TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025020926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124565
出願日
2023-07-31
発明の名称
水洗大便器装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E03D
1/01 20060101AFI20250205BHJP(上水;下水)
要約
【課題】洗浄水タンクを比較的低い位置に配置した場合でも、重力により吐水を行いながら、十分な洗浄力を得ることができる水洗大便器装置を提供する。
【解決手段】本発明は、洗浄水タンクに貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置(1)であって、ボウル部及び排水トラップ管路を備えた水洗大便器本体(2)と、この水洗大便器本体の後部に配置されると共に、貯留している洗浄水を排水口(26a)から排出して、水洗大便器本体の流入口(2b)へ流入させる洗浄水タンク(26)と、を有し、この洗浄水タンクの底面には、平坦な低底面部(26b)と、この低底面部よりも高くなった隆起部(26c)が形成され、隆起部は、洗浄水タンクの底面前方側において、洗浄水タンクの幅方向一方の端部から中央部を含む位置まで延在し、洗浄水タンクの排水口は、低底面部の、隆起部が設けられていない方の端部に形成されていることを特徴としている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
洗浄水タンクに貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置であって、
ボウル部及びこのボウル部から延びる排水トラップ管路を備えた水洗大便器本体と、
この水洗大便器本体の後部に配置されると共に、貯留している洗浄水を排水口から排出して、上記水洗大便器本体の流入口へ流入させる洗浄水タンクと、を有し、
この洗浄水タンクの底面には、平坦な低底面部と、この低底面部よりも高くなった隆起部が形成され、
上記隆起部は、上記洗浄水タンクの底面前方側において、上記洗浄水タンクの幅方向一方の端部から中央部を含む位置まで延在し、
上記洗浄水タンクの排水口は、上記低底面部の、上記隆起部が設けられていない方の端部に形成されていることを特徴とする水洗大便器装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
上記洗浄水タンク底面の上記隆起部の最高点の高さは、上記洗浄水タンクの死水水位と略同一に設定されている請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項3】
上記水洗大便器本体の流入口は、上記ボウル部から後方に向けて延びる上記排水トラップ管路の側方に設けられていると共に、上記洗浄水タンクの排水口の真下に位置する請求項1記載の水洗大便器装置。
【請求項4】
上記排水トラップ管路は、上記洗浄水タンク底面に形成された上記隆起部の下方まで延びている請求項3記載の水洗大便器装置。
【請求項5】
上記洗浄水タンクは、水道から供給された洗浄水を上記洗浄水タンク内に吐出させるタンク給水部と、上記洗浄水タンクの水位を検出するフロートスイッチと、上記排水口を開閉する排水弁と、を有し、上記洗浄水タンクの中には、幅方向に、上記タンク給水部、上記フロートスイッチ、及び上記排水弁が、この順序で配置されている請求項1記載の水洗大便器装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は水洗大便器装置に関し、特に、洗浄水タンクに貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許第7205805号(特許文献1)には、水洗大便器が記載されている。この水洗大便器は、便器後部のリム上面よりも下側に貯水タンクを備えており、貯水タンク内の洗浄水をポンプで加圧して吐出させることにより、水洗大便器のボウル部を洗浄している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7205805号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1記載の水洗大便器においては、貯水タンク内の洗浄水を吐出させるためのポンプが必要となるので、装置が複雑化すると共に、コスト高になるという問題がある。一方、貯水タンク内の洗浄水を重力により吐出させるタイプの水洗大便器ではポンプを必要としないが、洗浄水を重力により吐出させ、ボウル部を洗浄するには、或る程度の水頭圧が必要になる。このため、貯水タンクを低い位置に配置して水洗大便器をローシルエット化すると、貯水タンク内の洗浄水の水頭圧が低くなり、ボウル部の洗浄力が不足してしまうという問題がある。
【0005】
従って、本発明は、洗浄水タンクを比較的低い位置に配置した場合でも、重力により洗浄水タンク内の洗浄水を吐出させながら、ボウル部の十分な洗浄力を得ることができる水洗大便器装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、洗浄水タンクに貯留された洗浄水により洗浄を行う水洗大便器装置であって、ボウル部及びこのボウル部から延びる排水トラップ管路を備えた水洗大便器本体と、この水洗大便器本体の後部に配置されると共に、貯留している洗浄水を排水口から排出して、水洗大便器本体の流入口へ流入させる洗浄水タンクと、を有し、この洗浄水タンクの底面には、平坦な低底面部と、この低底面部よりも高くなった隆起部が形成され、隆起部は、洗浄水タンクの底面前方側において、洗浄水タンクの幅方向一方の端部から中央部を含む位置まで延在し、洗浄水タンクの排水口は、低底面部の、隆起部が設けられていない方の端部に形成されていることを特徴としている。
【0007】
このように構成された本発明によれば、洗浄水タンクの底面に、低底面部と、低底面部よりも高くなった隆起部が形成され、隆起部が、洗浄水タンクの底面前方側において、洗浄水タンクの幅方向一方の端部から中央部を含む位置まで延在し、排水口が、低底面部の、隆起部が設けられていない方の端部に形成されている。このため、洗浄水タンク内の洗浄水が排出される際、隆起部上方の洗浄水は洗浄水タンクの後方側に向かい、さらに、排水口の設けられた洗浄水タンクの一端部のへ流れた後、水洗大便器本体の前方側へ向かう流れが形成される。この結果、洗浄水タンクの排水口から排出される洗浄水は、水洗大便器本体の前方側へ向かって方向付けられるので、水洗大便器本体の吐水口から吐出される洗浄水の水勢を強くすることができる。これにより、洗浄水タンクをローシルエット形に構成し、洗浄水タンク内の洗浄水の水頭圧が低い場合でも、ボウル部の洗浄力を高くすることができる。
【0008】
本発明において、好ましくは、洗浄水タンク底面の隆起部の最高点の高さは、洗浄水タンクの死水水位と略同一に設定されている。
【0009】
このように構成された本発明によれば、洗浄水タンク底面の隆起部の最高点の高さが、洗浄水タンクの死水水位と略同一に設定されている。このため、洗浄水排出後に洗浄水タンク内に残留する死水の量を減じることができると共に、洗浄水タンク内の死水水位よりも上側の部分の容積を大きくすることができる。この結果、洗浄水タンクの容積を小さく抑えながら、洗浄水タンクから排出される洗浄水の量を多くすることができる。
【0010】
本発明において、好ましくは、水洗大便器本体の流入口は、ボウル部から後方に向けて延びる排水トラップ管路の側方に設けられていると共に、洗浄水タンクの排水口の真下に位置する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
トイレ装置
1か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
1か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
25日前
TOTO株式会社
小便器装置
15日前
TOTO株式会社
小便器装置
15日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
洗面化粧台
1か月前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
排水弁装置
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器
1日前
TOTO株式会社
静電チャック
1か月前
TOTO株式会社
静電チャック
1か月前
TOTO株式会社
静電チャック
1か月前
TOTO株式会社
静電チャック
1か月前
TOTO株式会社
静電チャック
1か月前
TOTO株式会社
静電チャック
2か月前
TOTO株式会社
水まわり部材
21日前
TOTO株式会社
陶器素地材料
1日前
TOTO株式会社
静電チャック
25日前
TOTO株式会社
トイレシステム
28日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
1日前
TOTO株式会社
水洗大便器装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る