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公開番号2024158032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072836
出願日2023-04-27
発明の名称作業時間計測システム
出願人株式会社タカゾノ
代理人個人
主分類G16H 20/00 20180101AFI20241031BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】システム構成が単純であり、既存の設備への導入が容易な作業時間計測システムを提供する。
【解決手段】作業時間計測システム1は、複数のバーコードリーダと、制御部11と、を備える。バーコードリーダは、処方箋毎に付与されたバーコード50を読み取る。制御部11は、バーコードリーダが読み取った情報を取得する。複数のバーコードリーダは、調剤に関する複数の作業毎に個別に配置される。複数のバーコードリーダには、個別の装置識別情報が付与されている。制御部11は、バーコードリーダが読み取ったバーコード50(詳細にはバーコード50に記述された受付番号)と、バーコードリーダがバーコード50を読み取った読取時刻又はそれに基づく所要時間と、装置識別情報に予め対応付けられた作業情報と、を対応付けて管理PC2に記憶する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
処方箋毎に付与された処方識別情報を読み取る複数の読取装置と、
前記読取装置が読み取った情報を取得する制御部と、
を備え、
複数の前記読取装置は、調剤に関する複数の作業毎に個別に配置され、
複数の前記読取装置には、個別の装置識別情報が付与されており、
前記制御部は、前記読取装置が読み取った前記処方識別情報と、前記読取装置が前記処方識別情報を読み取った読取時刻又はそれに基づく所要時間と、前記装置識別情報に予め対応付けられた作業情報と、を対応付けて記憶装置に記憶することを特徴とする作業時間計測システム。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業時間計測システムであって、
前記読取装置は、作業開始位置と作業終了位置にそれぞれ配置されており、
前記作業開始位置の前記読取装置で前記処方識別情報が読み取られた場合、前記制御部は、対応する作業の開始を前記作業情報として前記記憶装置に記憶し、
前記作業終了位置の前記読取装置で前記処方識別情報が読み取られた場合、前記制御部は、対応する作業の終了を前記作業情報として前記記憶装置に記憶することを特徴とする作業時間計測システム。
【請求項3】
請求項1に記載の作業時間計測システムであって、
前記制御部は、前記処方識別情報に対応付けて、更に、フラグ条件を満たすか否かを示すフラグデータを前記記憶装置に記憶することを特徴とする作業時間計測システム。
【請求項4】
請求項3に記載の作業時間計測システムであって、
前記フラグ条件に関連する位置に配置され、前記処方識別情報を読み取るフラグ付け装置を備え、
前記制御部は、前記フラグ付け装置が前記処方識別情報を読み取ったか否かに応じて、前記処方識別情報に対応付けるフラグデータを異ならせることを特徴とする作業時間計測システム。
【請求項5】
請求項1に記載の作業時間計測システムであって、
識別票を発券する発券機を備え、
前記識別票には、前記処方識別情報が含まれており、
前記読取装置は、前記識別票を読み取ることで前記処方識別情報を特定することを特徴とする作業時間計測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主として、調剤に関する作業を計測するシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、調剤情報管理システムを開示する。調剤情報管理システムは、サーバ装置と、クライアント端末と、を備える。クライアント端末は、薬局又は病院に配置される。調剤情報管理システムは、待ち時間管理機能を有する。具体的には、クライアント端末は、受付端末、調剤機器、及び、監査用及び服薬指導用の情報処理装置と通信可能である。また、調剤機器は調剤に要した時間を計測可能である。情報処理装置は、監査に要した時間、及び、服薬指導に要した時間を計測可能である。クライアント端末は、これらの時間をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、クライアント端末から受信した情報に基づいて、各種の待ち時間を記憶する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-144016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の待ち時間管理機能を実現するためには、クライアント端末、受付端末、調剤機器、及び情報処理装置を連携する必要があるため、システム構成が複雑化する可能性がある。また、待ち時間管理機能を実現するためには、調剤機器及び情報処理装置に様々な機能が必要となる。例えば、調剤機器には、調剤に要した時間を計測する機能が必要となる。更に、調剤機器には、クライアント端末にデータを送信する機能、及び、データを送信するための通信環境が必要となる。調剤機器は、PC等の汎用的な機器とは異なるため、機能の追加に手間が掛かる可能性がある。従って、既存のシステムに待ち時間管理機能を提供することが困難になる場合がある。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、システム構成が単純であり、既存の設備への導入が容易な作業時間計測システムを提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本発明の観点によれば、以下の構成の作業時間計測システムが提供される。即ち、作業時間計測システムは、複数の読取装置と、制御部と、を備える。前記読取装置は、処方箋毎に付与された処方識別情報を読み取る。前記制御部は、前記読取装置が読み取った情報を取得する。複数の前記読取装置は、調剤に関する複数の作業毎に個別に配置される。複数の前記読取装置には、個別の装置識別情報が付与されている。前記制御部は、前記読取装置が読み取った前記処方識別情報と、前記読取装置が前記処方識別情報を読み取った読取時刻又はそれに基づく所要時間と、前記装置識別情報に予め対応付けられた作業情報と、を対応付けて記憶装置に記憶する。
【0008】
調剤機器や受付端末との連携が必須ではないので、システム構成が単純になり、かつ、既存の調剤システムへの導入が容易である。
【0009】
前記の作業時間計測システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記読取装置は、作業開始位置と作業終了位置にそれぞれ配置されている。前記作業開始位置の前記読取装置で前記処方識別情報が読み取られた場合、前記制御部は、対応する作業の開始を前記作業情報として前記記憶装置に記憶する。前記作業終了位置の前記読取装置で前記処方識別情報が読み取られた場合、前記制御部は、対応する作業の終了を前記作業情報として前記記憶装置に記憶する。
【0010】
読取装置で読み取るだけで、作業の開始と終了を自動的に登録できる。
(【0011】以降は省略されています)

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