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公開番号2025036076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024078451
出願日2024-05-14
発明の名称食事管理システム
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 20/60 20180101AFI20250306BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】最適な食事を提供して、食事管理を行うことが可能な食事管理システムを提供する。
【解決手段】この食事管理システム100では、ユーザに関する情報と、ユーザに提供された食事に関する情報とが記憶されているサーバ1と、サーバ1と通信可能であるとともに、提供された食事を食べ終えたことを示す喫食情報を送信するように構成された端末とを備え、サーバ1は、端末を介して、提供された食事を食べ終えたことを示す喫食情報を取得して、ユーザに対して、新たに提供する食事のメニューを推薦する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに関する情報と、前記ユーザに提供された食事に関する情報とが記憶されているサーバと、
前記サーバと通信可能であるとともに、提供された食事を食べ終えたことを示す喫食情報を送信するように構成された端末とを備え、
前記サーバは、前記端末を介して、提供された食事を食べ終えたことを示す前記喫食情報を取得して、前記ユーザに対して、新たに提供する食事のメニューを推薦する、食事管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記サーバにより推薦されたメニューの食事を提供する食事提供部をさらに備える、請求項1に記載の食事管理システム。
【請求項3】
前記食事提供部は、前記食事提供部により前記ユーザに提供された食事に関する情報を含む識別子を食事または食事が収容される容器に付して、提供するように構成されており、
前記端末は、前記識別子を読み込むことに基づいて、前記サーバにより推薦され、かつ、前記食事提供部により前記ユーザに提供された食事を食べ終えたことを示す前記喫食情報を前記サーバに送信するように構成されている、請求項2に記載の食事管理システム。
【請求項4】
前記サーバは、前記識別子を生成して、前記識別子の情報を前記食事提供部に送信するように構成されている、請求項3に記載の食事管理システム。
【請求項5】
前記識別子には、前記食事提供部により前記ユーザに提供された食事に関する情報である、提供される食事のメニューごとに付された管理番号が含まれている、請求項3に記載の食事管理システム。
【請求項6】
前記識別子には、前記ユーザに関する情報、前記食事提供部により前記ユーザに提供された食事に関する情報である食事のメニューに関する情報、または、前記食事提供部により前記ユーザに提供された食事に関する情報である提供された食事の栄養価に関する情報のうち少なくとも1つが含まれている、請求項5に記載の食事管理システム。
【請求項7】
前記ユーザに対する健康に関するアドバイスの提供、または前記ユーザに対するトレーニング方法の提供、または、前記ユーザに対する美容に関するアドバイスの提供、または、前記ユーザに提供された食材の提供のうち少なくとも1つを行う役務提供部をさらに備え、
前記サーバは、前記ユーザまたは前記役務提供部の少なくとも一方から、前記ユーザに関する情報と、前記食事に関する情報とを取得するように構成されている、請求項1に記載の食事管理システム。
【請求項8】
前記端末は、推薦された複数の食事のメニューから提供する食事のメニューを選択する操作を受け付けるように構成されているとともに、選択された前記食事のメニューの栄養価を表示するように構成されている、請求項1に記載の食事管理システム。
【請求項9】
前記サーバは、前記ユーザに関する情報と、提供された食事を食べ終えたことを示す前記喫食情報とに基づいて、健康を促進するための食事計画を作成するように構成され、
前記端末は、前記サーバにおいて作成された健康を促進する前記食事計画の進捗状況を表示するように構成されている、請求項1に記載の食事管理システム。
【請求項10】
前記ユーザに関する情報は、健康に関する情報と、トレーニング結果と、美容に関する情報とのうち少なくとも1つを含む、請求項7に記載の食事管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、食事管理システムに関し、特にサーバを備える食事管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、サーバを備える食事管理システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、コンピュータと、サーバと、データベースとを備える食事管理システムが開示されている。特許文献1では、データベースにユーザのIDと食事制限の内容とが記憶されており、コンピュータからサーバにアクセスし、ユーザのIDを入力することにより、データベースに記憶された食事制限の内容に基づいたメニューを表示するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-357136号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に開示されている食事提供システムでは、実際にユーザが食事を行ったか否かに関わらずメニューを作成し、推薦する。そのため、推薦したメニューを摂取したことを前提として新しい食事を提案することに起因して、推薦したメニュー以外のメニューをユーザが摂取した場合に、食事制限しているにも関わらずカロリーおよび栄養の摂取量が過多になる場合が考えられる。この結果、最適な食事を推薦して、食事管理を行うことが難しくなるという問題点がある。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、最適な食事を推薦して、食事管理を行うことが可能な食事提供システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による食事管理システムは、ユーザに関する情報と、ユーザに提供された食事に関する情報とが記憶されているサーバと、サーバと通信可能であるとともに、提供された食事を食べ終えたことを示す喫食情報を送信するように構成された端末とを備え、サーバは、端末を介して、提供された食事を食べ終えたことを示す喫食情報を取得して、ユーザに対して、新たに提供する食事のメニューを推薦する。
【0008】
この発明の一の局面による食事管理システムでは、上記のように、サーバは、端末を介して、提供された食事を食べ終えたことを示す喫食情報を取得して、ユーザに対して、新たに提供する食事のメニューを推薦する。これにより、ユーザが提供された食事を食べ終えたことを取得することにより、サーバは、ユーザが実際に食べた食事メニューに基づいて、新たに提供する食事メニューを推薦することができるため、摂取カロリーおよび栄養価の過不足が生じることを抑制することができる。この結果、最適な食事を推薦して、食事管理を行うことができる。
【0009】
上記一の局面による食事管理システムにおいて、好ましくは、サーバにより推薦されたメニューの食事を提供する食事提供部をさらに備える。このように構成すれば、食事提供部により推薦されたメニューの食事が提供されるため、ユーザが、推薦されたメニューの食事を調理する手間を軽減することができる。
【0010】
この場合、好ましくは、食事提供部は、食事提供部によりユーザに提供された食事に関する情報を含む識別子を食事または食事が収容される容器に付して、提供するように構成されており、端末は、識別子を読み込むことに基づいて、サーバにより推薦され、かつ、食事提供部によりユーザに提供された食事を食べ終えたことを示す喫食情報をサーバに送信するように構成されている。このように構成すれば、識別子を端末により読み込むことにより、喫食情報をサーバに送信することができるため、喫食情報を手動によりすべて入力する場合と比べて、喫食情報をサーバに反映させることが容易となる。
(【0011】以降は省略されています)

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