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公開番号2025099643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216454
出願日2023-12-22
発明の名称調剤システム
出願人株式会社タカゾノ
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類A61J 3/00 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】薬剤が不足する場合の無駄な動作を低減できる調剤システムを提供する。
【解決手段】制御部291は、処方データを取得し、処方データに基づいて調剤データを作成する。調剤装置200は、調剤データに基づいて調剤する。表示部293は、制御部291の指令に従って情報を表示する。制御部291は、処方データに含まれる薬剤が不足する可能性を判断する。判断の結果、薬剤が不足する可能性があるとき、制御部291は、薬剤の在庫確認を促す通知を表示部293に表示させる。判断の結果、薬剤が不足する可能性がなければ、制御部291は、調剤データを調剤装置200に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
処方データを取得し、前記処方データに基づいて調剤データを作成する、コントローラと、
前記調剤データに基づいて調剤する調剤装置と、
前記コントローラの指令に従って情報を表示する表示部とを備え、
前記コントローラは、
前記処方データに含まれる薬剤が不足する可能性を判断し、
前記判断の結果、薬剤が不足する可能性があるとき、薬剤の在庫確認を促す通知を前記表示部に表示させ、
前記判断の結果、薬剤が不足する可能性がなければ、前記調剤データを前記調剤装置に送信する、調剤システム。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記通知は、不足する可能性がある薬剤の識別情報を含む、請求項1に記載の調剤システム。
【請求項3】
前記コントローラは、前記調剤装置内の薬剤の残量に基づいて、薬剤が不足する可能性を判断する、請求項1または請求項2に記載の調剤システム。
【請求項4】
前記コントローラは、前記処方データに含まれる薬剤の種類に基づいて、薬剤が不足する可能性を判断する、請求項1または請求項2に記載の調剤システム。
【請求項5】
前記コントローラは、前記処方データに含まれる薬剤の入手可能性に基づいて、薬剤が不足する可能性を判断する、請求項4に記載の調剤システム。
【請求項6】
前記コントローラは、前記通知を前記表示部に表示させた後、調剤を続行するか否かを判断する、請求項1または請求項2に記載の調剤システム。
【請求項7】
前記コントローラは、調剤を続行すると判断した場合には、前記調剤データを前記調剤装置に送信する、請求項6に記載の調剤システム。
【請求項8】
前記コントローラは、調剤を続行しないと判断した場合には、前記処方データの取得をやり直す、請求項6に記載の調剤システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、調剤システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
実開平2-141301号公報(特許文献1)には、処方を受け付けたとき、その処方に必要な錠剤の錠数と、錠剤フィーダに収容されている錠剤の残数とを比較する、錠剤分包機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平2-141301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献に記載の技術では、錠剤分包機に、錠剤フィーダごとに錠数判定装置が設けられている。錠剤分包機が処方を受け付けたのち、処方に必要な錠数と錠剤フィーダの残数とが比較される。処方に必要な錠数より残数が少ない場合、錠剤フィーダに錠剤が補給されるまで、錠剤フィーダの錠剤排出動作を待機しなければならず、分包動作に遅れが発生する。錠剤フィーダに補給する薬剤が欠品していれば、分包動作の途中で処方をキャンセルしてやり直すことになり、動作に無駄が生じる。
【0005】
本開示では、薬剤が不足する場合の無駄な動作を低減できる、調剤システムが提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従った調剤システムは、処方データを取得し、処方データに基づいて調剤データを作成する、コントローラと、調剤データに基づいて調剤する調剤装置と、コントローラの指令に従って情報を表示する表示部とを備えている。コントローラは、処方データに含まれる薬剤が不足する可能性を判断する。判断の結果、薬剤が不足する可能性があるとき、コントローラは、薬剤の在庫確認を促す通知を表示部に表示させる。判断の結果、薬剤が不足する可能性がなければ、コントローラは、調剤データを調剤装置に送信する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の調剤システムは、薬剤が不足する場合の無駄な動作を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
調剤システムの電気接続系統を示すブロック図である。
調剤動作の流れを示すフローチャートである。
処方入力画面の一例を示す図である。
調剤データを作成する処理の模式図である。
記憶部に記憶されている情報の模式図である。
第1の例の、薬剤が不足する可能性があるときの表示を示す図である。
第2の例の調剤動作の流れを示すフローチャートである。
処方入力中の処方入力画面の一例を示す図である。
第2の例の、薬剤が不足する可能性があるときの表示を示す図である。
処方入力中の処方入力画面の他の例を示す図である。
第3の例の、薬剤が不足する可能性があるときの表示を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態について図に基づいて説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。図面では、説明の便宜上、構成を省略または簡略化している場合もある。実施形態から任意の構成が抽出され、それらが任意に組み合わされることも、当初から予定されている。
【0010】
図1は、調剤システムの電気接続系統を示すブロック図である。図1に示されるように、調剤システムは、制御装置290と、調剤装置200とを備えている。調剤装置200は、ネットワークを介して、制御装置290に電気的に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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