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公開番号2025036008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024007828
出願日2024-01-23
発明の名称水洗大便器
出願人TOTO株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E03D 5/10 20060101AFI20250306BHJP(上水;下水)
要約【課題】 例えば便器設置現場における床下接続状態/床上接続状態の選択ないし変更に応じて、洗浄水の吐止水制御の設定を容易に切り替え可能な水洗大便器を提供すること。
【解決手段】 本発明は、汚物を受けるボウル部、前記ボウル部の下方に接続された排水トラップ部、及び、前記ボウル部への洗浄水の吐止水を駆動する駆動部、が設けられた便器本体と、前記便器本体の前記駆動部を制御して洗浄水の吐止水を制御する制御部と、前記駆動部と前記制御部とを接続する配線部と、を備え、前記配線部は、前記排水トラップ部が床下接続状態である場合と床上接続状態である場合とで、異なる導通状態を採ることが可能となっており、前記制御部は、前記配線部における前記導通状態を識別することにより、前記排水トラップ部の接続状態に適応した洗浄水の吐止水制御を実施可能であることを特徴とする水洗大便器である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
汚物を受けるボウル部、前記ボウル部の下方に接続された排水トラップ部、及び、前記ボウル部への洗浄水の吐止水を駆動する駆動部、が設けられた便器本体と、
前記便器本体の前記駆動部を制御して洗浄水の吐止水を制御する制御部と、
前記駆動部と前記制御部とを接続する配線部と、
を備え、
前記配線部は、前記排水トラップ部が床下接続状態である場合と床上接続状態である場合とで、異なる導通状態を採ることが可能となっており、
前記制御部は、前記配線部における前記導通状態を識別することにより、前記排水トラップ部の接続状態に適応した洗浄水の吐止水制御を実施可能である
ことを特徴とする水洗大便器。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記配線部は、前記排水トラップ部が床下接続状態である場合と床上接続状態である場合とで、ジャンパー線の有無を選択できるようになっており、当該ジャンパー線の有無によって異なる導通状態を採ることが可能となっている
ことを特徴とする請求項1に記載の水洗大便器。
【請求項3】
前記配線部は、少なくとも一部において、トラップ構造を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の水洗大便器。
【請求項4】
前記配線部の前記駆動部側の部分と、前記配線部の前記制御部側の部分とが、前記便器本体の上方側方側において、取り外し可能に結合可能となっている
ことを特徴とする請求項3に記載の水洗大便器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床下接続状態と床上接続状態とを選択的に利用できる排水トラップ部を備えた水洗大便器に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、床下接続状態(床排水)と床上接続状態(壁排水)とを選択的に利用できる排水トラップ部を備えた水洗大便器が、幅広く利用されている。
【0003】
また、排水トラップ部が床下接続状態である場合と、排水トラップ部が床上接続状態である場合とで、洗浄水の吐止水制御の態様を異ならせることが、便器洗浄効率の観点で効果的であることが知見されている。
【0004】
そして、製品出荷前に床下接続状態/床上接続状態のいずれが選択されるのか分かっている場合には、製品の製造者において、当該選択に適応するように洗浄水の吐止水制御の設定が行われることが一般的である。
【0005】
しかしながら、床下接続状態/床上接続状態のいずれが選択されるのか、製品出荷前には未定である場合もあるし、製品出荷後に変更される場合もある。そのような場合を想定して、洗浄水の吐止水制御の設定を容易に切り替え可能であることが望まれる。
【0006】
関連する特許文献としては、特許文献1(特開2010-077681号公報)が挙げられる。特許文献1には、床下接続状態/床上接続状態のいずれが選択されるのかの情報を記憶する情報記憶手段が、排水トラップ部と外部排水配管との間に介在する排水ソケットに内蔵される旨、及び、洗浄水の吐止水を制御する制御部(コントローラ)が当該情報記憶手段から得られる情報に基づいて洗浄シーケンスを切り替える旨、が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2010-077681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に記載された構成では、床下接続状態/床上接続状態のいずれが選択されるのかの情報を、必要に応じて情報記憶手段に電気的に書き込む/書き換える必要がある。この作業は案外と面倒である。
【0009】
また、情報記憶手段が排水トラップ部と外部排水配管との間に介在する排水ソケットに内蔵されているため、当該排水ソケットに至るまでの比較的長い配線が必要である。
【0010】
更に、情報記憶手段自体のコストも、考慮すべき事情の1つである。
(【0011】以降は省略されています)

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