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公開番号2025034850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141508
出願日2023-08-31
発明の名称便座装置
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A61B 5/026 20060101AFI20250306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】透過窓で反射する反射光を受光素子が受光することを抑制しつつ、小型化を図ることができるセンサユニットおよび便座装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係るセンサユニットは、対象物に向けて光を発光する発光素子と、対象物からの光を受光する2つの受光素子と、発光素子と対象物との間に配置され、発光素子からの光を透過する透過窓とを備える。2つの受光素子は、発光素子に対して同心円上に位置し、かつ、発光素子を中心とした180度未満の範囲に位置するように配置される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に向けて光を発光する発光素子と、
前記対象物からの光を受光する2つの受光素子と、
前記発光素子と前記対象物との間に配置され、前記発光素子からの光を透過する透過窓と
を備え、
前記2つの受光素子は、前記発光素子に対して同心円上に位置し、かつ、前記発光素子を中心とした180度未満の範囲に位置するように配置される、センサユニット。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記2つの受光素子は、互いに離間して配置される、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記2つの受光素子は、上面視において四角形状となるように形成され、一辺が前記発光素子に対する同心円の接線に対して平行となるように配置される、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記発光素子および前記2つの受光素子は、同一平面上に配置され、
前記透過窓は、前記発光素子と前記2つの受光素子とをそれぞれ結ぶ直線に対して傾斜するように設けられる、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項5】
前記2つの受光素子はそれぞれ、前記受光素子の中心部が前記発光素子に対して同心円上となるように配置される、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項6】
センサユニットと、
前記センサユニットが設けられた便座と
を備え、
前記センサユニットは、
対象物に向けて光を発光する発光素子と、
前記対象物からの光を受光する2つの受光素子と、
前記発光素子と前記対象物との間に配置され、前記発光素子からの光を透過する透過窓と
を備え、
前記2つの受光素子は、前記発光素子に対して同心円上に位置し、かつ、前記発光素子を中心とした180度未満の範囲に位置するように配置される、便座装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、センサユニットおよび便座装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、人体に向けてレーザ光などの光を照射し、人体で反射する散乱光を受光して解析することで、血流状態などを測定するセンサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、従来技術に係るセンサにあっては、光を発光する発光素子と、光を受光する2つの受光素子とを備えるように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5785267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記したセンサが例えば便座に設けられる場合、センサの保護などのため、センサと人体(使用者)との間に、発光素子からの光を透過する透過窓が配置されることがある。しかしながら、透過窓が配置されると、受光素子は、使用者で反射する散乱光の他に、透過窓で反射する反射光も受光してしまう場合がある。かかる反射光は、使用者で反射した光ではないため、血流状態を測定する処理においてノイズとなるおそれがあった。また、上記したセンサを備えたセンサユニットにあっては、収納スペースの制約やデザイン性の面から、小型化することが望まれていた。
【0005】
実施形態の一態様は、透過窓で反射する反射光を受光素子が受光することを抑制しつつ、小型化を図ることができるセンサユニットおよび便座装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係るセンサユニットは、対象物に向けて光を発光する発光素子と、前記対象物からの光を受光する2つの受光素子と、前記発光素子と前記対象物との間に配置され、前記発光素子からの光を透過する透過窓とを備える。前記2つの受光素子は、前記発光素子に対して同心円上に位置し、かつ、前記発光素子を中心とした180度未満の範囲に位置するように配置される。
【0007】
このように、2つの受光素子は、発光素子の同心円上に位置するように配置されることで、2つの受光素子の間で散乱光を均等に受光することができる、言い換えると受光する散乱光の偏りを抑えることができる。そのため、例えば2つの受光素子で受光した散乱光を示す信号の差動増幅するような場合において、散乱光に偏りが生じると、血流状態の測定精度が低下するおそれがあるが、2つの受光素子が上記のように配置されることで、散乱光の偏りに起因する測定精度の低下を抑制することができる。
【0008】
また、2つの受光素子は、発光素子を中心とした180度未満の範囲に位置するように配置されるため、2つの受光素子が配置される範囲を比較的小さくでき、よってセンサユニットを小型化することができる。
【0009】
また、前記2つの受光素子は、互いに離間して配置される。
【0010】
このように、2つの受光素子が離間して配置されることで、反射光(ノイズ)による影響を可能な限り抑制することができる。すなわち、例えば透過窓に角度バラつき等が生じて透過窓が傾斜するような場合、反射光が受光素子に僅かに当たることがある。このような場合であっても、2つの受光素子が離間して配置されるため、反射光の影響を2つの受光素子が同時に受けにくくすることができ、よって反射光(ノイズ)による影響を可能な限り抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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