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公開番号
2025088302
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202920
出願日
2023-11-30
発明の名称
薬剤秤量装置及び調剤システム
出願人
株式会社タカゾノ
代理人
個人
主分類
G16H
20/10 20180101AFI20250604BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】秤量の中断機能と再開機能を設けることにより、秤量を始めからやり直す場合と比較して、秤量の手間を軽減可能な薬剤秤量装置を提供する。
【解決手段】薬剤秤量装置は、中断処理と、再開処理と、を行う。中断処理は、調剤データに含まれる少なくとも1つの薬剤の秤量の完了後であって調剤データに含まれる全ての薬剤の秤量の完了前に、調剤データの秤量の中断指示を受け付けた場合に、調剤データに含まれる薬剤の秤量が完了したか否かの進捗状況を示す進捗情報を調剤データに対応付けて記憶するとともに、調剤データの秤量を中断する処理である。再開処理は、中断処理によって秤量を中断した調剤データの秤量の再開指示を受け付けた場合に、調剤データに対応付けて記憶された進捗情報を読み出して、調剤データの秤量を再開する処理である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤を秤量する秤量部と、
調剤データに従って薬剤の秤量に関する制御を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記調剤データに含まれる少なくとも1つの薬剤の秤量の完了後であって前記調剤データに含まれる全ての薬剤の秤量の完了前に、前記調剤データの秤量の中断指示を受け付けた場合に、前記調剤データに含まれる薬剤の秤量が完了したか否かの進捗状況を示す進捗情報を当該調剤データに対応付けて記憶するとともに、前記調剤データの秤量を中断する中断処理と、
前記中断処理によって秤量を中断した前記調剤データの秤量の再開指示を受け付けた場合に、前記調剤データに対応付けて記憶された前記進捗情報を読み出して、前記調剤データの秤量を再開する再開処理と、
を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、第1調剤データの秤量の中断処理を行った後に、第2調剤データの秤量の開始指示を受け付けた場合に、当該第2調剤データの秤量を開始し、
前記制御部は、前記第2調剤データの秤量の完了後又は中断処理を行った後に、前記第1調剤データの秤量の再開指示を受け付けた場合に、前記第1調剤データの秤量を再開する再開処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項3】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、前記調剤データの秤量の中断指示を受け付けた場合に、秤量が完了した薬剤の情報を表示媒体に表示する処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項4】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、前記調剤データの秤量の中断指示を受け付けた場合に、秤量が完了していない薬剤の情報を表示媒体に表示する処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、前記調剤データの秤量の中断指示を受け付けた場合に、更に、前記調剤データが中断したことを示す情報を前記表示媒体に表示する処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項6】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、前記調剤データの秤量の中断指示を受け付けた場合に、秤量を中断した前記調剤データの識別情報を、表示媒体に表示する処理を行い、
前記表示媒体に表示する処理は、帳票を印刷する処理であり、
前記制御部は、読取装置を介して、印刷した前記帳票から前記調剤データの前記識別情報を取得した場合、当該識別情報が示す前記調剤データに対応付けて記憶された前記進捗情報を読み出して、秤量を中断した前記調剤データの秤量を再開することを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項7】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記制御部は、中断した前記調剤データの秤量を開始する際に、前記進捗情報を用いて秤量を再開するか、前記進捗情報を用いずに初めから秤量をやり直すかの選択を受け付けることを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項8】
請求項1に記載の薬剤秤量装置と、
前記薬剤秤量装置が秤量した薬剤を分包する分包機と、
を備える調剤システムにおいて、
前記制御部は、前記調剤データの秤量が完了した場合又は中断指示を受け付けた場合に、前記調剤データの識別情報を、表示媒体に表示する処理を行い、
前記表示媒体に表示する処理は、帳票を印刷する処理であり、
前記分包機は、読取装置を介して、前記帳票から前記調剤データの前記識別情報を取得した場合、当該識別情報が示す前記調剤データに対応付けられた前記進捗情報に基づいて、前記調剤データの秤量が完了していると判定した場合は分包を受け付け、前記調剤データの秤量が完了していない場合は分包を受け付けないことを特徴とする調剤システム。
【請求項9】
請求項1に記載の薬剤秤量装置であって、
前記秤量部は、表示媒体が設けられた秤量容器に投入される薬剤を秤量し、
前記制御部は、前記秤量容器に投入されて秤量が完了した薬剤の情報を前記表示媒体に表示する処理を行うことを特徴とする薬剤秤量装置。
【請求項10】
請求項9に記載の薬剤秤量装置と、
前記薬剤秤量装置が秤量した薬剤を分包する分包機と、
を備える調剤システムにおいて、
前記制御部は、前記調剤データの識別情報を、前記表示媒体に表示する処理を行い、
前記分包機は、読取装置を介して、前記秤量容器の前記表示媒体から前記調剤データの前記識別情報を取得した場合、当該識別情報が示す前記調剤データに対応付けられた前記進捗情報に基づいて、前記調剤データの秤量が完了していると判定した場合は分包を受け付け、前記調剤データの秤量が完了していない場合は分包を受け付けないことを特徴とする調剤システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として、調剤データに基づいて薬剤を秤量する薬剤秤量装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、薬剤秤量装置を開示する。特許文献1の薬剤秤量装置は、タッチパネルを有しており、薬剤の秤量中に「中止」ボタンを表示する。中止ボタンがタッチ操作されると、薬剤秤量装置は秤量を中止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-280916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、秤量を中止することが記載されているだけであり、秤量を中止した後の処理については記載されていない。
【0005】
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、秤量の中断機能と再開機能を設けることにより、秤量を始めからやり直す場合と比較して、秤量の手間を軽減可能な薬剤秤量装置を提供することにある。
【発明の概要】
課題を解決するための手段及び効果
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本発明の観点によれば、以下の構成の薬剤秤量装置が提供される。即ち、薬剤秤量装置は、秤量部と、制御部と、を備える。前記秤量部は、薬剤を秤量する。前記制御部は、調剤データに従って薬剤の秤量に関する制御を行う。前記制御部は、中断処理と、再開処理と、を行う。前記中断処理は、前記調剤データに含まれる少なくとも1つの薬剤の秤量の完了後であって前記調剤データに含まれる全ての薬剤の秤量の完了前に、前記調剤データの秤量の中断指示を受け付けた場合に、前記調剤データに含まれる薬剤の秤量が完了したか否かの進捗状況を示す進捗情報を当該調剤データに対応付けて記憶するとともに、前記調剤データの秤量を中断する処理である。前記再開処理は、前記中断処理によって秤量を中断した前記調剤データの秤量の再開指示を受け付けた場合に、前記調剤データに対応付けて記憶された前記進捗情報を読み出して、前記調剤データの秤量を再開する処理である。
【0008】
これにより、調剤データの秤量が中断した場合であっても、再開時に制御部が進捗情報を読み出すため、中断したときの続きから秤量を行うことができる。
【0009】
前記の薬剤秤量装置においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記制御部は、前記第1調剤データの秤量の中断処理を行った後に、前記第2調剤データの秤量の開始指示を受け付けた場合に、当該第2調剤データの秤量を開始する。前記制御部は、前記第2調剤データの秤量の完了後又は中断処理を行った後に、前記第1調剤データの秤量の再開指示を受け付けた場合に、前記第1調剤データの秤量を再開する再開処理を行う。
【0010】
ある調剤データの秤量を中断している最中に、同じ薬剤秤量装置を用いて別の調剤データの秤量を行うことができる。そのため、薬剤秤量装置の稼動時間が短くならないため、薬剤秤量装置を有効に活用できる。
(【0011】以降は省略されています)
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