態推定システムによれば、1回のトイレ使用ログだけではなく、複数回のトイレ使用ログに基づいて夜間頻尿を推定することで、夜間頻尿の推定確度を高めることができる。これにより、トイレ使用者の健康状態推定システムは、人の健康状態を適切に推定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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