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公開番号2025110091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024003823
出願日2024-01-15
発明の名称薬剤秤量装置
出願人株式会社タカゾノ
代理人個人
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250718BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】薬剤の在庫量が足りない場合に対処可能な薬剤秤量装置を提供する。
【解決手段】薬剤秤量装置は、秤量部と、記憶部と、制御部と、を備える。秤量部は、薬剤を秤量する。記憶部は、調剤データを記憶する。制御部は、記憶部が記憶している調剤データに対して、日数又は回数で分割する指示を受け付けると、調剤データを、第1分割調剤データと、第2分割調剤データと、に分割する処理を行う。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤を秤量する秤量部と、
調剤データを記憶する記憶部と、
前記記憶部が記憶している前記調剤データに対して、日数又は回数で分割する指示を受け付けると、前記調剤データを、第1分割調剤データと、第2分割調剤データと、に分割する処理を行う制御部と、
を備えることを特徴とする薬剤秤量装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、秤量の指示を受け付けた前記調剤データに対して、日数又は回数で分割する指示を受け付けると、前記調剤データを、今回秤量を行う前記第1分割調剤データと、次回秤量を行う前記第2分割調剤データと、に分割する処理を行うとともに、前記第1分割調剤データの秤量を継続するとともに、前記第2分割調剤データの秤量を待機することを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項3】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、前記第1分割調剤データ又は前記第2分割調剤データに対して、日数又は回数で分割する指示を受け付けると、前記第1分割調剤データ又は前記第2分割調剤データを更に分割する処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項4】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、分割に際して日数の入力又は選択を受け付け、受け付けた日数を用いて、前記調剤データを、第1分割調剤データと、第2分割調剤データと、に分割する処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項5】
請求項2に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、分割に際して前記第1分割調剤データに設定する日数の入力又は選択を受け付け、受け付けた日数を用いて、前記調剤データを、前記第1分割調剤データと、前記第2分割調剤データと、に分割する処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項6】
請求項4又は5に記載の薬剤秤量装置であって、
前記調剤データに関する情報を表示する表示部を備え、
前記制御部は、前記第1分割調剤データに設定された日数に基づいて前記第2分割調剤データの日数を計算して前記表示部に表示することを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項7】
請求項5に記載の薬剤秤量装置であって、
前記調剤データに関する情報を表示する表示部を備え、
前記調剤データには分包を行う薬剤が含まれており、
前記制御部は、前記第1分割調剤データに設定する日数を受け付けると、受け付けた日数に対応する分包数を計算して前記表示部に表示することを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項8】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記調剤データに関する情報を表示する表示部を備え、
前記制御部は、前記調剤データの分割を行った後において、前記第1分割調剤データ又は前記第2分割調剤データに関する情報を前記表示部に表示する際に、分割された前記調剤データであることを示す表示物を前記表示部に表示することを特徴とする薬剤秤量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主として、調剤データに基づいて薬剤を秤量する薬剤秤量装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、薬剤秤量装置を開示する。特許文献1の薬剤秤量装置は、処方データに含まれる薬剤を秤量して秤量値を記憶する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-280916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
処方データに含まれる薬剤の秤量を行う際において、秤量対象の薬剤の在庫量が足りない場合がある。特許文献1には、薬剤の在庫量が足りない場合に薬剤秤量装置が行う処理について記載されていない。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、薬剤の在庫量が足りない場合に対処可能な薬剤秤量装置を提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本発明の観点によれば、以下の構成の薬剤秤量装置が提供される。即ち、薬剤秤量装置は、秤量部と、記憶部と、制御部と、を備える。前記秤量部は、薬剤を秤量する。前記記憶部は、調剤データを記憶する。前記制御部は、前記記憶部が記憶している前記調剤データに対して、日数又は回数で分割する指示を受け付けると、前記調剤データを、第1分割調剤データと、第2分割調剤データと、に分割する処理を行う。
【0008】
これにより、調剤薬局の薬剤の在庫量が足りない場合に調剤を2回に分ける際に容易に対応できる。
【0009】
前記の薬剤秤量装置においては、前記制御部は、秤量の指示を受け付けた前記調剤データに対して、日数又は回数で分割する指示を受け付けると、前記調剤データを、今回秤量を行う前記第1分割調剤データと、次回秤量を行う前記第2分割調剤データと、に分割する処理を行うとともに、前記第1分割調剤データの秤量を継続するとともに、前記第2分割調剤データの秤量を待機することが好ましい。
【0010】
これにより、第1分割調剤データの秤量をそのまま続行できる。また、未秤量として1つの第2分割調剤データだけが残るので、調剤データが煩雑になることを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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