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公開番号
2025034513
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140930
出願日
2023-08-31
発明の名称
小便器装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E03D
13/00 20060101AFI20250306BHJP(上水;下水)
要約
【課題】床面における尿の汚れの度合いを精度よく評価できるとともに、適切なタイミングで清掃を促すことができる小便器装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る小便器装置は、小便器本体と、検出装置と、算出部と、報知部とを備える。小便器本体は、尿を受けるボウル部を有する。検出装置は、小便器本体の下方および周辺の少なくともいずれかを含む床面における尿の汚れを検出する。算出部は、検出装置によって検出された汚れの度合いを示す評価値を累積して累積評価値を算出する。報知部は、算出部によって算出された累積評価値に基づいて、床面の清掃を要求する清掃要求情報を報知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
尿を受けるボウル部を有する小便器本体と、
前記小便器本体の下方および周辺の少なくともいずれかを含む床面における尿の汚れを検出する検出装置と、
前記検出装置によって検出された汚れの度合いを示す評価値を累積して累積評価値を算出する算出部と、
前記算出部によって算出された前記累積評価値に基づいて、前記床面の清掃を要求する清掃要求情報を報知する報知部と
を備える、小便器装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記検出装置は、
使用者による前記小便器本体の使用前および使用後のそれぞれにおいて、尿の汚れを検出する、
請求項1に記載の小便器装置。
【請求項3】
前記算出部は、
前記清掃要求情報が報知された後、前記累積評価値をリセットする、
請求項1に記載の小便器装置。
【請求項4】
前記小便器本体が設置されたトイレ室を管理する管理装置と通信可能な通信部
をさらに備え、
前記報知部は、
前記清掃要求情報を前記通信部を介して前記管理装置に報知する、
請求項1に記載の小便器装置。
【請求項5】
前記検出装置は、
前記床面を複数のマスに区画し、区画した複数の前記マスごとに尿の汚れを検出する、
請求項1に記載の小便器装置。
【請求項6】
前記報知部は、
複数の前記マスのうち、前記累積評価値が予め設定された所定値以上となった前記マスの数が、予め設定された所定個数以上となった場合に、前記清掃要求情報を報知する、
請求項5に記載の小便器装置。
【請求項7】
前記検出装置は、
尿の汚れから放出される赤外線を受光することで、尿の汚れを検出する赤外線センサを含む、
請求項1に記載の小便器装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、小便器装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、小便器装置において、使用者の尿の飛散や尿の垂れ等による、床面の汚れを検出する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-019055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術には、床面の汚れの度合いを精度よく評価し、評価結果に応じて適切なタイミングで清掃を促すという点で、改善の余地があった。具体的には、床面に付着した尿は、時間の経過に伴って乾燥し、乾燥した尿から臭気が発生する。従来技術にあっては、この乾燥した尿について考慮されていないため、床面の汚れの度合いを精度よく評価することは難しく、結果として適切なタイミングで清掃を促すことができないおそれがあった。
【0005】
実施形態の一態様は、床面における尿の汚れの度合いを精度よく評価できるとともに、適切なタイミングで清掃を促すことができる小便器装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る小便器装置は、尿を受けるボウル部を有する小便器本体と、前記小便器本体の下方および周辺の少なくともいずれかを含む床面における尿の汚れを検出する検出装置と、前記検出装置によって検出された汚れの度合いを示す評価値を累積して累積評価値を算出する算出部と、前記算出部によって算出された前記累積評価値に基づいて、前記床面の清掃を要求する清掃要求情報を報知する報知部とを備える。
【0007】
このように、小便器装置は、汚れの度合いを示す評価値を累積して累積評価値を算出することで、床面における尿の汚れの度合いを精度よく評価することができる。すなわち、小便器装置にあっては、前回の使用者の尿が乾燥して汚れの大きさが小さくなった場合であっても、かかる乾燥した尿の汚れを示す評価値は、前回の使用者の使用後の累積評価値に含まれる。そして、小便器装置にあっては、前回の使用者の使用後の累積評価値に、今回の使用者が汚した尿の汚れの度合いを示す評価値を加算して累積していくことから、今回の使用者の使用後の累積評価値は、乾燥した尿の汚れを含んでいる。従って、小便器装置にあっては、例えば乾燥した尿を考慮した累積評価値を算出でき、かかる累積評価値により、床面における尿の汚れの度合いを精度よく評価することができる。また、報知部は、累積評価値に基づいて、床面の清掃を要求する清掃要求情報を報知するようにしたので、適切なタイミングで清掃を促すことができる。
【0008】
また、前記検出装置は、使用者による前記小便器本体の使用前および使用後のそれぞれにおいて、尿の汚れを検出する。
【0009】
これにより、使用前の検出装置による検出値、および、使用後の検出装置による検出値を用いて、累積評価値を算出でき、よって尿の汚れの度合いをより精度よく評価することが可能となる。
【0010】
また、前記算出部は、前記清掃要求情報が報知された後、前記累積評価値をリセットする。
(【0011】以降は省略されています)
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