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公開番号2024140960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052351
出願日2023-03-28
発明の名称情報処理装置
出願人株式会社Y4.com
代理人個人
主分類G16H 10/00 20180101AFI20241003BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】
ユーザーの健康情報に関し、信頼できる評価軸における相対位置情報を提供することで行動変容を促す。
【解決手段】
登録要求に含まれるグループ識別情報、本人認証を行った公的証明書に基づき取得するユーザー証明書情報及び健保サーバーから取得する健診情報を記憶手段においてユーザー識別情報と関連付けて登録する手段と、ユーザーが使用するウェアラブル端末から該ウェアラブル端末がセンシングするユーザーの健康状態に関する健康情報を記憶手段においてユーザー識別情報と関連付けて登録する手段と、グループ識別情報、ユーザー証明書情報及び健診情報に含まれる特定の情報に関する特定の条件を備えるユーザー群における健康情報に関するユーザーの相対的位置を表す情報を生成する手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーが属するグループを識別するグループ識別情報を含む登録要求をユーザー端末から受け付ける登録要求受付手段と、
前記登録要求に基づいて、前記ユーザーを識別するユーザー識別情報と前記グループ識別情報とを関連付けてユーザー情報記憶手段に登録する第1ユーザー情報登録手段と、
前記ユーザーについて公的証明書に基づく本人認証を行うと共に、前記公的証明書に基づいて前記ユーザーの住所、生年月日及び性別に関する情報であるユーザー証明書情報を取得し、前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー証明書情報を前記ユーザー識別情報と関連付けて登録する第2ユーザー情報登録手段と、
前記ユーザーが加入する健康保険組合が管理する健保サーバーに対し、前記ユーザー識別情報を指定して前記ユーザーの健康診断結果に関する情報である健診情報の提供要求を行うと共に、前記健保サーバーから取得する前記健診情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録する第3ユーザー情報登録手段と、
前記ユーザーが使用するウェアラブル端末から該ウェアラブル端末がセンシングする前記ユーザーの健康状態に関する情報である健康情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録する第4ユーザー情報登録手段と、
前記グループ識別情報、前記ユーザー証明書情報及び前記健診情報に含まれる特定の情報に関する特定の条件を備えるユーザー群における前記健康情報に関する前記ユーザーの相対的位置を表す情報であるユーザー相対位置情報を生成する相対位置情報生成手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記ユーザーが利用する医療機関が管理する医療機関サーバーに対し、前記ユーザー識別情報を指定して前記ユーザーに関する診療情報の提供要求を行うと共に、前記医療機関サーバーから取得する前記診療情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録する第5ユーザー情報登録手段を有し、
前記相対位置情報生成手段が、前記ユーザーについて、前記グループ識別情報、前記ユーザー証明書情報、前記健診情報及び前記診療情報に含まれる特定の情報に関する特定の条件を備えるユーザー群における前記健康情報に関する前記相対位置情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
登録要求受付手段が、ユーザーが属するグループを識別するグループ識別情報を含む登録要求をユーザー端末から受け付けるステップと、
第1ユーザー情報登録手段が、前記登録要求に基づいて、前記ユーザーを識別するユーザー識別情報と前記グループ識別情報とを関連付けてユーザー情報記憶手段に登録するステップと、
第2ユーザー情報登録手段が、前記ユーザーについて公的証明書に基づく本人認証を行うと共に、前記公的証明書に基づいて前記ユーザーの住所、生年月日及び性別に関する情報であるユーザー証明書情報を取得し、前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー証明書情報を前記ユーザー識別情報と関連付けて登録するステップと、
第3ユーザー情報登録手段が、前記ユーザーが加入する健康保険組合が管理する健保サーバーに対し、前記ユーザー識別情報を指定して前記ユーザーの健康診断結果に関する情報である健診情報の提供要求を行うと共に、前記健保サーバーから取得する前記健診情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録するステップと、
第4ユーザー情報登録手段が、前記ユーザーが使用するウェアラブル端末から該ウェアラブル端末がセンシングする前記ユーザーの健康状態に関する情報である健康情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録するステップと、
相対位置情報生成手段が、前記グループ識別情報、前記ユーザー証明書情報及び前記健診情報に含まれる特定の情報に関する特定の条件を備えるユーザー群における前記健康情報に関する前記ユーザーの相対的位置を表す情報であるユーザー相対位置情報を生成するステップと、を含む情報処理方法。
【請求項4】
第5ユーザー情報登録手段が、前記ユーザーが利用する医療機関が管理する医療機関サーバーに対し、前記ユーザー識別情報を指定して前記ユーザーに関する診療情報の提供要求を行うと共に、前記医療機関サーバーから取得する前記診療情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録するステップを含み、
前記相対位置情報生成手段が、前記ユーザーについて、前記グループ識別情報、前記ユーザー証明書情報、前記健診情報及び前記診療情報に含まれる特定の情報に関する特定の条件を備えるユーザー群における前記健康情報に関する前記相対位置情報を生成することを特徴とする請求項3に記載の情報処理方法。
【請求項5】
コンピュータに、請求項3又は4に記載の方法を実行させるための情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ウェアラブル端末がセンシングする健康情報を提供する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザーが身に付けることによって、ユーザーの健康情報をセンシングし、健康状態を把握し易くするウェアラブル端末なる装置がある。ウェアラブル端末は、装着時の、例えば、心拍、活動量、睡眠状態等をセンシングし、時系列データとして提供してくれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
その様な中、ウェアラブル端末の初期設定時の情報の信憑性が低く、その信憑性の低い情報に基づいてクリアすべき目標を設定しても、ユーザーに行動変容を促すことは難しいという問題点があった。
【0004】
そこで本発明では、上記問題点を鑑み、ユーザーの健康情報に関し、信頼できる評価軸における相対位置情報を提供することで行動変容を促す情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示する情報処理装置の一形態は、ユーザーが属するグループを識別するグループ識別情報を含む登録要求をユーザー端末から受け付ける登録要求受付手段と、前記登録要求に基づいて、前記ユーザーを識別するユーザー識別情報と前記グループ識別情報とを関連付けてユーザー情報記憶手段に登録する第1ユーザー情報登録手段と、前記ユーザーについて公的証明書に基づく本人認証を行うと共に、前記公的証明書に基づいて前記ユーザーの住所、生年月日及び性別に関する情報であるユーザー証明書情報を取得し、前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー証明書情報を前記ユーザー識別情報と関連付けて登録する第2ユーザー情報登録手段と、前記ユーザーが加入する健康保険組合が管理する健保サーバーに対し、前記ユーザー識別情報を指定して前記ユーザーの健康診断結果に関する情報である健診情報の提供要求を行うと共に、前記健保サーバーから取得する前記健診情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録する第3ユーザー情報登録手段と、前記ユーザーが使用するウェアラブル端末から該ウェアラブル端末がセンシングする前記ユーザーの健康状態に関する情報である健康情報を前記ユーザー情報記憶手段において前記ユーザー識別情報と関連付けて登録する第4ユーザー情報登録手段と、前記グループ識別情報、前記ユーザー証明書情報及び前記健診情報に含まれる特定の情報に関する特定の条件を備えるユーザー群における前記健康情報に関する前記ユーザーの相対的位置を表す情報であるユーザー相対位置情報を生成する相対位置情報生成手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
開示する情報処理装置は、ユーザーの健康情報に関し、信頼できる評価軸における相対位置情報を提供することで行動変容を促す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態に係る情報処理装置の概要を説明する図である。
本実施の形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。
本実施の形態に係る医療機関サーバーが有する情報の一例を示す図である。
本実施の形態に係る健保サーバーが有する情報の一例を示す図である。
本実施の形態に係るウェアラブル端末が有する情報の一例を示す図である。
本実施の形態に係るユーザー情報記憶手段の一例を示す図である。
本実施の形態に係る情報処理装置のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る情報処理装置による処理例の流れを表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る情報処理装置の動作原理)
【0009】
図1乃至6を用いて、本実施の形態に係る情報処理装置(以下、単に「本装置」という。)100の動作原理について説明する。図1は、本装置100と他装置240、260、280、320との接続関係を示す図であり、図2は、本装置100の機能ブロック図である。
【0010】
図1で示すように、本装置100は、通信ネットワーク360を介して、ユーザー300が加入する健康保険組合230が管理する健保サーバー240、ユーザー300が利用する医療機関250が管理する医療機関サーバー260、ユーザー300が操作するウェアラブル端末280、ユーザー端末320と接続される。通信ネットワーク360は、有線の形態であっても良く、無線の形態であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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