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公開番号2025082369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195638
出願日2023-11-17
発明の名称サービス出力システム
出願人西川株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G16H 20/00 20180101AFI20250522BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザの睡眠の実情を加味することに加え、ユーザの嗜好に応じたサービスを提案でき、ユーザの生活を改善できるサービス出力システムを提供する。
【解決手段】サービス出力システム1は、ユーザ毎に、ユーザを識別する識別情報を付与する識別情報付与部51と、識別情報により識別されるユーザを特定するユーザ特定部21と、ユーザの睡眠状態を取得する睡眠状態取得部22と、ユーザが購入した商品を示す購入情報を取得する購入情報取得部52と、購入情報及び睡眠状態から、ユーザに推奨されるサービスを特定するサービス特定部と、サービスをユーザに向けて出力するサービス出力部と、ユーザの生活を改善する生活改善コンテンツを提供するコンテンツ提供部26と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザ毎に、前記ユーザを識別する識別情報を付与する識別情報付与部と、
前記識別情報により識別される前記ユーザを特定するユーザ特定部と、
前記ユーザの睡眠状態を取得する睡眠状態取得部と、
前記ユーザが購入した商品を示す購入情報を取得する購入情報取得部と、
前記購入情報及び前記睡眠状態から、前記ユーザに推奨されるサービスを特定するサービス特定部と、
前記サービスを前記ユーザに向けて出力するサービス出力部と、
前記ユーザの生活を改善する生活改善コンテンツを提供するコンテンツ提供部と、を備える、
サービス出力システム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記生活改善コンテンツは、音声コンテンツを含み、
予め設定された複数の種類の前記音声コンテンツから前記ユーザによる前記音声コンテンツの選択を受け付ける受付部をさらに備え、
前記コンテンツ提供部は、前記受付部において前記ユーザにより選択された前記音声コンテンツを前記ユーザの入眠時及び覚醒時の少なくともいずれかに提供する、
請求項１に記載のサービス出力システム。
【請求項３】
前記生活改善コンテンツは、音声コンテンツを含み、
前記コンテンツ提供部は、前記睡眠状態に応じた前記音声コンテンツを前記ユーザの入眠時及び覚醒時の少なくともいずれかに提供する、
請求項１又は２に記載のサービス出力システム。
【請求項４】
前記コンテンツ提供部は、前記ユーザの前記睡眠状態に応じた助言を提供する、
請求項１又は２に記載のサービス出力システム。
【請求項５】
前記コンテンツ提供部は、前記ユーザの睡眠状態に応じた行動変容を促す情報を提供する、
請求項１又は２に記載のサービス出力システム。
【請求項６】
前記睡眠状態に応じたポイントを前記ユーザに付与するポイント付与部をさらに備える、
請求項１又は２に記載のサービス出力システム。
【請求項７】
前記睡眠状態を前記ユーザに向けて出力する睡眠状態出力部と、
前記睡眠状態から、前記ユーザの周囲の環境を構成する機器の動作を制御する機器制御部と、をさらに備える、
請求項１又は２に記載のサービス出力システム。
【請求項８】
前記睡眠状態出力部は、前記睡眠状態として、前記ユーザの自律神経の状態、及び、前記ユーザの異常呼吸状態による健康リスク、を出力する、
請求項７に記載のサービス出力システム。
【請求項９】
前記ユーザの前記睡眠状態を、前記ユーザとは異なる他のユーザに向けて出力する共有部をさらに備える、
請求項１又は２に記載のサービス出力システム。
【請求項１０】
前記ユーザの睡眠中において、前記ユーザ及び前記ユーザの周囲において発せられた音を記録する記録部をさらに備える、
請求項１又は２に記載のサービス出力システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、サービス出力システムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
特開２０２０－１９７８２３号公報には、ユーザにとって好ましい商品を選定する情報処理システムが記載されている。このシステムは、複数の商品の中からある特定の商品を使用した際の、ユーザの睡眠中の生体データを取得する生体データ取得手段と、特定の商品を使用した際の生体データを用いて、複数の商品の中からユーザに推奨する推奨商品を選定する選定手段とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１９７８２３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
前述の情報処理システムでは、ユーザの生体データを用いて、ユーザに推奨する推奨商品を選定する。しかしながら、ユーザに推奨された推奨商品はユーザが選択したものではないため、推奨商品はユーザの嗜好に応じた商品とは異なる可能性がある。したがって、ユーザの睡眠の実情を加味することに加え、ユーザの嗜好に応じたサービスの提案が求められる。また、サービスをユーザに提案するシステムにおいては、ユーザの生活を改善することが求められる。
【０００５】
本開示は、ユーザの睡眠の実情を加味することに加え、ユーザの嗜好に応じたサービスを提案でき、ユーザの生活を改善できるサービス出力システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係るサービス出力システムは、（１）ユーザ毎に、ユーザを識別する識別情報を付与する識別情報付与部と、識別情報により識別されるユーザを特定するユーザ特定部と、ユーザの睡眠状態を取得する睡眠状態取得部と、ユーザが購入した商品を示す購入情報を取得する購入情報取得部と、購入情報及び睡眠状態から、ユーザに推奨されるサービスを特定するサービス特定部と、サービスをユーザに向けて出力するサービス出力部と、ユーザの生活を改善する生活改善コンテンツを提供するコンテンツ提供部と、を備える。
【０００７】
本開示に係るサービス出力システムでは、ユーザが購入した商品を示す購入情報を取得する。ユーザは、多くの場合、自らの嗜好に基づいて商品を購入するため、購入情報にはユーザの嗜好が反映される傾向にある。このサービス出力システムでは、ユーザの嗜好が反映された購入情報、及び睡眠状態から、サービス特定部がユーザに推奨されるサービスを特定し、サービス出力部が当該サービスをユーザに向けて出力する。したがって、睡眠状態を取得することでユーザの睡眠の実情を加味することに加え、ユーザの嗜好に応じたサービスを提案できる。また、本開示に係るサービス出力システムでは、生活改善コンテンツとして、例えば睡眠を良好にする運動を示す情報をユーザに向けて提供できる。したがって、ユーザの生活を改善できる。
【０００８】
（２）上記（１）において、生活改善コンテンツは、音声コンテンツを含んでもよい。サービス出力システムは、予め設定された複数の種類の音声コンテンツからユーザによる音声コンテンツの選択を受け付ける受付部をさらに備えてもよい。コンテンツ提供部は、受付部においてユーザにより選択された音声コンテンツをユーザの入眠時及び覚醒時の少なくともいずれかに提供してもよい。この場合、ユーザは、自ら選択した音声コンテンツを入眠時及び覚醒時の少なくともいずれかにおいて楽しむことができる。例えば、ユーザが入眠時に提供される音声コンテンツとして、入眠に適した音声コンテンツを選択した場合には、入眠時に提供された音声コンテンツによりユーザがスムーズに入眠することができる。例えば、ユーザが覚醒時に提供される音声コンテンツとして、覚醒に適した音声コンテンツを選択した場合には、覚醒時に提供された音声コンテンツによりユーザが覚醒し易くなる。
【０００９】
（３）上記（１）又は（２）において、生活改善コンテンツは、音声コンテンツを含んでもよい。コンテンツ提供部は、睡眠状態に応じた音声コンテンツをユーザの入眠時及び覚醒時の少なくともいずれかに提供してもよい。この場合、睡眠状態に応じた音声コンテンツがユーザに提供されるので、ユーザを入眠又は覚醒させ易くすることができる。
【００１０】
（４）上記（１）～（３）のいずれかにおいて、コンテンツ提供部は、ユーザの睡眠状態に応じた助言を提供してもよい。この場合、ユーザは、自らの睡眠状態に応じた助言を受けることができるので、当該助言に基づいて自らの睡眠を良好なものとすることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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