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公開番号
2025168729
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024073430
出願日
2024-04-30
発明の名称
情報分析装置および情報分析方法
出願人
ギジン株式会社
代理人
個人
主分類
G16H
10/60 20180101AFI20251105BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】人の身体や精神の状態に影響を与えている可能性のある素因を、納得感のある推定結果として提示できるようにする。
【解決手段】人の身体または精神の状態に影響を与える素因となり得る事柄を示す事柄情報を随時記録する事柄情報記録部15と、人の身体または精神の状態を示す状態情報を随時記録する状態情報記録部16と、当該記録したログ情報に基づいて、状態の発生時点から遡って所定時間以内に発生した事柄に対して、状態の内容に応じて設定された状態別スコアを与え、個々の事柄毎に状態別スコアを合算することによって事柄別スコアを算出するスコア算出部17とを備え、人の身体または精神に生じた状態に影響を与えている素因となる事柄について算出される事柄別スコアが、影響の素因となっていることの傾向を示す値となるようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
人の身体または精神の状態に影響を与える素因となり得る事柄を示す事柄情報を、当該事柄の発生時点を示す時間情報と共に事柄ログ情報として随時記録する事柄情報記録部と、
上記人の身体または精神の状態を示す状態情報を、当該状態の発生時点を示す時間情報と共に状態ログ情報として随時記録する状態情報記録部と、
上記事柄ログ情報および上記状態ログ情報に基づいて、上記状態の発生時点から遡って所定時間以内に発生した事柄に対して、上記状態の内容に応じて設定された状態別スコアを与え、上記事柄ログ情報に含まれる個々の事柄毎に、上記状態別スコアを合算することによって事柄別スコアを算出するスコア算出部とを備えた
ことを特徴とする情報分析装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
ユーザからの指示に従って上記事柄情報を設定する事柄設定部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
【請求項3】
ユーザからの指示に従って上記状態情報およびそれに対応する上記状態別スコアを設定する状態設定部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
【請求項4】
ユーザからの指示に従って上記所定時間を設定する遡及時間設定部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
【請求項5】
ユーザからの指示に従って、上記事柄別スコアの算出対象とする対象期間を設定する対象期間設定部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
【請求項6】
上記スコア算出部により算出された上記事柄別スコアを対応する事柄情報と共に提示する事柄提示部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
【請求項7】
上記状態情報は、ユーザの排泄物の状態を示す情報を含み、
上記状態別スコアは、上記排泄物の状態に応じて設定されたスコアである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報分析装置。
【請求項8】
情報分析装置のプロセッサが、
人の身体または精神の状態に影響を与える素因となり得る事柄を示す事柄情報を、当該事柄の発生時点を示す時間情報と共に事柄ログ情報として随時記録する事柄情報記録処理と、
上記人の身体または精神の状態を示す状態情報を、当該状態の発生時点を示す時間情報と共に状態ログ情報として随時記録する状態情報記録処理と、
上記事柄ログ情報および上記状態ログ情報に基づいて、上記状態の発生時点から遡って所定時間以内に発生した事柄に対して、上記状態の内容に応じて設定された状態別スコアを与え、上記事柄ログ情報に含まれる個々の事柄毎に、上記状態別スコアを合算することによって事柄別スコアを算出するスコア算出処理とを実行する
ことを特徴とする情報分析方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報分析装置および情報分析方法に関し、特に、人の身体または精神の状態に影響を与える素因となり得る事柄を分析する装置および方法に用いて好適なものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、食事や運動などの実行状況を表す行動情報と、身体や精神の状態を表す状態情報とを用いて人の健康状態を分析する技術が知られている(例えば、特許文献1~3参照)。特許文献1に記載の健康管理装置では、便器内の排泄物の性状(形、におい、色)および飲食した食物の情報(昨夜の夕食内容やアルコール等)を便器使用者が入力し、入力された排泄物情報と摂取食物情報を総合演算処理することにより、便器使用者の健康状態を推論する。また、その推論結果から健康状態に対応する食事改善アドバイス情報を出力する。
【0003】
特許文献2に記載の情報処理装置では、ユーザが摂取した食品に関する摂取情報と、ユーザの感情情報、生体情報(排便数の情報を含む)および行動情報のうち1以上の情報または当該情報から導出される実感スコア情報とに基づいて、実感スコアとの間で正または負の相関関係を有する摂取情報を特定し、特定した摂取情報と実感スコアとの間の相関関係に関する情報そのものまたは当該相関関係を用いたアドバイス情報(単位時間当たりの実感スコアを増大させるための仮想摂取情報、不安とストレスのいずれか一方または両方を解消するアドバイスなど)を取得し、取得した情報を表示部に表示する。
【0004】
例えば、任意でユーザを含むユーザ集団において高い(または低い)実感スコア情報が呈される場合、その実感スコア情報の要因となる1以上の摂取情報(食品の種類、量、摂取タイミング、季節、食べ合わせ、調理方法、含有成分などの摂取態様)を特定し、当該摂取情報が類似するユーザまたは当該実感スコア情報の改善が求められるユーザなど、当該相関関係から有用性や関連性が推測されるユーザに対して、相関関係に関する情報を提供する。
【0005】
特許文献3に記載の健康スコア提供システムでは、健康管理対象者の生活習慣情報および身体状況情報を含むライフログ情報と、ライフログ情報が評価条件を満たすか否かを評価する評価条件情報とに基づいて、健康スコアを算出し、算出された健康スコアを所定の形式に加工して提供する。生活習慣情報は、健康管理対象者の食事、運動、睡眠、喫煙および飲酒のカテゴリのいずれか1つ以上を含む周期的な行動に関する情報である。身体状況情報は、健康管理対象者の状態を数値として測定することにより得られる情報である。
【0006】
しかしながら、特許文献1では、排泄物情報と摂取食物情報とを用いて行う総合演算処理の具体的な内容が何ら開示されておらず、推論する健康状態がどのようなものであるかも明確にされていない。従って、推論された健康状態をもとに出力される食事改善アドバイス情報が信頼に足るものかどうかも不明である。
【0007】
特許文献2に記載の技術では、摂取情報と実感スコア情報等との相関関係を主にロジスティック回帰分析により推定している。しかしながら、摂取情報と実感スコア情報等との因果関係は個々人による依存度が高いのに対し、ロジスティック回帰分析の際に各説明変数に対する相関係数がどのように設定されるかが曖昧であり、推定される相関関係の信頼性の解釈が難しい。
【0008】
特許文献3に記載の技術では、健康管理対象者のライフログ情報が評価条件を満たすか否かに基づいて健康スコアを算出している。しかしながら、評価条件情報は、例えば食事評価条件であれば、所定栄養素の摂取量が基準範囲であるか、朝食を摂っているか等、運動評価条件であれば、1日に1万歩を達成したかどうか等といった一般的な評価条件である。そのため、健康スコアは、生活習慣や身体状況に関して一般的な評価条件を満たしている度合いを示しているに過ぎない。また、健康スコアを算出して提示するだけなので、健康スコアが低いことが分かったとしても、生活習慣をどう改善すればいいのかは分からない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特許第3204400号公報
特許第7203473号公報
特開2022-130962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、人の身体や精神の状態に影響を与えている可能性のある素因を、納得感のある推定結果として提示できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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