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公開番号2025034448
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140837
出願日2023-08-31
発明の名称便座装置
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A61B 5/026 20060101AFI20250306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】透過窓で反射する反射光を受光素子が受光することを抑制することができるセンサユニットおよび便座装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係るセンサユニットは、対象物に向けて光を発光する発光素子と、対象物からの光を受光する2つの受光素子と、発光素子と対象物との間に配置され、発光素子からの光を透過する透過窓とを備える。発光素子および2つの受光素子は、同一平面上に配置される。透過窓は、発光素子と2つの受光素子とをそれぞれ結ぶ直線に対して傾斜するように設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象物に向けて光を発光する発光素子と、
前記対象物からの光を受光する2つの受光素子と、
前記発光素子と前記対象物との間に配置され、前記発光素子からの光を透過する透過窓と
を備え、
前記発光素子および前記2つの受光素子は、同一平面上に配置され、
前記透過窓は、前記発光素子と前記2つの受光素子とをそれぞれ結ぶ直線に対して傾斜するように設けられる、センサユニット。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記2つの受光素子はそれぞれ、前記発光素子に対して同一距離となるように配置される、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項3】
前記透過窓は、窓面が前記2つの受光素子同士を結ぶ直線に対して平行となるように設けられる、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項4】
前記透過窓は、
前記発光素子から発光して前記透過窓で反射した反射光が、前記2つの受光素子が配置される領域以外の領域に当たるように傾斜する、
請求項1に記載のセンサユニット。
【請求項5】
センサユニットと、
前記センサユニットが設けられた便座と
を備え、
前記センサユニットは、
対象物に向けて光を発光する発光素子と、
前記対象物からの光を受光する2つの受光素子と、
前記発光素子と前記対象物との間に配置され、前記発光素子からの光を透過する透過窓と
を備え、
前記発光素子および前記2つの受光素子は、同一平面上に配置され、
前記透過窓は、前記発光素子と前記2つの受光素子とをそれぞれ結ぶ直線に対して傾斜するように設けられる、便座装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、センサユニットおよび便座装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、人体に向けてレーザ光などの光を照射し、人体で反射する散乱光を受光して解析することで、血流状態などを測定するセンサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。なお、従来技術に係るセンサにあっては、光を発光する発光素子と、光を受光する2つの受光素子とを備えるように構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5785267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記したセンサが例えば便座に設けられる場合、センサの保護などのため、センサと人体(使用者)との間に、発光素子からの光を透過する透過窓が配置されることがある。しかしながら、センサに対する透過窓の配置や角度によっては、受光素子は、使用者で反射する散乱光の他に、透過窓で反射する反射光も受光してしまう場合がある。かかる反射光は、使用者で反射した光ではないため、血流状態を測定する処理においてノイズとなるおそれがあった。
【0005】
実施形態の一態様は、透過窓で反射する反射光を受光素子が受光することを抑制することができるセンサユニットおよび便座装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係るセンサユニットは、対象物に向けて光を発光する発光素子と、前記対象物からの光を受光する2つの受光素子と、前記発光素子と前記対象物との間に配置され、前記発光素子からの光を透過する透過窓とを備え、前記発光素子および前記2つの受光素子は、同一平面上に配置され、前記透過窓は、前記発光素子と前記2つの受光素子とをそれぞれ結ぶ直線に対して傾斜するように設けられる。
【0007】
これにより、透過窓で反射する反射光を受光素子が受光することを抑制することができる。詳しくは、発光素子から発光した光は、透過窓で反射する。この透過窓で反射する反射光は、透過窓が上記のように傾斜して設けられるため、例えばセンサ基板上において受光素子とは異なる位置に当たる。言い換えると、透過窓で反射する反射光は、透過窓の傾斜によって、受光素子に当たらないようになる、あるいは当たりにくくなる。これにより、透過窓で反射する反射光を受光素子が受光することを抑制することができる。詳しくは、例えば血流状態を測定する処理においてノイズとなる反射光を、受光素子が受光することを抑制することができる。
【0008】
また、前記2つの受光素子はそれぞれ、前記発光素子に対して同一距離となるように配置される。
【0009】
これにより、例えば仮に、反射光が受光素子に僅かに当たった場合であっても、入射する反射光(言い換えるとノイズ)を2つの受光素子の間で均等にすることができる。そのため、例えば2つの受光素子で受光した光を示す信号の差動増幅時において、反射光(ノイズ)による影響を可能な限り抑制することができる。
【0010】
また、前記透過窓は、窓面が前記2つの受光素子同士を結ぶ直線に対して平行となるように設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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