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公開番号2025034520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140942
出願日2023-08-31
発明の名称便座装置
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A47K 13/24 20060101AFI20250306BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】使用者の健康情報ごとに便座温度を適切な温度にすることで、使用者の快適性を向上できる。
【解決手段】実施形態に係る便座装置は、便座と、制御部と、健康情報取得部とを備える。便座は、ヒータを備える。制御部は、ヒータの出力を制御する。健康情報取得部は、使用者の健康情報を取得する。制御部は、健康情報取得部が取得した健康情報に基づいて、ヒータの出力を制御する。健康情報は、使用者のストレス状態である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
ヒータを備える便座と、
前記ヒータの出力を制御する制御部と、
使用者の健康情報を取得する健康情報取得部と、を備え、
前記制御部は、前記健康情報取得部が取得した健康情報に基づいて、前記ヒータの出力を制御する便座装置。
続きを表示（約 390 文字）【請求項２】
前記健康情報は、使用者のストレス状態である請求項１に記載の便座装置。
【請求項３】
前記健康情報は、使用者の血流量である請求項１に記載の便座装置。
【請求項４】
環境温度を取得する環境温度取得部を備え、
前記制御部は、前記健康情報および前記環境温度取得部が取得した環境温度に基づいて、前記ヒータの出力を制御する請求項１～３のいずれか１つに記載の便座装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記健康情報が所定の健康状態を示す条件に該当する場合において、
前記環境温度が第１所定温度よりも高い場合には、前記ヒータの出力を低下させ、前記環境温度が第２所定温度よりも低い場合には、前記ヒータの出力を上昇させる制御を行い、
前記第２所定温度は、前記第１所定温度以下である請求項４に記載の便座装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
開示の実施形態は、便座装置に関する。
続きを表示（約 880 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、便座装置において、便座に着座したトイレの使用者の血流情報を測定し、当該測定結果に基づいて健康情報を算出して出力する（例えば表示端末に表示させる）生体情報管理システムが開示されている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－６８３９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述した従来技術は、血流情報の測定結果に基づいて出力した健康情報を暖房便座のヒータ出力の制御などに用いるものではなかった。従来の暖房便座において便座温度が所定温度に設定される場合に、使用者の健康状態によっては当該使用者が不快に感じることがあった。
【０００５】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、使用者の健康状態ごとに便座温度を適切な温度にすることで、使用者の快適性を向上できる便座装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の一態様に係る便座装置は、ヒータを備える便座と、前記ヒータの出力を制御する制御部と、使用者の健康情報を取得する健康情報取得部と、を備え、前記制御部は、前記健康情報取得部が取得した健康情報に基づいて、前記ヒータの出力を制御する。
【０００７】
便座装置は、使用者の健康情報に基づいて便座温度の制御を行うことができる。したがって、便座装置は、使用者の健康情報ごとに便座温度を適切な温度にすることで、使用者の快適性を向上できる。
【０００８】
また、前記健康情報は、使用者のストレス状態である。
【０００９】
便座装置は、使用者のストレス状態に応じて便座温度の制御を行うことができるため、使用者の快適性を向上できる。
【００１０】
また、前記健康情報は、使用者の血流量である。
（【００１１】以降は省略されています）

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